法然上人ゆかりの浄土宗総本山《知恩院》 | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮りしながら、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

おやじの百寺巡礼

         ≪NO59≫

 

知恩院(ちおんいん)京都市

        令和6年3月6日(水)

 

京都の寺を4日間で13ヵ寺巡る旅

今日はその3日目です。

曇天ですが

雨の心配は無いようです。

 

大宮五条のバス停から

207系統の市バスに乗り

祇園で下車しました。

 

八坂神社の真ん前です。

5分ほど歩いて

知恩院という石標を見つけました。

 

新門をくぐり

智慧の道」を歩き「三門」を目指します。

 

正面に巨大な三門が

見えてきました。

京都三大門(東本願寺御影堂門・南禅寺三門・知恩院三門)

一つですが、ひと際巨大です。

 

2層の二重門で、高さ24m、瓦7万枚を使用する

日本最大の三門です。

正面の扁額に「華頂山(かちょうざん)」と

大きく書いてあります。

三門前で一礼し

下をくぐりました。

正面に石段が見えます。

男坂」です。

脚の弱い方は

右手の「女坂(女人坂)」を通るようです。

もちろん男坂を選びました

登り切ったすぐ左に

霊塔他の宗派でいう多宝塔でしょうか)」がありました。

そしてその隣には

阿弥陀堂」です。

浄土宗では「阿弥陀如来」を

唯一の信仰対象としています。

この堂の中には

もちろん

黄金色に輝く

阿弥陀如来坐像」が

安置されています。

 

正面には

ひと際大きな

御影堂(みえいどう)がどっしりと

構えていました。

中に入れそうなので

入ってみました。

内陣には

須弥壇の上に

法然上人像」を納める厨子が

安置されています。

 

御影堂を出て

小さな池にかかる石橋を渡り

納骨堂」もお参りしました。

 

そしてその隣の「宝佛殿(ほうぶつでん)

の横を通り

大鐘楼(だいしょうろう)

に向かいます。

 

結構な石段を上り

大鐘楼を見上げました。

昔からNHKの大みそかの番組

ゆく年くる年」で

大勢の僧侶が

除夜の鐘」を撞くのが

放映されています。

 

最も私は

ここ十数年

坐禅会でお世話になている

お寺の「除夜の鐘」を

撞いているので

見ることはないのですが。

 

現在は放映されているのでしょうか?

 

大鐘楼の場所から石段を降り

法然上人御廟」を

目指しました。

法然上人のブロンズ像を左に見て

石段を上ります。

登り切った正面に

勢至堂(せいしどう)」がありました。

そして

また石段を上って所に

法然上人御廟(ほうねんしょうにんごびょう)

がありました。

ここでしばし、正座して

南無阿弥陀佛」を唱えさせて

頂きました。

 

再び御影堂の前に立つと

外陣で

特別な日中法話があると

書いてありましたので

再び中に入りじっくりと

法然上人のお念仏」という

法話を聴かせていただきました。

 

知恩院浄土宗大本山です。

お念仏の時に唱える

南無阿弥陀仏

同唱十念」が

たびたび聞こえていました。

 

私の家も浄土宗なので

菩提寺で法事の時に聴く

このお念仏の唱え方に

とても親近感がありました。

 

知恩院を出ても

この「南無阿弥陀仏」の

お念仏

しばらく頭の中を

ぐるぐると

駆け巡っていました。

    (R6.3.16記)

 

知恩院(ちおんいん)

【宗 派】 浄土宗総本山

【寺 号】 華頂山知恩教院大谷寺

        (かちょうざんちおんきょういんおおたにでら)

【所在地】 京都市東山区林下町400

【電 話】 075-531-2111

【拝観時間】9:00~16:00

【拝観料】 境内自由 庭園400円

【交 通】 市バス知恩院前、または祇園下車徒歩5分