こんにちは。ふるりえです。
前回のブログで
ゴールデンウィーク中に
私の弟から電話があり、
パーキンソン病の父の
"訪問診療" を始めるにあたり
対面で病院にて手続きが必要となり
弟と一緒に私も行くことになり
実家に行ってきました🚗³₃
前回の記事はこちらです
実家に前回行ったのは、２月でした。
その時 母にカチンとくる一言を言われ
ろくに挨拶もせず帰ってきたこと等は
こちらに書きました。
⬇⬇⬇
その日は雪の一日❄
そして今回は雨の一日☔
何だか
私の気持ちを表したような天気だわ
と思いながら実家に向かいました
でも、おかげさまで
前回とは違って
穏やかに行ってこられました
実家に着くと
すでに父と母は
お昼ご飯を食べていました。
父のことにおわれて、母は上の空。
父は黙ってちょっとずつ食べている。
私が買っていった
お昼になるようなものは
とりあえずテーブルに並べ
何を買ってきたか説明したり
どれを食べたいか聞いたりしましたが
父も母も通じていない？ 反応がない。
仕方ないので
これだけは食べないよというお弁当だけ
私が食べ始めました。
｢残りは夕飯にでも食べてね｣
食べながら
この日の手続きについて話をすると
父も母も
何のために手続きをするのか
全然わかっていないことが判明💦
口頭だけで説明しても
反応が良くないので
紙に書いて説明しました。
｢今日手続きするのは "訪問診療" だよ。
これは、これまで○○病院に
３ヶ月に一回通っていた代わり。
こっちが病院に行くのでなく
病院が家に来てくれるよ｣
その他諸々説明して
｢さっきお父さんお母さんから話が出た
①入浴介助や②リハビリ(デイサービス)は、今回手続きしないからね。
昨年12月にお父さんが怒って
①も②も断ったよね。そのあとも、
もしお父さんがOKすれば
またTちゃん(弟)が動いてくれることに
なっているけど、２月にもお父さん、
『嫌だ』って言ってたね。 今はどう？
もし、今回の訪問診療がいいなと思って
それなら入浴介助も！って思ったら
手続きできるからね｣
etc.....
今回両親はそれぞれ
そういった "介護系の公的サービス" の
手続きをやってもらえる
と思っていたようでした。
そして父はまさかの
自分が①も②も断ったということ自体を
完全に忘れてしまっていました
前回２月には
覚えていたと思うのですが......
｢おれ、(①を断って)間違ったか？｣と。
そして
今の母が｢一番大変｣と思っているのが
"入浴介助" だと母は言いました。
昨年12月に 父の退院後
父が怒って①も②も断ってしまった
ということを弟から電話で聞いて、
私が母に｢大丈夫なの？｣と聞いた時は
(ドタキャン当日の父の激怒ぶりに
耐えきれず、父の意向を通した母は)
｢大丈夫だよ。
お父さん、結構動けるから｣ と。
この時はまだ退院したてで
入院中３週間
毎日リハビリをやっていたこともあって
自分で杖なしで歩けるようにまで
なっていた時でした。
でも、また家に戻れば
一人でリハビリなんてしない。
さらに今年１月からは
薬を飲むと吐き気がすることと
医者が信用出来ないこととで
薬を飲むのを完全にやめていました。
４月の通院で、
薬の種類と量を減らしてもらい
吐き気なく飲めるようになってからは
また薬を飲んでいるとはいえ、
かなり症状は進行しました。
私から見ても、
１月より２月、２月より今回の方が
明らかに父の状態は悪いです。
こうしていろいろ
父母に説明や
(病院で聞かれるであろう)質問を
している間に、弟が来ました。
弟が来る前に、もう1つ、私の方で
｢今回はそういうわけで手続きするけど
医者や看護師が家に来て
これまで病院でやってもらっていたこと
血圧とか尿検査とか問診とか
いろいろやってもらうけど、
本当に大丈夫ね？ これでまた
『おれは嫌だ💢』なんて言わないね！
お母さんも、家に人が来るけど
いいね？｣
と念押し。
弟が来た時は
今日の趣旨もわかり
父母の希望も確認済みだったので
弟が父母を怒ることも
ありませんでした
さらに、弟から私に提案があった
電動ベッドレンタルの件。
これは、先日弟の家に
母から電話があったらしく
｢お父さん、起き上がれなくなっちゃっ
たんだけど、来てくれない？｣
と、朝の5:30に
弟は行かなかったらしいですが、
その後義妹が母に電話してくれたところ
｢あー、今お父さん、朝ご飯食べてる｣
だったそうです💦
