経済を私が面白くなるために | 孫と東村山Rhapsody

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今日は久しぶりにネットサーフィン(死語)して2005年ぐらいから今に至る田中秀臣さんのネット活動と、
その周辺記事を読んでいた。
videonews.comのゲスト 田中秀臣 さんの身辺調査よ。


数日前から息子が扁桃腺炎で発熱が続き、毎日のように医者通いがつづいていた。
内科→救急→耳鼻咽喉科
で、その耳鼻咽喉科で点滴処置など3時間待っている間に
ど素人向けの財務諸表の見方を指南する本が置いてあったので読んだ。
たとえば、「これが経済です。」のフランス語が"C'est économie.”だとして、
Cに続くあたりが主語だろうぐらいの理解はできた。(なんて酷い例え!)
貸借対照表・損益計算書もバランスシートもちゃんと理解してなかったことがわかった。
でもちょっとだけわかった。
経済と数学の親和性もなんとなくわかった。
なんにせよ経済学って言うのに対する取っ掛かりはできた。
全体像がぼんやりでもわかった気がするって言うのは次に進める大事なステップ。


で、なんとなく判ったような気になった私は、
田中秀臣さんのネット上の発言を掘ったわけ。
結果、ネットではなるべくジェントルマンでいなきゃねっていう
経済とはまるで関係ない教訓を得たよ、www。

でも学者間で喧々諤々あったからこそ対立軸が何かとか、よくわかった。
ので、私としては喧嘩大歓迎。

それにしても、経済の学者さんたちがこんなに喧々諤々勢いが良いのは
政府がまるでデフレ対策の処方箋を出さないからだろう。
こうすればいいのにと確信している学者たちが
何の手当てもしようとしない政府や日銀を罵倒するついでに、
対立する学者もついついこき下ろしてしまう。




じゃ、こういうのはどう?
まず、みんなが支持している経済の学者、ジャーナリストをエントリーする。
エントリーされた学者やジャーナリストにもっとも信頼できる自分以外の経済学者や
ジャーナリストを推薦してもらう。
そこで上位30人ぐらいの人が正式エントリー。

30人の経済学者たちが主張を公開し争点を明快に。
でもって対立する候補と経済の論客を一同に集めて
協調できるグループを3つぐらいつくる。
で、いわゆる流行の熟議っていうのをやってもらう。
で、最終的な結論を一ヶ月で出してもらう。
1ヶ月監禁してそれだけやってもらう。
それをネット中継する。
一ヵ月後、経済政策発表。
政策を政府や日銀は即実行する。
半年後に成果が上がればそれぞれ一億円の報酬を無課税与えられる。
半年後成果が上がらなければ強制的に再召集。
再熟議。
再び政策発表。即実行。半年後に成果があがらなければ日本の経済学者に絶望しながら
報酬として1000万円を投げ銭。

熱い経済学者たちの一ヶ月バトルは相当面白そうで、1000円課金されても私は見るよ。

なんにしても、こんなにわけのわからない経済の話なんだから、
インフレターゲットをアナウンスすることだけで
状況が変わるという話はナイーブ過ぎると思った2010年記録的猛暑の続く8月最後の日。
もちろん田中正臣さんもそれはわかっていらっしゃって、videonews.com中では、
とにかく日銀に責任を取らせる法案を、っておっしゃってた。

責任をとる経済学者バトルがやっぱり必要なのね。
とうわけで、小沢さんの政策と菅さんの政策がようやく焦点になりそう。
おもしろいね。