この頃、急に充実したMusicリスニング環境
SHURE e4C
Apple AirPods Pro2
Shokz OPENRUN PRO
聴かせ方が立体的で楽しいので、ついつい長いこと音楽に浸ってしまうe4C。生々しいミキシング&マスタリングされた楽曲だととても楽しいですね。
AirPodsPro2は、ノイズキャンセル、自然な外部音取り込み、騒音下では自動で音量UP、iPhoneからの通知、着信も自由自在。そしてすべてのスイッチング、調整を耳元のスティック部分で操作できて煩わしいケーブルなしのBluetoothでしっかり及第点の音を聴かせる優れモノ。
Shokz OPENRUN PROは音質はさておいてコードレスと防水、丈夫なボディと骨伝導で耳をふさがない安全設計。
普段は便利すぎるAirPodsPro2を使用して、音楽に浸りたい時はe4C、お風呂やシャワーの時はShokzと使い分けています。
戦火をくぐってきたかのようなズタボロな外観ですが、MMCXコネクタ仕様へ改造してました。今回はひび割れがあったりしたので仕上げに粘度の低い瞬間接着剤で全体をコーティングしてからヤスリをかけてツルツルにしました。
20年くらい前のSHUREイヤフォンはケーブル劣化が進むのがはやくて、すぐ断線したりケーブル表面が剥がれたり…SE215が出たばかりのころもMMCXコネクタが接触不良で音が聴こえなくなったりとトラブルが多かったんですね。いま初期モデルのe2Cとかe4Cのセカンドハンズ品が出回ってないのもリケーブルできない仕様で断線が多かったからだと思います。ただ今回、ドライバユニットは20年を経て元気に復活しましたね。
前回の記事でも訂正しましたが、現行版としてはAONIC3がe4Cのアップデート版だそうでして、e4C好きな方はガッカリしない出来だそうです。そしてMMCXコネクター仕様でe4Cよりお安いお値段です。
オレは長年SHURE製品にはとてもお世話になってます。楽器業界でSHUREといえばSM58やSM57などが有名ですが、その音質からという訳ではなくて、すごくすごく丈夫で壊れにくいので定番になったところがあります。
SHURE SM58, SM57 ダイナミックマイクロフォン これらも60年以上前から生産され続けてるマイク
オレの場合はハーモニカ用のマイクとして古~いSHUREを使ってます
SHURE520風マイク マイクボディの一部だけ520を使用してますがそれ以外は樹脂だったりオリジナルパーツを使用して組み上げてます。
実用的に改造していますが、マイクユニットは1955年にSHUREで製造されたControlledRelactanceユニットで鳴らしていました。ユニットは70年を超えて現役。
そしてたぶん持っている一番古いSHUREは…。
SHURE 707A クリスタルマイク
これは1940年代に製造されてます。…いまから80年以上前ですねえ。クリスタルユニットは元気です。そしてSHUREのすごいところの一つですがこんな昔の製品の製品仕様書がまだ残っていて、SHUREホームページからデータを閲覧できるのです。
SHURE 707A データシート
かつてはSONYも各地にサービスステーションを置いて細やかなアフターサービスとして製品修理をしてたりしましたが似たような匂いを感じますね。
丈夫なユニットのおかげで音を聴く楽しさを再確認させてくれたSHURE e4C。そしてとにかく便利で手放せないAirPods Pro2です。