こういうことがこれから度々あっては
弟たちも困るので、
電動ベッドをかりようということに。
この件も、弟が来る前に
料金のことも含め
私からも両親に説明し
｢今日申し込むけどいいね？｣
と確認しました。
そして、弟と私は病院へ。
病院では、ケアマネさんと看護師さんが
対応してくれました。
"訪問診療" の説明を受けました。
訪問は月２回が基本。
｢水曜日午後か、土曜日午前中
どっちがいいですか？｣
と聞かれ、父母だけでもいいけれど
２人とも話が通じないので
弟が行ける日の方がいいだろう
ということで、土曜日に。
しかも、お医者さんが来てくれる順番も
父の事情(性格等)を弟が話したら
｢じゃあ、
土曜日午前中の最後にしましょう｣
とすんなり。
おそらく、昨年12月の
父が激怒して契約をドタキャン
ということがあって、父は
ブラックリストにのっているのでしょう。
弟も
｢くれぐれも『高い金払ってるのに
もう帰っちゃうのか💢』なんて
お医者さんに言わないように
言っておきますから｣ と。
それを聞いて
看護師さんたちは笑っていましたが、
十分にあり得ることです。
昔から気難しい父ですが、
今は本来の性格気質が
さらに色濃く出てしまっているので。
他に、夏の｢難病更新｣手続きの
病院に書いてもらう書類についても
これで病院が変わるから
どのようになるか聞いておきたい
と思ったので
私は母から書類一式を預かって
(その前に全てのページの写真を撮って)
病院に持っていき、質問したところ
｢じゃあ、今日、こちらで預かって
次回(最初の)訪問の時にお渡しします｣
と言っていただけました。
その他いろいろ確認して
実家に戻りました。
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父母に報告。
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と言っても、二人はポカ〜ン。
そこで
必要なこと、やるべきこと、
忘れちゃいけないことだけ紙に書き出し
ざっと説明して
クリアケースに入れて
電話のところに置きました。
｢わからないことあったら電話して！｣
今回よかったことは
これから、通院する必要が
なくなったこと
パーキンソン病以外の
不調についてもすべて、24時間体制で
電話対応してもらえること
薬も、(弟が処方箋や薬をどこかに
取りに行かずとも)
無料で郵送してもらえること
(これは、弟が雑談している中で
交渉成立！さすが営業マン！)
これで、弟の負担が減り
父母の負担と不安も軽減しそうです。
ありがたいです
病院から実家に戻ってから
４人で話すこと１時間半。
その中で、先ほども書きましたが
父が昨年12月に
入浴介助とリハビリを断ったこと
父はその事実そのものを
忘れていましたが、
弟は父が断った理由を忘れていました。
私が
お父さんは
｢おれが(入院して)いない間に
勝手に決めて💢｣ って言って
｢(入浴介助のためには風呂場にイスを
買って、置かなければ出来ない
と言われて) こんな狭いところに
イスなんて置けねー💢｣
その流れでリハビリも両方
(書類まで書いたのに)キャンセル
したんだったよね
その話を聞いて弟は
｢あー、そうだったそうだった
｣
こういうものなんですね
私は12月にはその場にいなかったので
弟から電話で
その状況(と弟の怒り嘆き)を
聞いただけの記憶ですが
今回(訪問診療手続きの日)
病院でケアマネさん(👈12月にも
立ち会ってくれた人です) の対応、
態度、表情を見て、
よっぽどだったんだろうな
と
弟から聞いていた以上のことを
感じました。
弟は
｢もうオレはこれ以上
恥かきたくないからな！｣ と言って
ドタキャンした事実は覚えていたけれど
｢なんでだっけ？笑｣ で、
父は
｢そうか......(原因はオレだったのか)｣ で。
毎年行っている
難病更新の手続きについても、
今回すでに書類が実家に届いていたので
今回は全ページ
写真を撮って帰ってきました。
というのは、昨年弟から電話で
｢去年(一昨年)お母さんから預かった
書類、保健所持ってったら
不備があって、２往復した！
今年はそんなことしたくないから💢｣
私が、｢Tちゃん(弟) 持っていく前に
チェックしてくれたらいいのに｣
と言ったら
(おそらく文字を読むのが嫌いな)弟は
｢お姉、チェックしといて！｣ と。
私は手元に書類がない
