廃墟巡行 -tours to ruins- -4ページ目

廃墟巡行 -tours to ruins-

関東地方と静岡県を中心に廃墟探索をしています。
本人の備忘録的な意味合いが強いブログです。

[所在地]茨城県水戸市
[探索年月]2012年10月

軍艦島、摩耶観光ホテル、S診療所、足尾銅山などなど。
古くから有名な廃墟は様々ありますが、ここもそんな老舗物件のひとつ。

誰が呼んだか、通称「トランプ城」。
出オチ感の漂う外観は、廃墟界ナンバーワン!?

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壁にドーン!!と描かれたクイーンが目印。ソープランドの成れの果て

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周辺はあまり治安がよろしくないので早速内部にゴーゴー!

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oh...森で戯れる女神のレリーフが見るも無残に…そんな高尚なもんじゃないかw

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人為的な破壊が目立ちますねー。割られたガラスに、BB弾も転がってます

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天井。往時には8,000万円の黄金に輝くシャンデリアが吊り下がっていたとか

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一番左側の窓の左下。なんだろ?霊的なものじゃない…よね?( ̄∇ ̄;)アハハ

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1階は後回しにしてサクッと2階へ。上から見下ろした荒廃しきったロビー

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廊下。場所が場所だからか、低俗な落書きが目立ちますね~

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開いていたドアからムフフなプレイルーム内へ。入ってすぐにベッド!

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隣にバスルーム。お菓子のチェルシー(バタースカッチ味)みたいな柄の壁

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真っ暗な階段。ぬぁぁ、稲川御大のお名前が!大ファンなんですよ、実はw

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今夏はライブに2度(横浜関内と東京多摩)行きました♪ツタと割れた窓は鉄板

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あ!「階段」と「怪談」でかけてるのか?w使用方法が分からない器具もチラホラ

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稲川さん引っ張るのはこのくらいにしてw無駄に壮大なモザイク画ですね

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屋上。建物の裏手は林、表は現役風俗店が軒を連ねるアングラな裏通り

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動力室?配線が複雑で、見てるだけで頭が痛くなる配電盤

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パート募集の看板。45歳(゚A゚;)ゴクリ

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散らばった姫の名刺。ジーナ、カレン、メアリー、スーザン、カテリーナ・・・etc

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天井から垂れ下がった照明器具。(((n;‘Д‘))ηナンダカブキミダワァ

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この通路近辺は特にひどい荒れよう。そういえば何度か小火があった模様

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ボイラー室。どこの廃墟でも真っ暗だし、いつも通り素通り。外へ出ます

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建物向かって右側面。わー、下から見上げるとやっぱり大きいな~

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真っ白なお城の半分を覆うツタがいい味出してます。さようなら!


敷地面積600坪もの敷地に5階建てという、超大型風俗店の廃墟。
1987年の4月に鳴り物入りでオープンしたものの数ヶ月で閉店。
一説には不法滞在の外国人を働かせていたのがバレて…とも噂されています。
120分10万円と言われる料金設定にも無理があったような(^_^;)

廃墟探索を初めた頃から、ずっと一目見たいと思っていたこの廃墟。
有名物件には有名物件なりの良さがありますね。


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【アルバム】クイーンシャトー
【アルバム】クイーンシャトー by (C)ふゅーりー
[所在地]非公開
[探索年月]2012年10月

「廃病院」と聞くと、「心霊スポット」をイメージするひとは多いと思います。
この物件も地元では何年も前から肝試しの舞台として知られている場所です。

なんでも、当時の医院長が狂ってしまい、病院内の人間を皆殺しにしたとか。
そのときに殺された遺体が2体、まだこの建物内に残されているとの噂も・・・。

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霊感ないんで何も感じないんですけどねwこの白い洋館風の建物が病院棟

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木造なので、屋根や壁など、既にところどころ崩落してしまっています

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ポーチ屋根には日本の伝統的な造形である破風。懸魚は三ツ花型でしょうか

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正面から失礼します。入ってすぐ、目の前は待合室になっています

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凡庸な表現ですが、ここだけ時間が止まってしまっているよう

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当時としては大変珍しかった女医さんが、昭和初期に開業したこの病院

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診察室。荒れてはいますが、医師と患者のやり取りが聞こえてきそうです

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机の上には高価そうな顕微鏡がそのままに。後継者はいなかったようです

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飾られた表彰状。きっと地域のみんなから愛される、優秀な方だったのでしょう

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診察室の隣の部屋。医療器具に混じって、生活雑貨も散乱しています

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クチが開いた往診カバン。中身は聴診器やノートなど

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2階への階段。これ・・・物理的に登れるのかな・・・?

