やったぞ!中山道完歩!! | 乗り鉄親爺の寺巡り

乗り鉄親爺の寺巡り

鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮ながら、時々計画を立てて、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

令和5年4月27日(木)

 

約2年前、

退職と時を同じくして

中山道を歩く旅を始めました。

 

3人の仲間で旧道部(きゅうどうぶ)

と命名し、

一緒に中山道完歩

目指すことになりました。

(途中、自転車で中山道を走っていた

 まだ現役の仲間が一人加わり、

 一緒に歩いてくれました。)

 

そんな仲間の中で

私は最年長なのです

 

本来なら

江戸日本橋を出発して

京の三条大橋まで

連続して歩くのが順当なのでしょう。

 

ですが、

仲間それぞれの予定もあります。

なので

歩き始める宿場町を決め

次の目的の宿場町まで

車や電車、

夜行バスを利用したり、

目的地近くのホテル宿泊も

たくさんしました。

 

そして

 

何とか六十九次を歩きとおし

中山道完歩となったのです。

 

仲間との予定が合わず

一人で歩いたこともありました。

たまに妻に同行をお願いしたこともありました。

 

実は昨年の12月27日

完歩となる予定でしたが

雪と寒さに阻まれ

あと数キロのところで

残りは延期となっていたのです。

 

季節が良くなる春

ということで

今回の中山道完歩旅

なったのでした。

 

出発は信州和田宿

脇本陣前を朝8時30分に

歩き出しました。

 

ありがたいことに

晴天です

 

気持ち良く歩けそうです。

 

和田宿の高札場(こうさつば)

 

曲水の句碑

 

順調に足を進める同行者達

 

懐かしい看板も見ることができました。

 

江戸日本橋より五十里目鍛冶足の一里塚跡です。

傍らには道標「右諏訪街道、左松澤街道」の

文字が彫られています。

 

途中、トレイルランの青年遭遇。

京都から日光まで570K

例幣使みちジャーニーラン」という

ゼッケンをつけている。

がんばれ~!」と後ろ姿に声援を送りました。

 

バス停茅葺き屋根で趣があります。

信州の中山道

こんなところも素敵です。

 

街道脇の河川春を感じさせます。

 

双体道祖神を見つけることも

街道を歩いていて

心が安まるひと時なのです。

 

両塚を残している唐沢の一里塚跡です。

旧街道両側に塚が残っている一里塚

中山道でもほんのわずかです。

 

 

太陽塚の上の木から差し込んでいるます。

 

いよいよ、最終目的地和田峠入口

見えてきました。

 

この和田峠も昨年歩きましたが、

旧中山道の中でも最大級の難所でした。

 

到着!

約二年間で

総歩行距離550㌔となりました。

よく頑張ったものだとおもいます。

 

苦しい時もあったが

楽しい時のほうが

だんぜん多かった。

 

仲間たちに感謝感謝です。

 

次は東海道だ!

 

打ち上げの酔いにまかせて

リーダーが宣言していました。

 

年齢のこともあるので

少し考えましょう。

 

心地よい酔いのなかで

でも頑張ってみようかな

少し思っている自分がいました。

          (2023.4.28)

 

中山道

中山道は東海道と並び、江戸日本橋と京三条大橋

結ぶ日本を代表する街道です。

江戸日本橋ー板橋ー浦和ー熊谷ー深谷ー倉賀野ー

安中ー坂本ー碓氷峠ー軽井沢ー岩村田ー望月ー

芦田ー笠取峠ー和田峠ー下諏訪ー塩尻峠ー洗馬ー

奈良井ー鳥居峠ー妻籠ー馬籠峠ー中津川ー十三峠ー

琵琶峠ー太田ーうとう峠ー関ケ原ー醒ヶ井ー

摺針峠ー愛知川ー草津ー大津ー三条大橋

を通り全部で六十九の宿場があります。