4/6マチネ、マイケルKリー様のミュージカル「Next to Normal」へ！

4月 ６日、全日空の羽田朝便でソウルへ。その日は朝から不穏な空気満載。第三ターミナルのエレベーターの中で、おかしな親父にスーツケース蹴られるし、しかも全日空の金浦行き、なんと第二ターミナルだったのに、無条件で第三に行ってしまい、で愕然とするあたし…。仕事がら、お客様にはあーだこーだ注意してるくせにのとほほな朝（恥）。時間に余裕あったから良いものの、インバウンドしかいないシャトルバスで移動しながら深く反省…。初の第二ターミナルの国際線は、お店が少なくワイン飲めるバーもなく、カードラウンジもなくてこれもがっかり。唯一良かったのは、全日空のベジタリアンミールが素晴らしかったこと！ちゃんとしたメニューで堪能。紙袋でサンドイッチしか出さないJALさんに改善してほしいものです。

肉嫌いなので、機内食が肉にくしい時にはベジミルとかにしていますが、大概まずい・・。

でもこれ！素晴らしいメニューでございました。ジェノベーゼのショートパスタにラタトゥユなんて♪

日本発はパンもおいしいからありがたく平らげました～♪

定刻で着陸、金浦のイミグレもガラガラで、韓国人用もあけてくれたので、

非常にスムーズに入国、ホテルによって、余裕でBBCHへ。

すっかり道忘れていたぇれど、あの十字架をみあげれば、絶対に到着できるBBHC(笑)。

劇場前のこれもうれしい♪

かなり時間があったので、これまた久しぶりのcoffee beanをみつけ、ラズベリーのチョコケーキと

エスプレッソ。シャーロッテ横のエンジェルコーヒーのチョコレートケーキはおそろしいほどぱっさぱっさ

だったけど、こちらのはおいし♪場所柄か店員さんも英語完璧でありがたい～。

チケットを引き換えて、屋上のガーデンにいってみるも、暑くて退散。

この作品、あまり売れてなくてお客様も少ない感じ。

まずはものすごく良かった！日本で新納慎也さんみたさに２回ほど見ていたので、ストーリーは

だいたい記憶があり、予習はなし。座席はOPの一列目。見上げる形にはなるものの、俳優さんたちが

ものすごく近いし、細かな表情が全部見える。それもラッキーでした。

この作品、基本ロックなので、楽曲も好み。ウンソクさんとフロンティアトリロジーで共演なさった

パクインベさんが、新納さんが演じられたドクターマーティン役。お歌も上手だし、かっこいいし、笑い

取っていらして楽しかった！フロンティアの時はクールでダークなイケメンだったのにまるで別人。

ここはソウルだから、役者全員歌がうまいし、さらにはパワフルなので、ロックな作品だとさらにもりあがる。

初めて拝見したダイアナ役のショジョンウンさん、精神のバランスを崩している様、そして娘ナタリー

への愛情と、赦しを請う姿に涙。

そしてお目当てのマイケルリー様のダン！普通の人の姿での舞台を見るのは久しぶり～♪

その安定の癒しの歌声、繊細な表情、ダイアナやナタリーへのいつもあふれる愛情が、ご本人の

姿と重なる。ダイアナの治療に何度挫折をしても、たゆまない愛情で包み込み、ナタリーの気持ちを

癒し。それでも時折垣間見せる挫折感や絶望する姿に、何度も泣、終盤は大泣きでした。

そしてあの衝撃のラスト・・・。ダイアナのために尽くし続けたダンに、あんなことが・・・、と。

ラストをすっかり忘れていたあたしは凍り付きました。一番優しい人が一番苦しんでいたのではないかと。

実は隣の席のおじ様、舞台の冒頭から笑うとこじゃないのに足組みながら大声で笑って席ゆすったり、で。もしやこの席もはずれか？と最初なんども注意しようかと思ったくらいでしたが、マイコさまの演技に

引っ込まれたのか、早めにちゃんと集中してくれてよかったです～。

日本出発時から、いろいろおかしなことや失態があった初日でしたが、神マイケル様のおかげで、

お祓いができたかのような素晴らしい舞台でした！

あの歌声にはいつも心が浄化されます～。

カテコだけは撮影可能で、俳優さんたちの笑顔をお裾分け。

ソウル初日の舞台、ヘドウィグと迷いましたが、こちらを選んで正解でした♪

帰り道にはマイコさまのカフェも♪日本では大人気だったこの作品、ソウルでもチャンスがあればぜひぜひ。