(前回に引き続き、言葉についての話です。)
◯自分の心に刻み込む
よく自分の目標や願いは、
目に見えるように貼っておきましょうとか
声に出して言ってみましょうとか
人に宣言しましょう、
などと言われます。
書籍や著名な方の経験談などで見聞きする内容です。
これって、忘れないように自分の意識の中に刻み込む作業でもあり、
ここからは後戻りしないという目印をつける作業でもあると思うんです。
無意識でもそう思える。
意識しなくても自然とそうなるように行動できる。
言ったからには進んでいく。
できる!と思えばできる。
できない。と思えばできない。
繰り返し言葉にすることは、自分に自分で暗示をかけるようなものです。
◯自分が浴びる言葉
暗示というとあやしい響きに聞こえますが、
毎日浴びる言葉に影響を受けるのは誰もが経験してきているはずです。
悪口や中傷などの言葉を浴び続けると、心身に良くない影響をもたらします。
気分はくさくさしてくるし、やる気もなくなります。
反対に、明るい言葉、優しい一言は勇気や元気が出てくるものです。
では、毎日の生活の中で、一番届いてくるのは誰の声でしょうか。
自分が一番聞く言葉は、自分の言葉です。
自分の言葉が、自分にとって一番身近な言葉です。
だから、
前に進みたいなら、前に進める良い言葉を自分にかける。
実現したいことがあるなら、言葉にして繰り返し自分に刻み込む。
浴びる言葉はいつのまにか心の奥の奥、意識の奥の奥に刻まれていきます。
そしてもし。
自分で自分に良い言葉をかけられなくなったら、
悪口を言って憂さ晴らしをするのではなく
良い言葉を使って行動している人のそばに行くようにします。
少なくとも、
「どうせ」「でも」「だって」と否定ばかりする人、
自分に対してネガティブな言葉ばかり使う人が、
挑戦し目標を達成するのを見たことがありません。
「陰キャ」「陽キャ」なんて関係ありません。
「おしゃべりかどうか」も関係ありません。
どんな言葉を使っているか、です。
調子が出ない時ほど、
どんな言葉を浴びるかは気をつけるべきです。
◯もやもやを言葉にしていく
言葉に関して、マザーテレサさんのこんな格言があります。
思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
繰り返し考えることは言葉になるし、
その言葉はこれからの自分を決めるものになるんですよね。
成長しよう、挑戦しようと思うなら、その思いを言葉という形にすること。
その言葉を繰り返し刻み込むことで次の行動に繋がっていくこと。
この1年のこんどっぐメンバーを見ていて、心からそう思いました。
日々、自分に良い言葉をかけてあげられるように、
良い言葉でエネルギーを与えられるように、
使う言葉を大切にしたいと感じたみなさんの頑張り。
言葉の力、改めて大事にしたいと思う今日この頃です。