みなさま、こんにちは。
古谷維久子です。
クリスタル岬での大冒険を終え、
次は島内観光へ出発です。
大冒険の様子はこちら。
屋久島は一周およそ100km。
車で走っているだけでも、
次々と景色が変わっていきます。
窓の外を眺めているだけで、全然飽きません。

5月下旬。
「まだ田植え前かな?」
なんて思っていたら、すでに田んぼは鮮やかな緑。
稲が風に揺れていました。

屋久島のお米づくりは、本州とは少し違うそうです。
台風シーズンを避けるため、
台風の前と後、
年に2回収穫する農家さんもあるそう。
(地元の農家さんは、このパターンだそうです)
島ならではの、暮らしの知恵ですね。
最初に立ち寄ったのは、かわいい雑貨屋さん、
「シェリーココ」さん。
HPは》》》こちら

店内には、お土産はもちろん、
アクセサリーや洋服、雑貨などがずらり。

見始めると、
「あ、これもかわいい。」
「こっちもいいな。」
と、なかなか前へ進めません(笑)

この日はとても暑かったので、
私は、すぐに飲みたいと思って、たんかんジュースを注文。
すると店員さんが、
「ちょっと待ってくださいね。」と奥へ。
持ってきてくださったのは、
ほどよく半解凍された、飲み頃のたんかんジュース。
冷たすぎず、ぬるくもない。
まさに今飲むためのベストな状態。

こういう何気ない心遣いって、
旅の思い出に残りますよね。
ゲット品を、ピンクの袋に入れてもらって
皆さんもご満悦。
次に向かったのは、
屋久島で最も古いといわれる、益救(やく)神社。
大きな鳥居があります。
紫陽花とハイビスカスがお出迎え。
本州なら、
紫陽花は梅雨、
ハイビスカスは真夏。
それが同じ場所で一緒に咲いているなんて、
やっぱり南の島なんだなぁと感じます。
金色のしめ縄の下で、
みんなで旅の安全をお祈り。
私が毎回楽しみにしているのが、
境内の片隅に静かに立つ仁王像です。
天保二年(1831)に益救神社に
流行した疫病の退散と島民の安全を祈って寄進されたものです。
実は、神社に仁王像が残っているのは、
とても珍しいことなんだそう。
明治初期の廃仏毀釈(神仏分離の考えよる、寺院や仏具を破壊する運動)により
ほとんどが損傷を受け
原形を保っているのは、
この仁王像と、牛床詣所の仁王像とだけだそうです。
こうして今も残っていること自体が、貴重なんですね。
そのすぐ後ろには、大きなガジュマルの木。
まるで仁王様を守るように、大きく枝を広げています。
自然と歴史が、静かに寄り添っている場所でした。
その後は、東シナ海を一望できる絶景スポットへ。
ここは夕日の名所。
今回は昼間だったので夕日は見られませんでしたが、
水平線の向こうには、口永良部島が見えました。
「ひょっこりひょうたん島」のモデル
になったとも言われている島です。
島を眺めながら、屋久島の周りにも、
まだまだ知らない島がたくさんあるんだなぁと実感。
道中では、馬毛島(まげしま)のお話も聞きました。
場所でいうと、屋久島の東北東くらい。
種子島の東側にある、小さな無人島です。
現在、自衛隊基地の整備が進められていて、
将来的には夜間飛行訓練なども行われる予定とのこと。
公共工事の活発化や働く場所として、
歓迎しているかたもあり、
将来、米軍も訓練に加わる可能性があるのでは?
と、不安視するかたもあり。
観光で訪れるだけでは分からない、
島を取り巻く、今の話も聞くことができました。
そして車は、
屋久島唯一の、海へ抜けるトンネルを通り抜け、
次の目的地へ。
向かったのは、永田いなか浜。
日本一、ウミガメが産卵に訪れる浜として知られています。
ちょうど5月下旬は、産卵シーズンの始まり。
砂浜には、
卵を守るための立ち入り禁止エリアが設けられていました。
ちょんまげさんが、
砂浜を指差しながら教えてくださいます。
「この盛り上がっている砂、
ウミガメが掘った跡なんですよ。」
えっ、これが?
知らなければ、ただの砂山にしか見えません。
さらに、
「運がよければ、足跡も見られるかも。」
みんなで下を向いて、宝探しのように歩きます。
探しながら気づきました。
ウミガメの足跡って、どんな形?
人の足跡とはきっと違うはず・・・
想像がつきません(笑)
「これですよ。」
教えていただいて、ようやく発見!
真ん中に、お腹が通った細いS字の線。
その左右には、ヒレの跡が規則正しく続いています。
「これがウミガメの足跡。」
初めて見る景色に、思わず感動。
さらに、アカウミガメとアオウミガメでは、
泳ぎ方も違うそう。
例えるなら、
クロールと平泳ぎくらい違うのだとか。
なるほど。
次に泳いでいる姿を見たら、見分けられる…
……たぶん(笑)
そんなお話も、その場その場でしてくれて、
急に物知りになった気分の私たち。
またまた車中でも、お話が続きます。
写真には撮りませんでしたが、
屋久島のお墓にも驚きました。
墓石の形が、ほとんど同じ。
理由を聞くと、
「亡くなったあとに、差をつけないため。」
なんだか、
屋久島らしい考え方だなぁと思いました。
絶景を見て、歴史に触れ、文化を知る。
ただ観光地を巡るだけではなく、
島で暮らす人たちの想いにも出会えた一日。
だから屋久島は、
何度訪れても飽きないのかもしれません。
そんな旅行を、毎年ご提案しています。
来年、参加したい人は連絡くださいね。
さあ、さあ、
まだまだ旅は続きます。
今の姿勢・歩き方で10年・20年後のあなたの身体が決まります。
