新幹線から見える五重の塔に憧れて | 乗り鉄親爺の寺巡り

乗り鉄親爺の寺巡り

鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮ながら、時々計画を立てて、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

おやじの百寺巡礼

         ≪NO53≫

 

東寺(とうじ)教王護国寺

       《京都市

      令和6年3月4日(月)

 

西本願寺を出て

徒歩で大宮五条近くの

ホテルへ向かいました。

 

早めのチェックインでしたが

少し疲れたのと

荷物を部屋に置き

身軽になりたかったのです。

 

少し休み

東寺行バスのルート番号を調べ

近くのバス停に向かいました。

 

東寺には

207番のバスに乗れば

乗り換えなしで到着できるはずです。

 

何十年ぶりの

市バス乗車なので

少し心配でしたが

無事「東寺東門前」に到着です。

 

慶賀門(けいがもん)をくぐり

 

大きな屋根の「食堂(じきどう)を眺めながら

拝観受付所を目指します。

 

しだれ梅紅梅、白梅の向こうに

お目当ての「五重塔」を望みます

 

満開のピンクの花の向こうに

五重塔を望みます。

 

なんと河津桜でした。

濃いピンクの花の向こうに見える

五重塔はなかなか素敵です。

 

その憧れの五重塔

特別拝観ということで

今回、初層内部に入ることができました。

 

中の写真は撮れないので

資料から拝借しました。

 

重文の「講堂です。

中に入ると

弘法大師の密教の教えを表現する

立体曼荼羅(りったいまんだら)

ものすごい迫力で

迫ってきました。

講堂も内部の写真撮影は禁止なので

資料から拝借です。

 

金堂には「薬師如来座像を中心に

日光菩薩月光菩薩の立像が

安置されていました。

 

きれいな立ち姿の五重塔はどこから見ても

絵になります。

 

毘沙門堂(びしゃもんどう)です。

 

そして向かいには

大師堂(だいしどう)、別名 御影堂(みえいどう)

が建っています。

宗派によって御影堂は

ごえいどう」とも「みえいどう

とも読むのですね。

中には「弘法大師坐像が安置されています。

 

鐘楼(しょうろう)の周りにも

河津桜が咲いていました。

 

最後に「大日堂にもお参りしました。

 

あたりがすこしずつ

うす暗くなってきました。

 

あの新幹線から見える

美しい五重塔が建つ寺は

東寺であることは知っていましたが、

弘法大師を祀る真言密教の寺

あることは

今回訪れるまでは

全く知りませんでした。

 

そして正式な名前が

教王護国寺(きょうおうごこくじ)

であることも。

 

宗派を超えて

いろいろな寺を巡る

百寺巡礼です

 

まだまだ知らないことばかり。

これからも

楽しい寺巡りが続きます。

      (R6.3.12記)

 

東寺(とうじ)

【宗 派】 東寺真言宗本総本山

【寺 号】 八幡山教王護国寺

        (はちまんざんきょうおうごこくじ)

【所在地】 京都市南区九条町1

【電 話】 075-691-3325

【拝観時間】8:30~17:30

【拝観料】 五重塔内部拝観込(800円)

【交 通】 JR京都駅より徒歩15分