肩の使い方 | ふうりんそう便り

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と或る鍼灸師の日々是好日

ふうりんそう鍼灸院

院長の千葉です。

 

 

通院患者様の中で、肩こりではなく、

肩が痛いと言う方が数名おられます。

 

 

肩は、   

   「肩をすくめる」

   「肩を落とす」

   「肩みが狭い」  など、

 

肩を使った言い回しはたくさんあります。

 

 

肩には、その人の魅力と人生に対する

度胸とが表れると考えてます。

 

 

体の反射で言うと

 

右肩には静脈循環

左肩には動脈循環が反射します。

 

医学的にも、心臓への負担が左肩に出ると

言われますが、
 

これは正確には、

 

左肩は心臓の動脈血を押し出す力の強弱が反射

 

するということです。もう一方の

 

右肩は、肝臓から心臓への静脈血の受け渡し力が反射

します。


 

人にもよりますが、

 

右肩には怒りや欲求不満

左肩には自信のなさや自己評価の低さが表れます。

 

 

自分に自信がないな……と言う人は、

 

歩き出すとき、電車に乗る時、何か書類を手渡すとき、

 

とにかく体を前に出すときには、「左肩から入る」


というイメージを意識してみましょう。

 

そうすると自身のなさをあなたの魅力に

変化させることができます。

 

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【肩のリラックス体操】

 

 

まず、鎖骨、肩、で肩甲骨、上半身に

逆三角形の鎧を着ているとイメージします。

 

そして右肩の頂点と左肩の頂点を体の全面で

 

くっつけてしまうようなイメージで

 

両肩をぐーっと前に押し出してください。

 

 

今度は反対、背側で、肩と肩の頂点がくっつく

 

イメージでぐ~っとそらしてみてください。

 

前と後ろを交互に繰り返します。

 

逆三角形を蝶のようにひらひらと、

やわらかく羽ばたかせるイメージです。

 

 

しなやかな肩で、自由に飛び立つ翼を表現しましょう。

 

 

この表現が身につくとあなたの本当の魅力が

伝わりやすくなっていきます。

 

 

参考図書  「感情にとらわれると病気になる」おのころ心平