それなのに、
どうやってチェックすればいいの？
ちょうど、その仕事をしている
身近な知人がいたので、知恵をかりて
何とかなり、一発OKだったようですが
大変でした💦
そしてその時、怒っていた弟は
｢何のための申請かわかんねー。
もう『来年から書類送らないでくれ』
って止めてくる💢｣と言い出し、
その当時はたしかに
恩恵はゼロだったので
それでもいいのかなと私も思いました。
でも知人の話だと
｢この後パーキンソン病の人は
"訪問診療" などになって
高額の費用がかかるから
更新は続けた方がいい｣ と言われ、
弟には
とにかく今はお願いだから
止めることだけはしないで
とお願いしました。
今回、それが生きたわけですが
父母だけでなく
弟もわかっていません
しかも、この更新手続きを昨年弟に
｢"郵送" での提出をお願いします｣って
書いてあったよ
と言うと、弟は頑なに
｢いや、持っていった方がはやい！
その場で直せるし｣
と言い張った。
じゃあ、なぜ２往復したの？(心の声)
でも、昨年弟にそこまで言われたので
私は今年の提出も てっきり弟が
"保健所に持って行く" と思ったら
弟は手元にあった "今年の書類" を見て
｢ほら、これ！
"郵送で" って書いてあっぺ💢
あとは郵送すればいいだろよ｣ と
私が ｢だから昨年〜｣ という話を
しようとしたら
｢こっちはそのために休み取るの
大変なんだよ💢｣ ときた
こういう展開を経験すると
夫がかわいく思えます
夫の "忘れちゃう" 行為は
私の自尊心を傷つけるものではないので
そこもありがたいのだと思いました。
みんな いろいろ
人に吐くだけ吐くと
当人は忘れちゃうんだね〜
と思いながら帰ってきました。
モヤモヤしたことはこれくらいで
今回はこれまでと違うなぁ
と感じました。
話が噛み合わない父と母を
"私一人" あるいは "弟一人" で
対応するのと違って
例えば
弟が母に質問をしても母がスルー
ということが何度かあっても
(認知症だから仕方がないのですが)
私と2人で顔を見合せて
｢あれ笑？｣と笑えたので、
イライラにはなりませんでした。
きっと、介護の世界
大勢の人で面倒をみられたら
一人一人の負担は大きく減って
ストレスも少なくやれるのだろう
と思いました。
そのためにも
公的サービスを早めに遠慮せず
利用した方がいいよ
ということを
父がパーキンソン病の診断を受けた
９年前に、友人のYちゃん(保健師)に
聞いていました。
でも、知識も手続きの余裕もなく
ここに至ります。
夕方帰る時
弟も機嫌よく ｢じゃあ、また｣ と。
その直前に、弟は父に
｢病気になってよかったって思うべ。
今日は正月(※)より賑やかだ〜｣
とはじまりました。
(※)今年の正月には、弟家族全員で
実家に行ったそうですが、
弟が父を怒り、父は母を怒鳴りつけ、
それをまた弟は説教し、かなり険悪ムード
だったことを電話で聞いています。
みんなそろってワイワイするのが
大好きな父と弟。
一方、母と私はそれが大の苦手なので
この話が始まったら
私はトイレへ、母は台所へ
スーっと移動🤣
こういうことは昔と変わっていなくて
おもしろいものだなと思いました。
そして、こういうところや
先ほど書いてきた手続き
その他あれこれの過程における
父や弟の発言の仕方、
そういうところに苦労してきた母の話を
たくさん聞いてきた私は、
父や弟とは全く違うタイプの人を
パートナーに選んだんだなぁ
と改めて思いました。
父や弟とは違った部分で
思うところはありますが
総じてこれでよかったんだろうな
と思えました
また、４人でいて
昔と違うことと言ったら、
私がたくさんしゃべったこと。
ただしそれは｢必要があったこと｣だけ。
今も｢たわいもない話｣は
弟におまかせで、私はできません。
私は車を近くのスーパーの駐車場に
停めていたので歩いていったら
あとから母が来て、少し二人で立ち話。
母からはお礼を言われ
私からはとにかく
｢これでこういうことが安心になるね｣
ということと
｢わからないことがあったら
(答えられるように)全部写真撮ったから
電話してね！｣ と話しました。
２月には
しばらく実家になんか行くものか💢
と思っていましたが、
行かざるを得なくて
今回こういうことになりましたが
行ってよかったです。
私らしく
自分の気持ちを大切に
今後がクリアになる
甲斐ある一日 となりました🍀
今年のユリ
最初の１輪開花！
