Eunhae⭐︎World

Eunhae⭐︎World

ブログの説明を入力します。かわいい かっこいいsj小説








「この街にはムヨン会があるから安全が保たれてるって事?」



「ですか?な。」



「って事ですか?」



「そうだよ」



「けど、ムヨン会って昔から武闘派で有名ですよね?そんなおっかないマフィア事務所があるのに安全?」



「武闘派ってのは変わらないかもだけど、ゆーても抗争に明け暮れてるとかはないじゃん?それどころか犯罪率が減ってるし,もっと言うとあの事務所のおかげでヤバい奴らがここら辺をうろついたりもないんだよ。」



「じゃあ警察も交番も要らないじゃん」



「ですよね。な?」



「www要らないですよね」



「要らない訳ないだろ」



「what⁉️」



「警察とマフィアが同じ役割なわけねーだろが!」



「お、おお…いきなりキレた!www

いや、だってマフィアの事務所があるから安全やら治安が保たれてるってなら、警察も交番も無くていいって考えるのは普通のことじゃないですかぁ」



「警察や交番が無かったら、ってか警察とマフィアが同じ役割なら,例えば『孫に会いに孫が住んでるこの街に来たんじゃが、ワシってばこの街に来るのが初めてなんじゃわいわい。なのでどうやって孫の家まで行けばええんかわからんちん』とか言ってる婆さんや爺さんに,『それならそこにあるマフィアの事務所に行って道を聞いてくださいな』って言うやつがいる?例えば親が自分の子供に『落とし物を拾った時はあそこのマフィアの事務所に財布届けるんだよ』って教えるか?ムヨン会は警察とか交番とかとは全く違う役割だってわかるよな?」



「例えがポンポン出てきますねwけど、それでもムヨン会は警察にとっては無害って事になりますよね?警察にとって,ムヨン会は邪魔な存在じゃないんですか?いやムヨン会だけじゃない,マフィア全体がって意味ですけど」



「大昔はジングォン派もムヨン会も警察にとっては邪魔だったとは思うけどね。今,ムヨン会を邪魔だって思ってるは、ジングォン派だけだろうな」



「え?」



「キムジウ氏がジングォン派を…なんつうか…裏切った的な?風に思ってる古参の幹部連中は多くいるだろうからな。」



「なんで?自分たちが追い出したのに?追い出された人間が何をしようと関係ないでしょ?それに追い出した本人は既に引退してるんでしょ?」



「追い出した本人、とその当時の幹部連中の大半は代替わりしてるけどね。ジングォン派の現会長は三代目に変わってるしな」



「だったら、、、」



「そんな単純な話じゃないんだよ。ムヨン会の現在の規模が問題なんだ」



「規模、、、」



「ムヨン会なんて大層な大紋を掲げたとは言え、昔は本当に少ない人数で,街の自警団的な役割しかないくらいの小規模体制でやってた組織だったらしいんだが,今や1000人以上だ。」



「それでも1000人なんてジングォン派から見たら大した人数じゃないでしょ?例えば抗争になったとしても…」




抗争

そう考えてゾッとした


万が一にでもジングォン派と抗争になった場合,一番最初に狙われるのはボスであるドンヘだ、




「そんな事…には、、、ならないですよね?」



「抗争?、、、んーーー…まあ、抗争というか…ジングォン派がムヨン会を潰しに来る可能性はあるな」



「っ…そんな…」



「ムヨン会はもっとデカくなるよ。今だってどんどん構成員を増やし続けているんだ。1万なんて多分あっという間だろうな。1万規模になれば、2万3千のジングォン派と互角には戦えるよ」



「、、、」



「万規模になったムヨン会をジングォン派が黙って見ていると思うか?」



「潰しにかかる、、、?けど,例えムヨン会が1万になったとしてもジングォン派相手にムヨン会が戦ったりったりしますかね?イドンヘは…優しくて,争いなんて無縁の人間なのに…」



「戦わなかったらヤラれるだけだ。イドンヘという男の事はよく知らないけど、ムヨン会のボスとしてのイドンヘのことは多少なりとも知ってる俺から見たらヤツは戦うよ。」



「っ…」



「お前が言ったイドンヘは優しいってのは合ってると思う。幼馴染のお前が言うんだからそれはそうなんだろうよ。けどな、だからこそ、戦うんじゃない?ムヨン会という組織のためにムヨン会に属している奴らのためには戦うはずだよ。それがムヨン会のボスとしての矜持だろうし」



「そんな、、、先輩言ったじゃん!この街は平和だって!平和だからこの街に異動願い出したって」



「、、、だから,今は平和だよ。」



「っ…」



「ったく…そんな泣きそうな顔すんなよ。今、俺が言った事は『もしも』や『例えば』の話だ。ジングォン派が仕掛けてくるなんて情報もないし。ジングォン派の現会長がムヨン会に対してどういう感情があるのかも俺らにはわからないんだし」



「、、、」



「ただ、そういう覚悟はしてた方がいいぞってな」





いやだ、いやだ、いやだ!

そんな覚悟なんて出来るわけない。


ドンヘが…抗争なんかに巻き込まれて死ぬなんて考えるだけで気が狂いそうだ。



だからマフィアなんてやめとけって言ったのに、、、バカヤロウが




「無理だぞ」



「えっ?」



「お前,イドンヘにマフィアをやめろって言いに行こうと思ったろ?」



「なんで?」



「お前はイドンヘを大切な友達だって思ってるじゃん?そんでイドンヘを抗争なんかで失いたくないって思ったよな?その気持ちは分かりすぎるほどわかるよ。けどな?今更ムヨン会から足を洗えって言ったところでヤツが首を縦に振るわけないよ。その理由はお前が一番わかってるはずだろ?」




、、、わかってる。

ムヨン会という組織のボスになった今のあいつが、オレがちょっと説得したくらいで多くの子分たちを見捨てて逃げ出すはずがない。


頑固で融通が効かなくて…アホで真面目で優しい男だから


それでもオレはお前を、、、


















つづく