ふうりんそう便り

ふうりんそう便り

と或る鍼灸師の日々是好日

ふうりんそう鍼灸院

院長の千葉です。

 

 

今年に入り、患者様の中に

多い症状として

 

眩暈(めまい)」が辛い

 

とおっしゃる方が数名いました。

 

それに伴い

 

「耳鳴り」

「頭痛」

「肩こり」 …等

 

がありました。

 

 

それぞれ原因や

お体の状況は様々ですが、

 

共通したことがありました。

 

それは、ご自身の生活の

ペースが乱れるような

 

ストレスがあったことでした。

 

ちなみに皆さん女性です。

 

 

 

*** 眩暈とは ***

 

①回転性めまい

  

 動いていないのに

 天井や周囲がグルグル回る

 

②浮動性めまい

 

 フワフワと体が

 浮いたような感じ

 

③前失神性めまい(立ちくらみ)

 

 気が遠くなり

 目の前が真っ暗になる

 

があります。

 

 

代表的なめまいとしましては…

 

・良性発作性頭位めまい症

  (約50%にあたると言われています)

 

・メニエール病

 

・突発性難聴    

 

・メンタル疾患によるめまい  ……等

 

   

    *******

 

 

 

今、挙げた4つの症状ですと、

 

発症してから短期間であればあるほど

 

症状は取れやすい印象を受けます。

 

病院では、「耳石」や「三半規管」と

 

いったお話があると思いますが、

 

残念ながら、分かっているのに

改善しないことがあります。

 

 

 

東洋医学では、

 

気(き)

血(けつ)

水(すい)

 

の3つの要素があります。

 

めまいは、この3つのバランスが

 

崩れることで引き起こされます。

 

 

1. 「気」が原因のめまい

     (ストレス・のぼせ)
 

   イライラしやすかったり、

  頭が重く感じたりするタイプ

2. 「血」が原因のめまい

     (血行不良・貧血)
  

  血圧の異常や貧血など、

  血液の巡りに関係するタイプ

3. 「水」が原因のめまい

     (水分代謝の低下)
 

  胃腸が弱く、体内の水分代謝が

  うまくいかないタイプ

 

             ……等

 

この考えをベースに

 

「五臓六腑」のバランスを

 

考えながら、治療をしていきます。

 

 

 

最後に…

 

めまいの中でも、直ぐに病院に

言った方が良い症状をお伝え致します。

 

 ・麻痺や痺れ、感覚障害などが起きた

 

 ・運動失調、構音障害、歩行障害が起きた

 

 ・激しい頭痛が起きた

 

 ・胸痛や脈の乱れがある

 

 ・便に血が混じる、血を吐いた等の

  出血が起きた

 

 

 

 

 

ふうりんそう鍼灸院

院長の千葉です。

 

 

先日、来院された方で、

 

この数年、ず~と吐き気があり

 

特に食べるとムカムカが強くなる

そうです。

 

常にお腹の張りが強く、便秘気味。

 

喉には何か詰まった感じが

あるという方が来院されました。

 

仕事も出来ず、生活がままならない

状況ということで、

 

かなり辛いのだろうと

想像致しました。

 

数カ所の病院に行かれたそうですが、

これといった、改善は見られなかった

ということでした。

 

 

とある病院の診断で、

 

機能性ディスペプシア

 

と言われたこともあったようです。

 

 

 

** 機能性ディスペプシアとは **

 

 

日常診療で行われる一般的な検査で

 

明らかな異常がみられないにも

かかわらず、

 

胃の痛みや胃もたれなどの不快な

 

症状が続いている状態を指します。

 

日本では約10人に1人程で

あるといわれており、

 

症状によっては、社会生活に

支障をきたすなど、

 

患者さんのQOL(生活の質)を

大きく低下させてしまいます。

 

 

    *******

 

 

患者さんの訴えの中に

 

「喉の詰まった感じ」

 

というのが、ございましたが

 

これを東洋医学では、

 

梅核気(ばいかくき)

といいます。

 

 

