甘ったれクリーチャー 1 | すーぱーじゅにあ ウネがかわいいっ 月子のブログ

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あ~やだやだっ

6月第二月曜日
今年もこの日が来たよ。

一年に一度開催される
🌟SM校名物🌟

男前コンテスト❣️


女子は一昨年でやらなくなったのに
なんで男前コンテストだけやるんだよっ

コンプラなんやらに引っかかるぞ!


で、今年 

堂々の第一位
3ーD イ.ドンヘ
あ~ はいはい…そうですよね。
今年一位ってか?この子はこの三年間不動の一位なんすよねぇzzz

、、、くそっ!



「何位だった?」



同じクラスのソンギョンに聞かれた



「……位」


「えっ?」


「5…2…」


「えっっ?5位⁉️」


「てめっ‼️5位なわけねえだろ!52位だわ‼️」


「ぷぷぷっ🤭お前の可愛いコイビトは三年間堂々の 一位なのになあw」



コイビトじゃねえっつうの…。



「つうかさ…何で学食に貼り出すわけ?人権侵害も甚だしいっつうのっ」



生徒たちが勝手にやってるコンテストだから学校は何も関与してませんからぁ〜‼️プイプイッ
って感じなのかもしれないけどさ


「まあまあ…。貼り出されんのは30位迄だし?
それ以下はバレないわけだからさ?お前が52位だって誰も知らないし?イイじゃん」


そうなんだけどさ… 30位以下には個別に順位の紙が ”そっと” 手渡しされるからバレないっちゃバレないんだけどもね?

それも屈辱なんよ〜‼️"そっと”手渡しが屈辱~っ‼️




「お前は何位だったんだよ?」


「俺は…」



答えようとするソンギョンの声をかき消すように



「だ~りんっ💕~りんっ💕だ~りんっ🩷」



後方から聞こえてくるアホみたいな声
いや…アホの声



「ほら…愛しのコイビトが探してるぞ?」



ソンジョンがクスクス笑って 



「ドンへ~? お前のダーリンはここだぞ‼︎」



デカい声で呼んでるし…。



「あ~!!ひょくぅさがしたんだぞっ」



なんて言いながら抱きついてくる



「あ~!わかったから!いちいち抱きつくなよ。昼飯だろ?」


「うんっ 」


「学食は行かねえぞ?」


「うんっいいトコいこっ」


「いいトコ?」



なに?いいトコって…



「じゃあね!そんぎょんくんはばいばい」



つって手を振ってる
お前は消えろって事らしい



「はいはい… ダーリンと二人っきりがいいんだな 。邪魔しませんよ」



ソンギョンは苦笑して教室に入って行った




「いいトコって…ここ?」



連れて来られたのは 中庭の離れに建てられた花道部の部室だった。



「お前… そっか…花道部の部長だ…」


「そうだよ~ん♪だから けんりょくで ココのカギ オレがもつことにしたんだ」



権力持ってらっしゃるのね。
つか…こいつが部長とか ウケんだけど… でも まあ 当然か 母親が超有名な華道家だからな。この華道部もドンへが入学してから出来た部だ。しかも設計はこれまた世界的な建築家であるドンへの親父がしたし
建築費用もドンへの家が出したらしい。


けどさ華道部の活動なんて週に2回位なのにこんな 離れの綺麗な部室なんて作って親バカもいいところだ。
こいつが卒業したら意味ないじゃん


金持ちって…怖ぇ~っ😰



「最近  権力持ったわけ?」


「うん❣️今まで ぶちょうとかいなかったからね  」


流石に1、2年の時はオレ部長になりたい!!なんて我儘は言わなかったんだ?



「ごはんたべよっ」



ドンへはほぼ毎日 お手伝いさんが作ってくれる超豪華な弁当を持ってくる…と言うか昼近くなると お手伝いの人が届けに来る


ドンへが弁当を広げる 
うわっ いつ見てもすげえーっ😳
きや、これ… 弁当なんて言えないんだよな。
なんたって三段のお重なんだから…。





小学生の時からみんな給食なのにドンへだけこんな風なお弁当で …。



『ひょくとたべる』



って言い出して  先生に 



『ヒョクチェくんは給食があるから 一緒には食べられないんだよ』



って言われて わんわん泣いて



『ひょくといっしょじゃないとオラごはんなんかたべないじょ〜っえーん



なんて我儘いって 先生が根負けして



『わかりました…はい、ヒョクチェくんも食べていいですよ』



って、なんか オレが食べたいって言ったからみたいな空気になって… 慌てて



『ドンへ、おまえの弁当なんだから ひとりでたべなよ』



って言ったら… さらに大泣き



『ドンへくんを泣かせないっ!』



結局 先生に怒られんのオレっていう…。



ドンへの両親は

どんへパパ 『うちのドンへは君の事が大好きだからね。ドンへを頼むよ‼️ヒョクチェくん』

どんへママ 『ヒョクチェくんになら安心して任せられるわ💕うちのドンへと違ってしっかりしてるから。うふふのふ』


とか言って…。
仕事が忙しいドンへの両親はドンへがオレに懐いているのをいい事に…(ってのは言い方は悪いけど)小中高とオレ達を同じ学校に通わせる事にしたらしい。


まあ、ドンヘの意向もあるんだろうけど…
いや100%ドンヘの意向かw


そんなこんなでオレはドンヘの保護者的立場になってしまったんだよなあ💧































つづく






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