2度目東北列車旅 《No.2》 | 乗り鉄親爺の寺巡り

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鉄道大好き親爺が列車や車で、写真を撮ながら、時々計画を立てて、大好きな作家五木寛之さんの「百寺巡礼」のように全国の寺巡りをしています。

2022年9月10日

おやじの乗り鉄列車旅(NO2)

(東北 乗り鉄旅 第2回)

 

秋田の朝は晴れていた。

ホテルの窓から見える千秋公園

緑が鮮やかである。

お堀の蓮もピンクの花を咲かせている。

 

早朝散歩に出かけた。

ランニング、犬の散歩などの人たちも多く見られた。

久保田城跡である千秋公園は、秋田の人達にとって

憩いの場所であるようだ。

 

本日の夜の花火大会の準備も万端の様である。

 

朝の散歩は秋田駅から数分の「秋田市民市場」での朝食を摂る目的もあった。

市民市場は朝5時から開いているが定食のの店は7時開店だという。

開店と同時に店に入ったがすでに数組の客が朝食ができるのを待っていた。

 

朝定食である名物の「ピリ辛さんま」と

炊き立てのご飯「あきたこまち」が

相性バッチリであっという間の完食であった。

市場内を歩いてみた。

生鮮食品は買うことができないが、

こういう雰囲気が大好きなのである。

角館のお菓子「もろこし」と「あんずのシソ漬け」を買った。

 

秋田駅からは五能線の「リゾートしらかみ」に乗る予定だったが

8月の大雨によって鯵ヶ沢から青森の区間しか動いていない。

奥羽本線の特急「つがる」も一部代替バスによる運航であり

時間が読めないので乗車をあきらめた。

 

大人の休日パス東日本SP」という限定チケットは便利な切符である。

JR東日本全線が新幹線、特急を含めて乗り放題なのだ。

 

それなら新幹線である。

 

秋田から盛岡まであの鮮やかな茜色レッドのE6系「こまち」

そして盛岡から新青森まではE4系の「はやぶさ」に乗ることにした。

9時12分、秋田新幹線「こまち16号」が静かにホームを離れた。

大曲までは座席が逆を向いている。後ろ向きに走るのだ。

なんとも不思議な感覚だ。

秋田新幹線はミニ新幹線であり、在来線をゆっくり走る。

車窓からの景色も良く見える。

盛岡に近づくと、岩木山も大きく見えた。

 

盛岡で降り、新青森行のはやぶさを待つ。

東北新幹線「はやぶさ11号」がホームに滑り込んできた。

秋田行「こまち11号」を連結している。

この切り離し作業が見たかったのだ。

素早い作業でこまち11号は切り離され、ホームを離れていった。

遅れてはやぶさの出発である。

慌ててはやぶさ11号に乗り込んだ。

 

新青森に12時29分着。在来線の奥羽本線ホームに向かった。

12時48分発E751系つがる4号」が入線してくる。

いよいよ次の目的地、弘前である。

弘前ではレンタカーを借り、

高山稲荷神社鶴の舞橋、そして五能線の木造駅を巡った。

 

高山稲荷神社(青森県つがる市)

 

五能線、木造駅

 

鶴の舞橋(青森県北津軽郡鶴田町)

 

弘前に戻る途中のアップルロードを走ると

真っ赤に色づいたリンゴの木がどこまでも続いていた。

良い季節に来たと心から思った。

             《3日目に続く》

                      2022.9.21記