*** 梅核気とは ***

 

 

喉のどこかに違和感が

 

あったり何か詰まっていたり

 

するような感じがするのに、

 

検査を受けても何も詰まって

おらず、

 

病気も見つからないのが

特徴です。

 

発症するのは、50代の女性が

多いとも言われ、

 

現代医学では、

 

「咽頭神経症」

「咽喉頭異常感症」

「ヒステリー球」とも呼ばれます。

 

 

   ******

 

 

東洋医学では、

このような状態を

 

気滞(きたい)… 気の巡りが悪い

         気が滞っている

 

と考えます。

 

鍼灸治療では、その気の流れを

 

良くする為に行います。

 

1日も早い社会復帰のお手伝いが

 

できれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふうりんそう鍼灸院

院長の千葉です。

 

 

 

現在、定期的に通院をされている方に

 

「シャルコー・マリー・トゥース病」

 

の疑いがある方がおられます。

 

 

 

*** シャルコー・マリー・トゥース病 ***

 

 

1886年に報告された遺伝子変異による 

 

末梢神経疾患の総称です。

 

末梢神経には、筋肉を動かす運動神経と、

 

温痛覚や触覚などを司る感覚神経に障害が起こり

 

感覚が鈍くなったり筋力が低下したりという

 

症状が現れます。

 

 

遺伝子変異の種類にもよりますが、

 

基本的に男女差はありません。

 

通常0歳~20歳頃までに発症しますが、

 

50〜60歳にも発症のピークがあります。

 

世界的には2,500人に約1人、

 

日本においては1万人に約1人

 

の割合で発症するといわれています。

 

 

     *******

 

 

通院されている方の症状は、

 

足関節や足趾が上手く動かせず

 

感覚が鈍い状態ですので、

 

その疑いが十分にありますが、

 

 

国立の専門病院で検査をしている

 

今の段階では、

 

ハッキリしない状況なんです。

 

 

現在、さらに細かく調べて行く予定ですが、

 

結果がでるまでに1年ほどかかると

 

言われたそうです。

 

 

 

ですが、わかったところで

 

何が改善出来る方法があるかは

 

又、別の話になるのかなと

 

思われますが、ご本人からすると

 

何かハッキリさせたいという

 

気持ちになるのは当然だと思います。

 

 

当院では、東洋医学的な治療は

 

致しますが、

 

筋トレや関節可動域訓練だったりを

 

重きに置いております。

 

 

その方現在は、お仕事をされてませんが

 

以前の仕事環境がとても過酷で

 

大変だったお話とかを聞きますと

 

「心と体」のバランスの大切さも

 

関係があるのではないかと感じております。

 

 

 

     

     *****

 

 

 

自宅の「タイム・ロンギカウリス」が

 

今年も開花しました。

 

 

葉を触ると、レモンに似た爽やかな香りを

 

楽しめます。

 

去年の夏の暑さでダメになったかなと

 

思ったのですが、咲いてくれました。

 

今年は、蒸れないよう気を付けたいです。

 

 

 

 

 

 

 

ふうりんそう鍼灸院

院長の千葉です。

 

 

突然ですが、現在NHKで

 

「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」

 

という大河ドラマを毎週見ています。

 

 

俳優の横浜流星さんが演じる

 

蔦屋重三郎という人物の生涯を

 

描いていますが、正直ほとんど

 

知識がありませんでした。

 

 

ちなみに蔦屋重三郎とは、

 

江戸時代中期に活躍した版元

 

(出版プロデューサー)です。

 

・葛飾北斎

・喜多川歌麿

・東洲斎写楽 …など

 

後の歴史に名を残す多くの

 

天才絵師たちの才能を見出し、

 

浮世絵の全盛期を築き上げた

 

人物として知られています。

 

 

レンタルや書籍販売などを行う

 

複合量販店チェーン

 

「TSUTAYA」

 

の名称も、蔦屋重三郎に

由来するともされています。

 

 

先日、そんな蔦屋重三郎に興味を持ち

 

ゆかりの地を散歩してみました。

 

