[所在地]新潟県東蒲原郡
[探索年月]2010年5月
「 新潟県の山奥に、古代神殿の遺跡が眠っているらしい・・・ 」
そんな噂を聞けば、自称・廃墟探検家としての血が騒ぐってもの!
前日のニュースで同地帯でクマ出没の報道を見たけど関係なし!?
いざ、最果ての地ザナルカンド(←違う)へ、レッツゴー(/*´∀`)o

ハイキングハイキング、ヤッホーヤッホー♪ひたすら林道を突き進みます

やがて川が見えてきました。目指す目的地は、この川をずーっと上ったところ

街なかとは空気が違いますね。気持ちいいけど…今更ながらクマ怖い(ノД\lll)

普段クマの脅威にさらされる地域に住んでいないので生態が分からない・・・

おーっと、これは滑落の恐れあり!慎重に、慎重に・・・ヘ(・・ヘ)。。ソーット

もういい加減歩くのに疲れたところで小さな遺構?を発見。小屋の跡かな

木々の向こう側になんか見えるんだよなー。イヤだけど川を渡るかぁ(-_-;)

こ、これが件の遺跡ッ!足から伝わる水の冷たさも忘れて見惚れちゃう

ドーン!!ここが目的地の持倉鉱山跡。この建造物は元鉱山事務所らしい

佇まいはローマかどこかの古代遺跡そのもの。ここ日本ですよねΣ(゚д゚;)

建物を形成するはカラミ煉瓦。銅の精錬過程で発生する鉱滓から作られたもの

この黒いレンガは鉄分を大量に含んでいるので、すごく重くて丈夫だそうな

ホント美しい…。もうなんかため息しか出ませんよ(*´Д`)=3ハァ・・・

このゆったりとした雰囲気と、ポカポカ陽気に誘われてちょっと一休みw

セフィロスのコスプレをしたひと(※)が座ってたら絵になりそうな光景

石の隙間から芽吹く草花。太古から続く生命の営み(←コレ言いたいだけw)

ゼンマイの一種?そういえば林道で山菜採りの人ともすれ違ったっけ

小型の煙突みたいなやつ。何なのかは知る由もなし

当時はもちろん上に屋根が乗った、れっきとした2階建ての建物でした

それがこんなんなっちゃうんだもんなー。豪雪地帯ってのもあるんだろうな

アーチ部分が崩れてしまった外壁の一部。やがては全てが土に還るのでしょう

対岸にそびえるは精錬所の遺構。スニーカーでザブザブと川を越えます

こっち側は敷地全体を草木が覆っていて、容易にはその全容がつかめません

ドラクエの世界だったら、リカント辺りとエンカウントしそうな地形を進みます

穴の中は崩れていて入れそうもないな。コウモリもいそうだ(*_*;

とにかく縦横無尽に伸びる枝が邪魔で、まともに写真が撮れない、、、

上を見上げると、斜面に沿って随分な高さまで構造物があるのが分かります

まるでマヤ遺跡の祭壇へ続く階段のよう。この通路の先に待つものは・・・

ズバリ大煙突!ポッカリと口を開けた煙道への穴。誘い込まれるように中へ

階段のような構造をしている大煙突内部。上に行くにつれ狭くなる構造

もちろん上へには登れないので、しばらく感傷に浸った後に外へ出ます

江戸時代に発見されたこの鉱山。主に銅と蛍石の採掘を行なっていました

大正2年頃にピークを向かえましたが、銅価格の下落に伴い大正9年に休山

その後昭和17年に採掘が再開されたものの、38年に完全に閉山となりました
今回、この廃鉱山探索中にふたつの出会いがありました。
苦労して事務所跡に到着したときのこと。
建物近くの川べりに地面をじっと見つめている人影が。
近づいてみると登山ルックに身を包んだ壮年の男性でした。
何でも趣味で鉱石の収集をしているそうで、拾ったばかりの蛍石を見せてもらいながら、30分ほどこの鉱山についての話を聞かせてくれました。
その方はもっと上流まで行くそうで、そこで別れました。
鉱山からの帰り道。
来た道をヘトヘトになりながら引き返している途中、写真にもある砂防ダムのコンクリート部分で、シートを敷いて休憩をしているご夫婦を発見。
挨拶をして通り過ぎようとしたところ、「どこまで行ってきたの?少し休んで行ったら?」とのお誘い。
飲み物、お手製のおにぎりと、ウィンナーなどおかずまでご馳走になりながらしばし談笑していると、上流の方からさっきの鉱石収集家の方が。
「疲れたから引き返してきちゃったよ」と笑いながら話すその方も含め、青空の下、見ず知らずの方々とお弁当をつつく。
廃墟の素晴らしさ以外にも、人の温かさを強く感じた旅となりました。
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(C)ふゅーりー