頭痛について | ふうりんそう便り

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と或る鍼灸師の日々是好日

ふうりんそう鍼灸院

院長の千葉です。

 

 

1月は、頭痛をともなう

症状の方が多く来院されました。

 

 

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頭痛は大きくわけると

 

一次性頭痛二次性頭痛

分けられます。

 

 

一次性頭痛とは頭痛の原因が

 

よくわかっていないもので、

 

片頭痛緊張型頭痛がこれにあたります。

 

二次性頭痛とは、代表的なものとして、

 

くも膜下出血や脳腫瘍による

頭痛のことです。

 

 

当院では、一次性頭痛を対応しておりますが、

 

片頭痛の見極めのポイントは、

 

日常生活への支障があるかどうかです。

 

頭痛があるために横になって仕事や家事などを

 

中断しなければならないとか、

 

悪心嘔吐とは、気持ちが悪くなり吐きたくなったり、

 

実際に吐いてしまうなど。

 

 

それと頭が痛いときは普段よりまぶしく感じたり、

 

静かなところに居たいと感じるようであれば、

 

光過敏と音過敏があると考えられるでしょう。

 

 

実際の所、個人差があり見極めは難しいと

感じております。

 

 

 

頭痛は、女性が多いと感じますが、

 

梅雨時期や台風の時期の低気圧による場合か、

 

立春前後に多いのかなと感じておりまして

 

特にこの時期は目の疲れや目の奥が痛いなどと

 

おっしゃる方が多いように思います。

 

 

 

そのような時の治療としましては、

 

 

お灸治療

 

   外関… 外関は両手にある経穴(ツボ)で、

       手の甲と手首の境目の中央から指3本分
       ほどの距離を肘側に進んだ位置にあります。

 

   足臨泣… 足臨泣は足の小指と薬指の骨の付け根に

        あります。骨と骨の間のくぼみにあり、

        押すと痛いため見つけやすいツボです。

 

鍼治療

   

   太衝… 場所は足の甲で、親指と人差し指の骨の間が

       交差するところの前にあり、動脈付近の窪んだ

       ところが太衝の場所です。足の親指の先端から、
       人差し指の骨との間を足の甲に向かって

       触れていくと探しやすいでしょう。

 

   肝兪… 両肩甲骨の下の角を結び、背骨とぶつかった

       ところから約3cm下り、左右に指2本分の

       ところが肝兪です。

 

   他にも… 天柱・風池・百会・頷厭・懸顱・懸釐 …等

 

を治療穴として使います。

 

 

東洋医学で言うのエネルギーを調整します。