 

まずは、隅田川沿いの隅田公園に

 

 

車を止めて山谷堀公園を歩いて行くと

 

まずは、蔦屋重三郎の墓碑がある

 

正法寺に立ち寄りました。

 

 

そのまま山谷堀公園を歩いて行くと

 

見返り柳が見えてきます。


 

 

見返り柳とは…

 

遊郭の遊び帰りの客が、

後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、

この柳のあたりで遊郭を

振り返ったということからだそうです。

 

 

見返り柳のある交差点を左折し、

 

そのままS字カーブを道なりに進んでいくと

 

蔦屋重三郎が20代で開業した

 

耕書堂を模した施設が左に見えます。

 

 

そしてその先に

 

吉原遊郭、唯一の出入り口だった

 

吉原大門跡が見えてきます。

 

 

そしてその先に

 

 

吉原神社がありました。

 

 

こちらには、九郎助稲荷(くろすけいなり)

 

が祀られておりますが、

 

ドラマの中では、俳優の綾瀬はるかさんが

 

九郎助稲荷に扮してナレーションを

担当しております。

 

 

帰り際に

 

『鬼兵犯科帳』等で有名な

 

歴史小説家の池波正太郎さんの

 

生誕地碑がある、

 

 

待乳山聖天に立ち寄りました。

 

 

とても歴史のある変わったお寺でした。

 

情報量が多くなりますので詳細は省きます。

 

 

 

私の昔の印象は

 

吉原は風俗街、

 

三谷地区はスラム街の危険な街で、

 

車で通ることはあっても

 

歩くことはないかなと

思っておりました。

 

 

今回歩いたのは、ほんの一部分ですが、

 

歴史を感じながらの散策は

 

とても興味深く、街もどんどん

 

変わっているのかなと感じました。

 

 

 

 

 

 

ふうりんそう鍼灸院

院長の千葉です。

 

 

先日、

「右耳が突然聞こえないんです」

という方が来院されました。

 

発症されて10日も満たない

状況でしたが、

 

2~3日前に病院の検査でお薬も

出され飲み始めていまいた。

 

 

 

突然で原因不明の場合は、

基本的には突発性難聴といいますが、

 

残念ながら現在の医学では、

内耳の異常とだけわかっていながら、

原因がわかっておりません。

 

ただ、一つ言えるのは

発症から治療までの時間が

長くなると治りずらくなります。

 

 

   

  ******

 

 

 

当院に来院され方は、

幸いにも1回の治療で

 

ほとんど回復したとの

ご報告がありました。

 

念のため直ぐに2回目の

治療をして

 

病院に検査を受けたところ

当初の異常はないということで

 

病院の通院は終了ということに

なりました。

 

 

勿論、お薬も飲まれていたと

思いますので、

 

鍼灸治療も相乗効果として

お手伝いが出来たのかなと

嬉しく思っております。

 

 

 

今回の患者様に関しては、

 

日頃の悪しき生活習慣や

忙しさとストレスの度合い等を

 

俯瞰しご自身を見つめ直し、

改善出来るところは行動力を

持って対応したという所に

 

体が反応したのかなと思わ

せるところがありました。

 

その方の今後の生活にも大きな

意味があったと感じております。

 

 

 

*** 翳風(えいふう) ***

 

 

 

大切な治療穴の翳風について

お伝え致します。

 

耳に関する症状の時は、

よく使うツボになります。

 

「翳」は羽毛からできた扇子を指し、

耳に似ている形のもので、


「風」は、風邪を治す効果が期待できる

ツボということから名前の由来が
きています。

 

突発性難聴も外から入ってくる邪(じゃ)

の原因で起こると考えております。

 

 

翳風は耳たぶの後ろで、

耳のつけ根の後ろにあります。

 

口を開けたときにくぼんでいる

部分です。

 

翳風の鍼は深く刺さないことが

多いですが、

 

下にある胸鎖乳突筋という筋肉が、

張って硬くなっていると言うことが

ありますので

 

その場合、深く刺すことがあります。