こんばんは。
古川書房の古川創一です。
昨日、「人に話すことで出版企画が磨かれる」という話をしました。
今日はその続きを紹介したいと思います。
ちなみに、昨日のブログはこちら。
よかったら、ざっと目を通してみてください。
さて、昨日、出版企画を考える上で、
次のような質問をしようとアドバイスをしました。
「こんな出版企画を考えているんだけど、どう思う?」
もちろん、まだ出版企画として固まっていないような
思いつきの段階で、聞くのもいいと思います。
ただ、相手が具体的にどのような本なのか、
イメージできるようにしてあげないと、
こちらが求めているような回答が出てこない恐れがあります。
そのため、思いつきとか妄想の段階ではなく、
- 具体的な読者層はどういう人なのか?
- どのような問題・悩みを解決する本なのか?
- なぜ私がこれを書くのか?
- なぜこれがいい企画なのか?
などをまとめておいてから、
相手に聞いておくと、
企画の内容を誤解することもなくなるはずです。
また、この質問の場合は、聞く人を選んだほうがいいでしょう。
その出版企画に関心のありそうな人に聞くのが望ましく、
中でもその出版企画の読者イメージに近い人が最適です。
読者対象に近い人だからこそ、
その人の悩みや求めているものが
質問によって浮き彫りになるからです。
もちろん、「魅力的な企画で関心があるよ!」と答える時もあれば、
「いや、ちょっといまいちかな」と答える時もあるでしょう。
どちらで答えてくれるにしろ、
「なぜ、そう思ったの?」とか、
「どんな要素を入れたら良くなると思う?」とか、
質問で深掘りすることも欠かさずやっておきたいことです。
これをすることで、
「えっ、そんな初歩的なこと、関心あるんだ!」などと、
出版企画をブラッシュアップするための情報を得ることができます。
要は、それを出版企画作成に役立てればいいわけです。
最後に、以前、「ガラスの仮面発想法」の話をしました。
※そのブログ記事はこちら。
実は、ガラスの仮面を手に入れるためにも、
読者対象に近い方に話を聞くのは、
非常に有用なのです。
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