遅くなりましたがたかさんと作成したこの曲
いつもの作成プロセスの解説です~
◆琴
使った音源はPREMIER SOUND FACTORY 箏姫かぐやです。
何気にハイレゾ対応の琴音源です。アーキティレーション豊富です。
原曲になかったアルペジオ風のバックを入れて主旋律の尺八と
楽曲の繋ぎを意図にいれてます。
◆尺八
使った音源は、PREMIER SOUND FACTORY Shakuhachi Premier
めちゃくちゃリアルな尺八専用音源です。
◆和太鼓
使った音源は、In Session Audio Taiko CreatoとNative instruments
EAST ASIA
ここまでが特殊音源Wこういうの好きです。
◆ピアノ
ピアノソロ以外は、ヤマハのサンプリング、ソロは
スタンウェイサンプリングです~
◆ベース
STALINGの5弦ベース改AGUILAR仕様です。
指弾きです。使ったアンプシミュレーターは、Ik Multimedia AmpliTube 5で
アンプのモデルはFENDERのTBP-1。
◆ギター(自分分)
使ったのはExplorerで左右クリーンっぽいクランチ入れてます。
Burst Buckerのフロントの甘い音です。これもAmpliTube 5です。
あと隠し味に7弦ギターでバッキング入れてますW
◆ギター(たかさん)
いやーーーくそ大変だった。たかさんは、セミアコのあまーーーいサウンドで仕上げていただいており
正直普段使わない音なので如何せん経験がない。ミックスのゴールが全然見えなかったW
たかさんのイメージ的にはパットメセニーさんとのこと。ちゃんと聴いたことなので
ツベでお勉強すると自分が受けた印象としては、リバーブ、ディレイは濃いんだけど、
ギターそのものの音ははっきりしており、あくまで美しく甘くするためのアプロ―とと思った。
今のエフェクター使えばハイパス、ローパスフィルター使って似たような設定は造作もないんだけど
多分、メセニーさんのアプローチはそういうことじゃないないし、
バックの音はハイレゾ対応音源とか使ってる位の割と最新の音W
どうやってなじませようかが最大の難関。
まず、ぼやけさせたくなかったので
あえてコンプレッサーは使わなかった。
パルテックEQで5KHzブーストと音質の艶アップこれが
コンプの役割もちょっと入っています。
VITAMINで味付け2KHz中心にブースト
アンプディレイは、AmpliTube 5からこれ選択。ハード版もでてますよね。
メセニーさんならアナログディレイになると思いきや天邪鬼なので
デジタルディレイ使いましたW
でっブラックホールさん。これが肝です。
90年代らしさもありつつ美しい今のリバーブです。
そして、ミックスはどう解釈と作業したかですが、メセニーさんは、
デジタルのハイファイ系ではありませんが、濃ゆい。でもって、楽曲のサウンドも
決してビンテージライクではないので、深めのリバーブを美しさに変換する。
が一番のコンセプト。そして今作る曲なのでバックはハイファイのまま、
あえてビンテージよりにはしません。その「繋ぎ」に最適と思ったのが
BLACKHOLEのリバーブだったのです。音質変更はしましたが
イメージ通りにいけました。3日かかりましたがW
◆マスタリング
学長からクリアになってきたと感想いただきましたが、最近のセッティングです。
V-COMP(コンプ機能は使わない)→Master Rig(マルギバンドコンプレッサー、
マルチバンドサチュレーター、マルチバンドイメージャー)、Ozone11(絶対にリミッターは使わない)
Shadow Hills Mastering Compressor
最近クリアになってきた大きな要因は、2つで
①オーディオインターフェースをUFXにして適正な音でモニタリングできるようになってきた。
これは意外に大きい。
②Ozone11が凄いW AI機能にちょっといじる感じですが、
結構いい線で自動設定できてます。たまに負けたと思うときもありますしW