2023.4.17
ブリュナエンジンって何?
一般的には
知らない人ばかりだと思います。
しかし、
私の地元では
かなりの人が知っているのです。
孫の小学5年生に聞いたら
「ブリュナーって知ってるよ。」
でした。
世界遺産の富岡製糸場の
設立に携わった
フランス人の
生糸技術者、ポール・ブリュナー
のことなのです。
そのブリュナーが
生糸を大量生産するために
フランスから輸入した
繰糸機の動力源が
ブリュナエンジンという
蒸気エンジンなのです。
現在、富岡製糸場には
そのレプリカがあり、
日祭日には
実際に動いているのを
見ることができます。
その本物が明治村にあることを
聞いていたので
岐阜の寺巡りの帰りに寄ってみました。
良く晴れた日でした。
でも平日なので
人影はまばら・・・。
蒸気機関車(SL)も残念ながら
動いていませんでした。
明治村の北入口から入ったのは
目的のブリュナエンジンが
多分4丁目というゾーンに
展示されているのでは
と思ったからでした。
明治村はとても広いのです。
1丁目から5丁目まで
全部歩くには
1日以上かかってしまいます。
北入口から入ると
まず5丁目の
「帝国ホテル中央玄関」
が見えてきます。
建物内も自由に見ることができ
ほんとに凄いです。
遊歩道もきれいに整備されていて
見ごたえのある
明治の建物が随所に展示されています。
聖ザビエル天主堂
天気が良いので
天主堂内のステンドガラスが
とてもきれいでした。
小泉八雲秘書の家(駄菓子屋)と
本郷喜之床(床屋)
そして4丁目に入り
お目当ての鉄道寮新橋工場・機械館が
見えてきました。
多分この中に
あのブリュナエンジンが・・・と思い
ボランティアガイドさんに尋ねると
ありました、ありました。
せっかく遠くから見に来てくれたのだからと
特別に動かしてくれました。
実際は蒸気でもっと早く動くのだけれど
明治村では電気で動いていました。
レプリカより少し動きが遅いですねと質問したら、
蒸気で動かすのには
何時間も前から
準備をしないといけないので
電気で動かすようにしたのですが、
どうしても
動きが遅くなってしまうのです。
と答えてくれました。
他にもいろいろ
ボランティアガイドさんが
本当に詳しく説明してくれました。
ありがたかったです。
勉強になりました。
次に「菊の世酒蔵」へ
内部は昔の酒造りの道具展示で
飲める酒は置いてありませんでした。
あたりまえでした(笑)。
そして
東京駅警備巡査派出所や
前橋監獄雑居房にも寄りました。
今回は
時間があまりなくて4丁目まで。
次回はもっと余裕をもって
じっくり廻ってみたいと
思いました。
(2023.4.22記)