2021年10月23日~24日に開催しました
吉野・自然に触れるリトリートのご紹介です。
 
 
こちらの続きです。

 

 
》》》こちらの社長さんから聞いたお話です。
 
材木には、切り方により2種類あるそうです
 
1つが、
柾目(まさめ)
という切り方。
 
中央に向かって切ると、
年輪が平行な木目が現れます。
 
縦じま模様の木目です。
 
 
2つ目が
板目(いため)
という切り方。
 
木材の中心から、ずれて切ると
年輪が並行ではなく、
山形の木目が現れます。
 
 
ちょうど、
作ったカッティングボードは、板目です。
 
 
さて、題にあるように、
お酒を入れる、大きな酒樽には、
どちらを使うのがいいでしょうか?
 
 
酒樽は、木がお酒を吸収してしまうと、
だんだんお酒が減っていきます。
 
たとえば、江戸時代、
吉野杉で作られた酒樽に、お酒をつめて
江戸に運びます。
 
 
何日も揺られている間に、木がお酒を吸って、
江戸に着いた頃には、半分の量になっていると
商売になりません。
 
そのため、酒樽には
水密性の高い板目の材木が使われたそうです。
 
そういえば、》》》この時の酒樽
 
板目だったかな?
写真ではよくわからないですね・・・
 
image
 
江戸時代には、同じ吉野のお酒も、
地域によって味が違ったとか。
 
それは、この木の、
酒樽の杉の成分がお酒に溶け出ししていたからだそう。
 
吉野から近い大阪のお酒はあっさり味
 
吉野から、
何日も何日もかけて運ばれる江戸のお酒は、
深い味だったそうです。
 
 
木の力って、見えないところで
たくさんたくさん、あるんですね。
 
 
また、お風呂のおけは、
長時間の利用ではないため、
水密性には劣りますが、
 
狂いが生じにくい
柾目の材木が使われたそうです。
 
 
私は木製のものが元々好きなんですが、
もっともっと、好きになりました。
 
そして、今までは
【木製】としか見たことが無かったけど
 
これからは
【柾目】
【板目】
で、木製の製品を楽しめます。
 
そんなお話も聞きながら、
マイカッティングボード作りの
製材所さんで、このリトリート合宿の
すべてのイベントが終了です。
 
 
みなさま、それぞれの場所で、
それぞれの思いで
存分に楽しんでいただけたようです。
 
初開催だった私も、ほっとしています。
 
 
解散は、車を停めていた駐車場で。
 
この後、番外編として、お時間ある方と、
世界遺産の 金峯山寺 にお詣りに行きました。
 
その様子はまた>>>次回
 
 
 

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