確かに、天井に山姥がいたら怖いっ | ほぼテンダネスのブログ

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時々更新する気まぐれブログです。
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大好き❤な甘楽さんが、t-miki-jさんのブログから、こんな優しくてきゅんとするお話を書かれました。
それで『短編小説倶楽部〜タンしお』の宿題にしてもらったのですが、こんな素敵なお手紙以上のは書けないでしょ〜😅
山姥の優しさにジーンとしたり、山の四季にうっとりしたり。
そして、サ、サンタクロースですか!
これにはびっくりです❣️(≧∀≦)
うーん、このお手紙の後では尚更難しいですが、ほぼテンは架空の母親宛に手紙を書く事にしました。
読んでもらえたらうれしいです♪

『山姥からのあばよ』

そうさなぁ、ここんちの屋根裏に住むようになってから早〇年か。 


わたしゃガキが好物でね、特に悪い子が大好きなのさ。

あんたの子供達は美味しくなりそうに見えた。

悪ガキになったら、さらって頭からバリバリ喰ろうてやろうと舌なめずりしてた。

美味くなるまで待とうと我慢してただども、いい加減疲れてきた。


知り合いの山姥は子供が好きで、困った子だったら連れて行こうと思ってたんだと。

大切に育ててあげるつもりだったんだろ。

でも「良い子だったし親が悲しむから止めた」と言ってた。

優しいねぇ。

オマケに爺さんは、子供達にプレゼントをあげてるって?すげえな!

いや、見習わねえ、わたしゃそこまで甘くないつもりだ。

「おはよう」「ありがとう」?

そんな当たり前の挨拶できないやつは、まず、尻をかじってやろうと楽しみにしていた。

でも、いつまで経っても、悪いヤツにならねえ。

あんた、子供達を良い子に育ててんだな。 


特に、あれはダメだ。

あんたが熱出して倒れた時。

長女は、まだ小せえくせに、料理作ってたな。

真ん中の弟は、いっちょ前に風呂掃除なんてしてさ、上から見てたよ。

一番下のチビは、風邪が伝染るといけないって、部屋の外であんたに絵本を読んでたじゃねえか。字なんてろくに読めねえのに。

健気だねぇ。

三人とも、母親が元気になったらちょっと甘えん坊に戻ったけど、ま、それは悪くねぇ。

はぁ・・・こんなんで涙ぐむなんて、あの優しい山姥の事言えないよな、まったく。


そんな訳で、おまえの子供達はみんな良い子だから さらわねえ。

あーあ、もうさよならすんぞ。

二度と来ねえ。

子供達には「とにかく人に迷惑かけんな!」って山姥が言ってたって伝えとけ。


それにしても、ひとりで子育てするってのは大変だなぁ。

友達とか近所とか、声あげたら誰か助けてくれっかも知んねえぞ。

とにかく無理すんな。

余計なお世話だけどよ。

そんじゃあな、あばよ。


⛰️👹⛰️👹⛰️👹⛰️


まったく💦お粗末さまでした!

おチビちゃん宛じゃなくて、子育てを頑張るシングルマザー宛の手紙にしてみました。

我ながらガラが悪いですね😅💦すみません。

なんだかんだ言いつつ数年母子を黙って見守ってきた山姥かな?


山姥というと『三枚のお札』を思い出します。

結構好きな話で、最後和尚さんはお腹を壊さなかっただろうか?と心配した思い出があります。


とりとめのない話になりましたが、

今回も読んでくださってありがとうございました💕(*´∀`*)💕