片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)について | ふうりんそう便り

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と或る鍼灸師の日々是好日

ふうりんそう鍼灸院

院長の千葉です

 

 

先日、遠方から

 

目蓋のピクピクと

顔の引きつりが主訴の

 

方が来られました。

 

数年前から

 

いくつかの病院にて診察を

受けられ通院をされた後、

 

症状に変化が見られず当院に

行き着いたようです。

 

 

脳腫瘍などの大きな

病気ではないということを

確認の上、対応させて頂くことに

なりました。

 

 

  *****

 

 

ご本人いわく、きっかけが

ハッキリしていました。

 

症状が出始めの頃、

職場環境と人間関係に

 

大変苦労していたようなのです。

 

 

様々な患者様を拝見していると

一概には言えないこともありますが、 

 

 

やはり気苦労はお体の不調と

関係していると感じることが多いです。

 

 

しかし、一度崩してしまった

体調を正常に戻すのは、

時間はかかるかも知れません。

 

 

私が行っている経絡治療は、

自然治癒力を高めるものですが、

 

 

自然治癒力は生活態度が

重要ですので、

そのアドバイスも含め

 

何とかお手伝いが出来ればと

思っております。

 

 

 

 

 

片側顔面痙攣とは…

 

  顔の片側の筋肉が、自分の意思とは

  関係なくピクピクと動く病気です。

 
  最初は片目の周りに起こることが多く、

  徐々に頬や口の周りなどに痙攣の範囲が

 

  広がり痙攣している時間も長くなり

  頻繁に起こることがあります。

 

  痙攣の程度が強くなると、顔がつっぱって

  ゆがんだ状態になったり、麻痺が生じたり

  します。

 

  

  原因は解明されていませんが、

  顔面神経に血管が接触して、圧迫することも

  

  原因の一つではないかといわれていまして

  手術をすることもあります。

 

  この病気で困っている方は、中高年の女性に

  多いともいわれています。