3月30日ソワレ、石井一彰超のスモーク千秋楽へ! | S美先輩の観劇・エンタメブログ

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映画やドラマ好きに始まり、韓国ミュージカル沼、さらに日本の舞台にもはまってしまった私。日々思いついたことを綴っていきます!

3/30ソワレ、石井一彰さんの超のスモークの千秋楽へ!
今期は1回で終わり、と思っていたスモーク、こんなに通うことになるなんて・・。
石井超があまりにもよかったからに他ならない。
その千穐楽、素晴らしかった!
実は座席は今回が一番残念で。なぜかあたしの座席にほかの方が座っていらっしゃり、
席を変わってほしいと。俳優さんがとおりからと通路よりに座ってしまったのが運の尽き。
目の前が体格の良い方で、舞台のセンターが完全に見切れ・・。左右の脇から見るしかなく。
さらには近所のお席の方が途中から泣きっぱなしでさらには鼻をすすりっぱなし、小劇場だから
その音が響いて気になりだしたらもう集中するのが難しく・・。良い子の皆様、泣いてもよいけど鼻は
すすらないでハンカチでおさえてね♪泣きたい気持ちはわかりますもの^^・
それでもそこはマッコン、俳優さんたちの熱量はすさまじく、これまでで一番でした!

 

MARIA-Eさんの紅、冒頭の聖母のような歌声から、パンチのきいた歌声まで、どんどん変化。

初めて観たとき歩は全然違う。そして時折光る涙にこちらも胸が痛い。風間海は、笑いを取るところが

バージョンアップし、客席も大きな笑いに(笑)。少年ぽさはもはやほとんどない海だけれど、その分

27歳になった時のイサンの姿がものすごくリアルで、実際のイサンは、こんな面倒くさい人だったのかも、と思うほど。

すっかり友達三人とも沼堕ちした石井超は、最初から怒りと痛みと絶望を内包していて、そのどんどん変わる表情や動きから目が離せない。あのロングコートを脱いでシャツの袖をまくり上げる時ですら、そのしぐさにいらだちと怒りを感じるほど。

そしてそのまくり上げ方がきびきびしていて美しい。

後半紅と二人のやり取りで、どんどん痛みを吐き出して崩れ落ちるさまはもはや壮絶で、本当に体調悪くて立ち上がれないんじゃないか?っていうくらいで胸が痛すぎて、こちらも涙。海の痛みと苦痛をそのまんま背負った男超、あまりにも辛い人生が目に焼き付けられて、こちらの息まで止まりそうに。

海が手を広げ、それに新グロスるかのように超も腕を広げるシーンは、逆光になっていることもあり、神々しく、本当に背中に翼が見えそうだった。もうこのあたしのスモーク史上最も美しい超とお別れかと

思うと、様々な感情が沸き上がり、涙。ものすごい圧を感じながらのラストでした。

マッコンなので、風間さんと石井さんの舞台挨拶もありました。

歌ったすぐあとなので、最初に肩で息をしながら「息ができない・・・」とおっしゃりながらの挨拶に、ここまで全力なのか、とさらに泣きそうに。

自分の挨拶の晩まで、急に空いていた客席に座り、隣のお客様に会釈をするのもツボ(笑)。

ラッキーなお客様、きっとどきどきね♪

昔レッドブックの初演の時、ウンソク君が客席おりの場面であたしの隣にたまたま座り、にこやかに挨拶なさったのを思い出すわ♪

そして演出のチュジョンファさんの話したことが印象に残った、とのお話にも感動!

この四方を客席で囲んだ劇場が、初演のスモークと同じで、初演に戻ったみたいだと。

 

実は韓国スモークの1番最初のハンガンジンのアンダーステージでやったトライアル公演、観ていました。正確には三方が客席でした。あまりにも難解で、韓国の妹に解説してもらいながらも、非常にインパクトが強く、美しい作品で、すっかりのめりこんだことを思い出します。

それ以来、そのトライアル公演バージョンのスモークが一番好きな作品となり、それを超えるスモークはないと思っていましたが、それを楽々と超えた石井超、恐るべしです。

 

この作品に出てくださったからこそ出会えた石井超、このスモークが紡ぐご縁に心から感謝。

すっかりスモークロスですが、次の作品を心待ちにしましょう!

 

 

(お写真は石井一彰さんの公式ツイッターからお借りしました)

 

(お写真は石井一彰さんの公式ツイッターからお借りしました)

 

 

(お写真は石井一彰さんの公式ツイッターからお借りしました)

舞台の後は三人で晩御飯!

 

ユニクロの上の浅草横丁で、もんじゃとお好み焼き!

白も大盛で安くてありがたい!

 

 

good bye 超、また会えるかな。