過去の日記に書いた本のレビューを転載してみました。
誰も書けなかった死後世界地図
A.ファーニス
19世紀のロンドンに生きたA.ファーニス氏という霊媒が、生前イタリアの貴族であったフランチェッチオという霊人が語る言葉を書き留め、それを本にした「スピリットランド」という本が原本となったものです。1、2はその内容の意味するところの説明が書かれています。3が実際のフランチェッチオに起ったことを物語にして書かれたものです。
3が一番取っ付きやすかったのですが、元は共通ものからの説明なのでどれから読んでもいいと思います。
さて、この本の一番の衝撃は、地獄は存在する。ということです。
あの世は、いくつかの階層に分かれていて、この世の地表にあたる世界を境にして、地下の世界にはこの世での罪によって導かれる国があるということです。
また、地表より上の世界もいくつもの階層に分かれていて、その行いによって到達する世界がかわってくるとのこと。ただ、魂を向上させたいという意思があれば地下から這い上がることもできるし、また、そうした人たちの手助けをすれば、さらに高い階層に到達できるとのこと。
この本は、まさにタイトル通り、そうした死後の世界の地図が描かれています。
こういったことは、最近読んできたスピリチュアル系の本にはあまり描かれていなかったので衝撃をうけました。いわゆる既存の宗教が、説明してきた天国と地獄とはこのことだったのかという、やはりそうだったのかという感じです。
かつて、こういったことがわかりやすく説明されていたのが、丹波哲郎の「大霊界」でした。
(もはや、この手のものは、マイナー、ニッチとなり果てた。。。)
自殺がなぜよくないか、ということにもふれられています。
自殺をしてしまうと、霊界に行く準備がまだ整っていないために、自身の体と魂の糸が切れないということです。自分の体とリンクが切れないということは、例えば、誰にも発見されないような場所で自殺したりすると、この世に残っているからだが腐敗して無くなってしまうまでその体の痛みを感じてしまうので、非常につらいことであるそうです。
ほかにも、悔い改めの国という国があり、そこは生前したことのすべての悪行が相手の立場にたった状態で、映像で見せられるという非常につらい試練の場所だということです。
なにか、キリスト教や仏教で論じられる「地獄」というものと似ているとは思いましたが、地獄がなぜあるか、という本質が語られている点でぜひとも一読をお勧めします。
また、なぜ人は生まれてきて生きたいと考えるのか、という部分もなるほど~と思う表現がありました。
創造主という自分の親に近づきたいという思い
スピリチュアルを信仰する人の中で、宇宙や終末観などを支持する人の多くの表現が、このことの変換された表現なのだと感じさせられました。
誰も書けなかった死後世界地図
誰も書けなかった死後世界地図
A.ファーニス
19世紀のロンドンに生きたA.ファーニス氏という霊媒が、生前イタリアの貴族であったフランチェッチオという霊人が語る言葉を書き留め、それを本にした「スピリットランド」という本が原本となったものです。1、2はその内容の意味するところの説明が書かれています。3が実際のフランチェッチオに起ったことを物語にして書かれたものです。
3が一番取っ付きやすかったのですが、元は共通ものからの説明なのでどれから読んでもいいと思います。
さて、この本の一番の衝撃は、地獄は存在する。ということです。
あの世は、いくつかの階層に分かれていて、この世の地表にあたる世界を境にして、地下の世界にはこの世での罪によって導かれる国があるということです。
また、地表より上の世界もいくつもの階層に分かれていて、その行いによって到達する世界がかわってくるとのこと。ただ、魂を向上させたいという意思があれば地下から這い上がることもできるし、また、そうした人たちの手助けをすれば、さらに高い階層に到達できるとのこと。
この本は、まさにタイトル通り、そうした死後の世界の地図が描かれています。
こういったことは、最近読んできたスピリチュアル系の本にはあまり描かれていなかったので衝撃をうけました。いわゆる既存の宗教が、説明してきた天国と地獄とはこのことだったのかという、やはりそうだったのかという感じです。
かつて、こういったことがわかりやすく説明されていたのが、丹波哲郎の「大霊界」でした。
(もはや、この手のものは、マイナー、ニッチとなり果てた。。。)
自殺がなぜよくないか、ということにもふれられています。
自殺をしてしまうと、霊界に行く準備がまだ整っていないために、自身の体と魂の糸が切れないということです。自分の体とリンクが切れないということは、例えば、誰にも発見されないような場所で自殺したりすると、この世に残っているからだが腐敗して無くなってしまうまでその体の痛みを感じてしまうので、非常につらいことであるそうです。
ほかにも、悔い改めの国という国があり、そこは生前したことのすべての悪行が相手の立場にたった状態で、映像で見せられるという非常につらい試練の場所だということです。
なにか、キリスト教や仏教で論じられる「地獄」というものと似ているとは思いましたが、地獄がなぜあるか、という本質が語られている点でぜひとも一読をお勧めします。
また、なぜ人は生まれてきて生きたいと考えるのか、という部分もなるほど~と思う表現がありました。
創造主という自分の親に近づきたいという思い
スピリチュアルを信仰する人の中で、宇宙や終末観などを支持する人の多くの表現が、このことの変換された表現なのだと感じさせられました。
誰も書けなかった死後世界地図