もはやキャスト気にしてる場合じゃない!と気持ち切り替えのぞみ、なんと前日の午後、やっとチケットゲット!(ちゃんと仕事はしてましたw)。
久しぶりの帝劇!建て替えまでに何回こられるかしら・・。
この作品、開場と同時に、皆さまグッズ売り場に長蛇の列で並ぶので、2階席の
ロビーは楽勝で座れました!
この美しいステンドグラスもゆっくりと堪能。
当日のキャストはこちら。まずは面白かった!事前にたまたま地上波で放送のあった映画で
予習はしていたので、これをいったいどうやって帝劇で???な場面がたくさんあったのですが、
もう素晴らし演出!こう来たか!という驚きの連続で、感動でした。
ジョン・ケアード様、やっぱり天才、恐るべし・・。ハクの竜や神様が空を飛ぶ場面もうつくしく、
感動的で、演出のすごさで涙が出たので人生初かもしれない。歌舞伎の手法のように、黒子ならぬ
ベージュの衣装の方々がたくさんのパペットを操り、そして千尋やハクを担ぎ上げる。
布一枚で大量のお湯を表現して場面を切り替えたり。ほとんどをアナログな人力で作り上げた舞台の迫力たるや!ソウルでベンハーの初演を観たときに、素晴らしいウンテ君の演技にも関わらず、
あのはりぼてみたいな馬のパペットを観たときにはあまりにも陳腐で絶句し、それ以降ベンハー
見れなくなってしまったんですが、今回はそんなことは全くなく、映画の再現率が限りなく高く、
驚愕の連続でした。
カオナシに至っては、ダンサーの方が演じていらっしゃるので、映画以上に動きが日がh紫山義久さんなみにきれっきれ、かと思えばまるで液体が消えていくかのようにフェイドアウトしたりと。
推しが全く出ていないし、さらには好みの分野ではない作品なのに、キャスト全員の熱量の高い演技と、
すばらしい演出に大満足の作品でした!
これ、映画のファンの方だとさらに気持ちが入りますよね!
再再演、間違いなく日本でもあると思いますが、その時は絶対に萌音ちゃんでみるべく
真剣に頑張ろう!
でも当日の福地さんも良かったです!
最初から行きもつけないほど引き込まれる作品。実は前の席に座高の高い若めの女性がすわっていらして、観劇慣れしていないらしく、ものすごい前のめりで・・。完全にセンターがブラックアウトしてしまったので、開演から2分ほど悩んだ挙句、肩を軽く触り、手の動きで背中をつけるようにおねがいしました。
結果すぐに直していただけ、見切れは2㎝くらいに。勇気を出してお願いしてよかったです!
これからロンドン公演も控えるこの作品。現地での反応も知りたいので、ぜひ配信もしていただけると嬉しいです~♪