急遽見ることのしたのはこの「ミュージカルHOPE」。いくつもの賞を受賞した名作ではあるけれど、
主役が女優さんだから、ソウルでは見ることを選択しなかった作品。それを2年半前に、大好きな
新納慎也さんが演出なさり、日本語・日本人キャストで公演があったので、2回みて、号泣した
作品でした。
今回はキャストも一新、演出も韓国のオ・ルピナさんだということ、お友達と三人で駆け付け、
興味津々でした。主役の涼風真世さんが2週間前にご病気で急遽降板、主役が変わったので
応援したい気持ちもありました!
今回は歌のレベルが高いキャストでそこは安心。初演の時は、主役のHOPEの高橋惠子さんの
お歌がダメでがっかりしたから・・。でも演技は素晴らしかったんですけどね・・。
最初から、演出が結構違っていてびっくり。とってもスピーディーでテンポが速い。日本の初演は
2時間5分だったのですが、今回は15分も次回のも納得。キャスト全員の歌が安定していて、
スピーディーでダンサブルな動きが多く、次から次へと場面が展開していく。開場のせいかマイクの
せいかはわからないけれど、キャスト全員の歌声が重なるところでは、曲のスピードが速くて
歌詞が聞き取れず残念。主役のHOPEを演じた橘さんは、本来ならスイング。以前デビルや音楽劇刻で
拝見したことのある女優さんですが、2週間前に急遽決まったこの役を、見事に演じていらっしゃって
感動。東京の千秋楽も無事に終わったはず、本当に良かったです!
個人的にはやはり新納慎也さん演出バージョンが好き。今回はあまりにもすべてが早くて、おばちゃんにはセリフが頭に入りにくく、HOPEやその周りの人々の感情がうまく自分には感じられず、終盤になって
やっとHOPEの想いにより添えた感じ。歌がうまい役者でそろえていただいたのは満足だったけれど、
もう少しゆったりと、HOPE親子の想いをかみしめる時間が必要だったなと。でもこの演出でもみられたことは良かったです!もしまた再再演があれば、HOPEはお歳を重ねた歌の上手い女優さんでみたいかな、やはり。
このさくらタウン、ゆっくりできるお店がほとんどなく、クラフトビールの店も
しまっていたので、駅前のデニーズに移動。
ファミレス慣れしていないので、ドキドキしながらタッチパネルで注文w。
軽くつまみをたべながら、
三人で三時間もおしゃべりし、すっかり夜(笑)。楽しい日曜となりました!