ちょろっとご紹介しましたが、ご紹介の通り。
「スキマ時間」にやるのですから、前もって用意しなくてはならないドリルは使いません。
使うのは、ほとんどの場合、紙と鉛筆のみ!です。ここポイント。
紙と鉛筆さえあれば遊べる(=勉強できる)よねー、ということをアピールしてます。
「さーて、今から問題やるよ!やってみてー♪」
と言いつつ、おもむろにその場で問題を作っています。
ハナは、私の横でその作っている様子を覗き込んでいる…
この過程が、彼女にとってワクワクするみたい。
作る問題は、過去タロウがお受験時に塾でやってた問題や、志望校の過去問を参考にしています。
今リピしてる問題パターンは、たとえばこんな感じです。
「このよっつの絵のなかで、なかまはずれがひとつあります。それはなんでしょう?」
(答えは、左上の「船」。ほかのみっつは陸上を走る「車」だが、「船」は海上を走る)
これは、「常識/推理力」を問う問題。連続する絵の中から、関連性を見つける問題です。
↑このほどかように、手抜きぃ~~~~~なヘナチョコ絵を描いてますけどね。
小学校受験では、「イラスト」から、そのものの概念を予測するという力も、必要とされます。
というのは、
お受験のテストでは、文字は使われず、(ひらがなを学習するのは就学後なので)「イラスト」がメインで使われます。
注意すべきなのは、(おそらくほとんどの学校で)このとき、「イラスト」は使われても、「写真」はまず使われないのです。
つまり、これが何を意味するのかというとー、
「イラスト」を見ることで(写真ではなく)、そのものの概念を理解しなくてはならないということ。
「イラスト」を見て、これは「○○という車」である、これは「○○という花である」、これは「××という鳥である」と理解しなくてはならない、ということなのですね。
だから、イラストを見て、その特徴をとらえ、「これは○○だ」と認識するという訓練も大事、なんですね!
イラストからその特徴を見いだし、特徴から「○○」という認識に至るという過程を大事にしたいので、ヘナチョコ絵でもOKなのです(笑)
(と、絵の言い訳をしてみる…)
こちらは、「数量」を問う問題。
「このふたつの絵をみてください。りんごとぶどう、どちらが多いですか?多い方にマルをつけましょう」
こういう数量の問題は、ハナはだーいすき。
多分簡単だからだな(笑)
↑の絵はだいぶ数量少なめですが、もう少し多く描いたりもします。
「りんごとぶどう、どちらがどれだけ多いですか?」
と聞いたりもする。こう問えば、引き算の問題になる。
絵を描かないパターンで、こういうのもあり。
「このよっつの絵のなかで、なかまはずれはどれでしょう」
これは、図形の問題。答えは左上の「丸」です。
なぜかというと、他のみっつは「角がある××角形」で、丸だけ「角がない」から。
まだちょっとハナには難しかったみたいで、これは間違えてました。
(でも、間違える過程も大事なのね!そこから、なぜかということに話題が広がりますから。
そこで理由を説明してあげると、次は十中八九、間違えなくなります)
「マルってさ、とくべつな形だね! とんがってないから(触っても)痛くないね。
タイヤもマル、地球もマル、雫もマル。太陽もマルだし、宇宙の星も実はマルなんだよ!
(正しくは球ですが、ここはあえてマルと表現)」
なーんて話すと、楽しくなったみたいで。
「あれもマル!これもマル! あそこにマル、みつけた!」
なんて楽しそうにあちこち指差していました。
この問題も、最近のハナお気に入り問題。
いわゆる「点描写」ですね。
「上の絵と同じように、下にかいてください」
これまた、ヘナッチョコの升目ですがw
点描写については、点と点の位置を把握しながら、線を描写すれば良いので、
升目については、上の図と下の図、点の位置と数さえあっていれば、別にキッチリ奇麗に描かなくてもいいわけいいわけ!!。
だからフリーハンド升目でいーじゃーん!という言い訳であります。
(フリーハンドなら、ザクザクかけるしっ)
十中八九、こうやって即興の問題をやっていると、
「つぎは、ハナちゃんが作る!おかーさんやってー」
と、言い出すのがパターン。
そしてこれまた、私のヘナチョコ問題に、よりいっそう輪をかけたヘナチョコ問題を私に出題して、私が悪戦苦闘するとゆーのが一連の流れとなっています(笑)
ま、でもねー。
こういうやりとりが、楽しいのよねー。
数年前のタロウとも、こーゆーこと、やってたわーと。
問題、出しあってたわーーと。
過去記事
「3)指で計算どこまでも」
こういうやりとりを通じて、力をつけるのよねーーー、なんて。
なつかしくも楽しく、ナンダカンダとやってる、今日この頃です。
。。。
おまけ。
紙と鉛筆をつかった出題に飽きて来たら、こういうのも出したりしてます。
「はい、もんだーい。この線のとおりに、ハサミで切ったら、どーなるでしょうか」
「ホシ!」
「ほんとかなー、切ってみてー!?」
線対称の問題ですね。
こういうのは、頭で考えるより、どんどん切って、経験値を溜めて行くのがいいと思います。
切った経験があればあるだけ、頭の中でイメージもおこしやすくなる。
ハサミを使う訓練にもなりますね♪
。。。
スケジュール帳のファスナー付きのポケットに
小さなハサミと、ボールペン、メモ帳を常備しています。
ヒマなときにいつでもどこでも取り出せるのがポイント♪
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