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ふぅー、なんとか2階へやって来ました…。廊下、腐り落ちてますね(-_-;)

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それでも無事な箇所を選び、ゆっくり一歩一歩、慎重に進みます

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左のは手術台?他にも身長計などの医療器具がたくさん

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山積みの書物。専門書だけでなく、ご婦人向け雑誌も数多くあります

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こっちの部屋は完全に倒壊する寸前。危険なので近寄れず

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さっき登ってきた階段。生きた心地がしないのでさっさと降りましょう

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病院棟の隣に位置する入院棟。白樺を思わせるような爽やかな色合い

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入り口。左にウドラーの腕が写り込んでいますがキニシナイ・・・木だけに(爆)

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ふぉぉ、こっちの建物も廊下の床が抜けているのでまともに歩けない・・・

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患者さんが入院していたであろう部屋。ぶら下がった裸電球がなんとも

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唯一の階段が落ちてしまっているので2階へは行けず

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病院棟正面にある女医さんのお宅。少しだけ見せてもらいましょう

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玄関には多数、動物の剥製。こういうのが好きなひとって多いんでしょうか?

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頑丈そうなブラウン管テレビ。映らなくなったときはバンバン叩くんですよねw

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家捜しされた室内。泥棒か、はたまた肝試しの若者の仕業か

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幼い男の子が、おねえちゃんと呼ぶ入院患者の女の子に宛てた手紙

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寝室。ベッドの上には何故か剥製(~o~;)床も天井も長く持ちそうにありません

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重厚な金庫。取っ手を持ち、ひと思いに開けるとッ!!・・・もちろんカラっぽw

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張られたシートの青が、廃屋内を幻想的な空間に演出しています

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モノクロ写真。若かりし頃の女医さんの姿もどこかにあるのでしょう

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敷地内には他にも数棟の木造の建築物が。これは便所かな

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農機具かなんかを保管する小屋?車庫かもしれません

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緑に囲まれた廃病院。心霊的な要素は何ひとつありませんでした


周囲には川が流れ田畑が広がる、典型的な田舎の集落。
僕の郷里もこんな環境なので、ノスタルジーに浸りながらの探索となりました。
このような場所だからこそ、医師と住民の繋がりは深かったものと思います。

女医ということで、差別的な目で見られていたI先生。
「女に医者が務まるはずがない」「地主のせがれに色目を使っていた」
精一杯やっているのに陰口を叩かれる日々に、心も身体もボロボロ。
しかし、献身的に治療をする姿に、ひとりふたりと心を動かされていく村人たち。
厳しい労働環境にも負けずに努力を重ね、次第に周囲に認められていく彼女。
それを妬む村の女たちによって、ついにあの忌まわしい事件が起こる・・・・!

というような三文ドラマを勝手に妄想しながらこの地を後にしました。


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【アルバム】I病院
【アルバム】I病院 by (C)ふゅーりー
[所在地]非公開
[探索年月]2012年8月

街なかに突如として現れる異空間。
明治期に自由民権運動家として名を馳せた人物の旧宅。
高い柵と樹木に囲まれ、中の様子を窺い知ることはできません。
でも・・・・・・・、「わたし、気になります!」

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ということでやってきました。カンボジアかどこかの密林遺跡ですか、ここはw

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玄関ポーチ。壁の腰部分は、昭和初期に流行したスクラッチタイル張り

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内部へ。廃墟特有の饐えた臭いに、動物の糞の臭いも混じります

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これは見るからに洋館ですね(←当たり前)。扉の意匠も凝ってますねー

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正面入ってすぐ左の部屋。暖炉!ロッキングチェアに揺られながら読書したい

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ベロベロの壁紙。家具はやはりアンティーク。お値打ち物なんでしょうかね

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暖炉の上には、お父様でしょうか?初代議長の肖像が置かれています

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一瞬ギョッとした入れ歯。H氏の使用していたものでしょうか

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ファサード(建築物の正面)のアクセントになっている出窓

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埃の積もった便器。トイレひとつとっても、古き良き香りがします

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ボロボロの狭い和室。湿ったぬるい風が吹き抜けていきました

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空っぽの仏壇。位牌などは親族の方たちが持っていったんでしょうね

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こちらも和室であっただろう隣の部屋。残されているのは家具のみ

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建物中央部あたりの広い部屋。油断すると床を踏み抜きそうです

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廊下に積まれたテーブルやふすま等

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台所。壁に付着した煤(すす)。長年の調理によるもの…だよな多分

