《six》4 | すーぱーじゅにあ ウネがかわいいっ 月子のブログ

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10時30分
時刻通りに広島空港着






空港内にあるカフェに入って考えた。

ドンヘのいる場所が尾道市だと言うのは確実だと思えた。

けど

尾道市って言っても広いし
そんなザックリしたヒントだけじゃ、、、
言葉も分からず土地勘もまるで無いオレがフラッと行って見つけられるとは思えない。



どうしよう、、、。



「@→♪¥$%#?」



いきなり声をかけられて驚いて振り向くと
見知らぬ男がカウンターに座るオレの隣を指差している


少し考えて 

隣に座っていいかと聞いているのだろうと見当をつけ頷くと


男は会釈をしてオレの隣に腰をかけ



「@€°%¥$→?」



40代後半くらいか?のオッサンなのに人懐こい笑顔で話しかけてくる



「すみません…日本語、分からないんです」



韓国語で言っても通じないだろうけど



「、、、あんた、韓国の人?」


「え?」



オレの言葉に韓国語で返してきた。



「俺は日本人だけどな。韓国語はちょっと話せるんだわ。」



『ちょっと話せる』なんてレベルじゃ無い
流暢な韓国語だった。



「で?一人で観光かい?」


「ええ、まあ」


「何処に行く予定?」


「尾道です」


「尾道ねえ。行き方わかる?」


「全く分からないんです。今から、これで調べようかと…」



スマホを掲げて見せると



「ここから、尾道まではエアポートバスってのが出てるよ。一日に何本かしか無いから時間とか調べといたほうがいいよ」



男が親切に教えてくれる。



「ありがとうございます」


「バスはエアポートバスの乗り場③番から出てるから、それに乗れば1時間くらいで着くよ」


「ご親切に、ありがとうございます」


「大したことじゃないよ。じゃあ、俺はそろそろ行くわ」


「ありがとうございました」


「おっと、忘れるとこだった。これ、ヒントね」



男はそう言うとテーブルに、金属でできた
いくつかのアルファベット文字を置く



「えっ?!」



突然の事に固まっているオレを残し
男はさっさと店を出て行ってしまった。



「え?っ!ちょっと待って!」




慌てて男を追いかけようと店を出た時には男の姿は消えていた。



ヒントって、、、



あの男は、ヒントをオレに渡すようドンヘに頼まれたのか?

席に戻ってアルファベット文字を確かめる。
今回のアルファベットは

E  O  I  J  K  N  S

全て一つづつ



文字を組み立ててみようかと思ったが後回しにした。

先に、男が言っていた 一日に数本しかないというエアポートバスってのの時間を見てこよう。




エアポートバスの乗り場はすぐに分かった
教えてもらった通り、3番乗り場で時間を見ると
11時40分発のバスがあった。



ってか、これを逃すと21時までなかったんだ?



あぶねーっ






バスに揺られながら 
アルファベットを組み立てて行く


有名な場所だろうと見当をつける。
尾道で有名な場所


尾道の観光スポットを検索して 
文字を当てはめていく




文字数7に当てはまるのは

SENKOJI

千光寺

観光スポットとして紹介されてる

千光寺公園
千光寺公園ロープウェイ



けど、
アルファベット7文字に収まるのは

SENKOJI
千光寺

この七文字


ここだ。



ドンヘ?

こうして、お前がいる場所まで
オレを導いてくれるのか?






なあ?




これ

いつまでつづくんだ?




































つづく









*広島空港から尾道への行き方とか
一応調べましたが 適当な部分も多々あります←なんせフィクションなので
この先、尾道編になりますが 尾道の雰囲気も違います。←ゲームの中でしか行ったことがない&フィクションですので
なので、違っていてもガチのツッコミとかは
ナシでお願いするぞ!