参進解説 | 大の日記

大の日記

音楽、バイク(VJ23A)、車(C35 laurel)を中心としたマニアックでもしっとりとした日記です。

 

遅くなりましたがたかさんと作成したこの曲

 

 

 

 

いつもの作成プロセスの解説です~

 

◆琴

使った音源はPREMIER SOUND FACTORY 箏姫かぐやです。

何気にハイレゾ対応の琴音源です。アーキティレーション豊富です。

原曲になかったアルペジオ風のバックを入れて主旋律の尺八と

楽曲の繋ぎを意図にいれてます。

 

◆尺八

使った音源は、PREMIER SOUND FACTORY Shakuhachi Premier 

めちゃくちゃリアルな尺八専用音源です。

 

◆和太鼓

使った音源は、In Session Audio Taiko CreatoとNative instruments

EAST ASIA

 

ここまでが特殊音源Wこういうの好きです。

 

◆ピアノ

ピアノソロ以外は、ヤマハのサンプリング、ソロは

スタンウェイサンプリングです~

 

◆ベース

STALINGの5弦ベース改AGUILAR仕様です。

指弾きです。使ったアンプシミュレーターは、Ik Multimedia AmpliTube 5で

アンプのモデルはFENDERのTBP-1。

 

◆ギター(自分分)

使ったのはExplorerで左右クリーンっぽいクランチ入れてます。

Burst Buckerのフロントの甘い音です。これもAmpliTube 5です。

あと隠し味に7弦ギターでバッキング入れてますW

 

◆ギター(たかさん)

いやーーーくそ大変だった。たかさんは、セミアコのあまーーーいサウンドで仕上げていただいており

正直普段使わない音なので如何せん経験がない。ミックスのゴールが全然見えなかったW

たかさんのイメージ的にはパットメセニーさんとのこと。ちゃんと聴いたことなので

ツベでお勉強すると自分が受けた印象としては、リバーブ、ディレイは濃いんだけど、

ギターそのものの音ははっきりしており、あくまで美しく甘くするためのアプロ―とと思った。

今のエフェクター使えばハイパス、ローパスフィルター使って似たような設定は造作もないんだけど

多分、メセニーさんのアプローチはそういうことじゃないないし、

バックの音はハイレゾ対応音源とか使ってる位の割と最新の音W

 

どうやってなじませようかが最大の難関。

 

まず、ぼやけさせたくなかったので

あえてコンプレッサーは使わなかった。

 

 

パルテックEQで5KHzブーストと音質の艶アップこれが

コンプの役割もちょっと入っています。

 

 

VITAMINで味付け2KHz中心にブースト

 

 

アンプディレイは、AmpliTube 5からこれ選択。ハード版もでてますよね。

メセニーさんならアナログディレイになると思いきや天邪鬼なので

デジタルディレイ使いましたW

 

 

でっブラックホールさん。これが肝です。

90年代らしさもありつつ美しい今のリバーブです。

 

そして、ミックスはどう解釈と作業したかですが、メセニーさんは、

デジタルのハイファイ系ではありませんが、濃ゆい。でもって、楽曲のサウンドも

決してビンテージライクではないので、深めのリバーブを美しさに変換する。

が一番のコンセプト。そして今作る曲なのでバックはハイファイのまま、

あえてビンテージよりにはしません。その「繋ぎ」に最適と思ったのが

BLACKHOLEのリバーブだったのです。音質変更はしましたが

イメージ通りにいけました。3日かかりましたがW

 

◆マスタリング

学長からクリアになってきたと感想いただきましたが、最近のセッティングです。

V-COMP(コンプ機能は使わない)→Master Rig(マルギバンドコンプレッサー、

マルチバンドサチュレーター、マルチバンドイメージャー)、Ozone11(絶対にリミッターは使わない)

Shadow Hills Mastering Compressor
 

最近クリアになってきた大きな要因は、2つで

 

①オーディオインターフェースをUFXにして適正な音でモニタリングできるようになってきた。

これは意外に大きい。

 

②Ozone11が凄いW AI機能にちょっといじる感じですが、

結構いい線で自動設定できてます。たまに負けたと思うときもありますしW