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傘付きの電球が味のある洗面所。窓からは草しか見えず

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立派なお屋敷に不釣り合いな、小さなお風呂。洗濯機、邪魔でしょw

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振り返ると、これまた控えめな富士山の絵タイル

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この辺は壁も天井も真っ黒。すすわたりの仕業かもしれませんw

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1階を一周して建物正面側に戻って来ました。方角は、こちらが南ですね

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古い建物定番の、反故紙が使われたふすま

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炊事場まで戻って、階段を上り2階へ

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朽ちてしまった木製の窓枠

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2階北東端の部屋。壁に付着しているのは、恐らくカビ。タンスも全部カラです

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人ひとり入れそうな、大きな桐の衣装箱。怖いので開けませんw

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2階の大部分を占める、この洋館で最も広い部屋

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南北にそれぞれ備わった、モダンな半円の4連アーチ窓

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荒れたバルコニーに出てみました。ここも雑草天国!

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2階もひと通り見終わったので、更に上の階を目指しましょう

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手すりの細工もお洒落。さて、この上はプールがあるという屋上でしょう!

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・・・・・・・・・・無いじゃん!プール無いじゃんww単なる噂だったのかなぁ

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少し落胆しちゃいましたが進みましょう。目の前にシンボルの高い煙突

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洋館はこれでコンプリート!階段をグルグル降ります

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上から見下ろした2階の廊下部分。壁は漆喰じゃなくてコンクリート?

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再び玄関ホール。素敵な近代建築でした。ありがとうございました

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この「やっこさん」が縦に繋がったみたいな扉のガラス部分、好きです

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洋館の外観。これで終わりじゃないんですよねー。敷地内にはまだまだ建物が

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真下から見上げる煙突。ポッキリいっちゃいそうで怖いなー

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木造の家屋が見えています・・・が、行けるかなぁ、あそこまで・・・

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なん・・・とか・・・、辿りつけました。訪問する季節を間違えたな(´Д`)ハァ…

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家自体が傾いちゃってます。足元もおぼつかないので慎重に進みましょう

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外から見る以上に倒壊が進んでいます。半分以上がペシャンコ

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落ちていた漢文の書物。相当古い時代の物のようです

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感謝状。村役場に火鉢を寄贈した際に、村長さんより贈られた書簡

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地域貢献にも積極的に力を注いでいた方だったみたいですね

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完全に倒壊するのも時間の問題でしょう

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隣にある土蔵内部。床は抜けてるし、狭いしで、写真撮るのも一苦労

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土蔵2階。散乱した衣類は、分解され土に還ろうとしています

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土蔵階段。ホントよく上がってきたな…w危ないので早く出ましょう

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敷地内には、他にも崩れた木造の建築物が見られます。最早何か分からず

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洋館屋上から見えた、もう1棟の木造の建物へも行ってみますか

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こっちもご覧の有様。足元には昭和42年の日経新聞が落ちています

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何かの書類が撒き散らされた室内

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これら木造家屋は、誰が使っていたんでしょうかね?

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そして、一番の謎。同じ柵で囲まれた地内に廃郵便局。何故???

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同じ名前の郵便局は、現在では別の場所にあるので移転→廃墟化したのでしょう

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H邸と局の間には低いフェンスがあるけど、現役当時はどうなってたんだろ

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局員さん手描きの、特別養老保険のプレート

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局からのお知らせ。空白箇所が多すぎてよく分かりませんw

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残留物は特に無し。すぐそばを車の走る音がします

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キャビネットにも何も残されていません

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タイル張りの洗い場。蛇口を捻っても、もちろん水は出ません

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これで敷地内すべての建物を廻りました。ありがとう、郵便局!

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鉄壁のコンクリート要塞、H邸。これにて探索完了!お邪魔しました


明治から大正に渡って活躍した、とある政治家H氏が建てたこの洋館。
当時としては珍しいRC造のこの建物は、昭和3年に建てられました。
昭和初期のモダニズム建築としてはかなり大きな規模を誇っています。

彼は豪農の家に生まれ、幼くして漢書や外国語を学んだといいます。
「東洋のルソー」と呼ばれた中江兆民とも浅からぬ縁がありました。
明治中頃、衆議院議員に初当選、この地域出身者としては唯一の国会議員として、地域の発展に尽力しました。

本建物は、歴史的観点、建築史的観点、どちらからから見ても貴重な資産であると思います。
このまま自然に任せ朽ちさせるのは実にもったいないですね。


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【アルバム】昭和初期の洋館H邸
【アルバム】昭和初期の洋館H邸 by (C)ふゅーりー