新人公演のもたらす効用 | furuzukka 24時間タカラヅカ
先日スカステで、雪組新人公演「壬生義士伝」視聴しました。




ブログにも何度か書いたのですが、あみちゃんのお顔が好きなので、それだけでも嬉しいのに、原作から大好きな壬生義士伝の新人公演主演。
放送を楽しみにしていましたラブラブ


その、楽しみにしていたあみちゃんはもちろん、芝居巧者のみちるちゃんやすわっち、新撰組の面々も、えっ?これ新人公演?と思うようなクオリティの高さで、見応えのある素晴らしい新公だなと感動しましたおねがい


かりあんくんとはいちゃんの“斎藤・沖田コンビ”は特に好きだなぁーラブ


年齢的に、近藤と土方は30代前半ですが、沖田は26,7、斎藤はそれより2歳年下です。案外若いので、新公キャストでちょうどぐらいの年令かも。
吉村は沖田より2つ上で妻子もいるので、あみちゃんは、“吉村には若すぎるのでは?”という懸念もありましたし、苦労をくぐり抜けて来た感をどう出すのかな?と思っていましたが、“純粋な人”という印象を強く受けたので、それでオールOKだったかなぁと。
何より、お歌が素晴らしかったし合格


みちるちゃんもさすがでしたキラキラ
この新公のステージトークもスカステで見たのですが、




新公が終わった時にだいもんときーちゃんが来てくれて、「良かったよー!」と言ってくれて2人で号泣したそうです。


こういうトークショーなどのお話や、お茶会などでお話を聞くにつけ、新公学年内の大変さや重圧は計り知れないなと思いますが、これがあるから舞台人としての技術や精神面が成長するということの他に、“苦労を共にする=互いの絆を深めながら学年が上がっていく”という貴重な時間であり経験であり、その中からトップスターやトップ娘役が出て来た時に、心から「この人のためにも頑張ろう!」という気持ちを植え付けるための時間でもあるのではないかと思います。(なので落下傘は好ましくないとも言えます…)


同期とはまた違った関わり方でしょうが、そんな中で尊敬の念や、逆に親しみも生まれてくるだろうし、必要な時間なのだと。


もえこが『リッツホテルぐらい大きなダイヤモンド』でバウ初主演した時、初日の出待ちでたまたまこってぃの会の後ろに立っていてお話を聞けたのですが、


「瑠風さんがご挨拶されているのを見て、あぁ新公長の時もこんな風にご挨拶されていたなぁと思うとジーンと来て泣きそうになった」


というようなことを仰っていました。
それを聞いて、苦労を共にしていた中だからこそ湧いてくる感情なのだろうなと思いました。
そういう思いはこってぃに限らず、一緒に新公を作り上げて来た人たちみんなが、互いにこの先もずっと持ち続けるのではないかと思います。


そしてもう一つ、本役さんたちにとっても、新人公演はある意味「学びの場」になるのではないかなとも思いました。
もちろん技術的なことは比べるべくもありませんが、自分とは違う役へのアプローチの仕方やぶつかり方を見て「なるほどこういうのもあるか」と思えたり、お稽古し始めの初心に帰れたりすることもあるかもしれません。


演出家の先生が違うというのも、先生にとっても生徒たちにとっても挑戦できる部分や勉強出来る部分があるだろうし。


そんな大切な場、新人公演が当面中止というのは残念でたまりません。
また必ず復活することを切に願います。


ただ一つこの新公で困った(?)のは、


「土方さんは、めんどくせぇと言いながら、何事もめんどくさがらずにやる人ですから」


という沖田のセリフが出てくるたびに、NZMの


「土方さんは、めんどくせぇと言いながら、何事もめんどくさがってやらない人ですから」


というセリフが浮かんで笑ってしまったことです爆笑
罪なのぞコン、罪な齋藤先生爆笑







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