『スターダムのウラ 31』から続き。

ちょっと今回もとりあえずアメンバー限定記事で。3.3後に全公開で。

 

2月23日東スポ『グラドルレスラー・白川未奈 2021年はシングルのベルトを取りにいきたい!』

「女子プロレス「スターダム」の“闘魂Hカップグラドル”こと白川未奈が大ブレーク中だ。」

今度はこうきたか(苦笑・前回エントリ参照) 必死かよ(笑)

ジュリアは上げまくって中野たむの記事は淡泊でウナギ上げに転じたのがまた怪しいみてェなことを書いたからか、白川未奈を不自然に上げております。

だってそうだろ? 今の白川未奈のどこ押しゃ「大ブレーク中」なんて言葉が出てくんだよ。

ちゃんみながアーティストのベルトを1人で3人抜きして防衛した時だったら言い得てるよ。

でも怪我で2ヵ月欠場しててスターダムの流れに取り残されてて今度やっと復帰、それもバトルロイヤルに放り込まれた1人として、という現状では「大ブレーク中」という言葉はどうしたって無理がある。

それはそれとして、このインタビューでのちゃんみなの発言はこれまで俺が察してきたスターダムの現状及び中野たむが髪切りマッチにどう赴くか、からすると腑に落ちないところがある。

「アーティスト王座の防衛記録を最長にしたいです。あとはベルト2本で、上と下を隠す感じでグラビアをやりたいんですよ。なのでシングルのベルトを取りにいきたいと思ってます。」

俺の読みではウナギが転向したからコズエンはすでに空中分解してるも同然で、

(ちなみに俺はウナギについて「転向者」という言い方をしてるが、これは「裏切り者」とはニュアンスが違うのよ。かつて学生運動やってた連中がその後普通に会社員になって家庭持って、理想破れ変えられなかった日本でのうのうと暮らしてるという、そういう連中を「転向者」と言うんだよ。

ウナギも圧力に屈してスターダムの現状に馴れる方を取った、だから転向者だってんだよ、とワタクシは解釈しておりますよ)

現在もうコズエンというのは実質的には存在してなく、残ってるのはたむとちゃんみなのタッグDREAM☆Hだけのはずなんだよ。

ところが今回のちゃんみなの発言といい、こないだの記者会見のたむの不可解なコメントといい、俺の髪切りマッチの読みとズレている。

 

2月23日、YouTubeの愛川ゆず季のチャンネルにちゃんみながゲストの動画がアップされた。

愛川ゆず季とちゃんみなは同じ系統にある。

しかしスターダムは元々愛川ゆず季を源流としているのに現在は真逆の路線に突き進んでいる。

 

2月24日にYouTubeでこんなライブ配信が。

『ボートレース|スターダムから中野たむ・白川未奈 登場!|2月24日(水)14:00~|GⅡ第5回レディースオールスター2日目8R~12R|ボートレーススペシャルLIVE』

やはりというかなんというか、DREAM☆Hでの出演。コズエンじゃない。

スケジュールの問題とか最初からゲスト2人と決まってたからとかじゃないと思うんだよね…。

 

よくわかんないのが1月に発売されたスターダムのパンフ(ガイドブックVol.134)の表紙がコズエンになっている。そんなはずないのだが!?

3.3以降に消そうっつーユニットを最新のパンフでフィーチャーするわけねぇし。(コズエン抹消が本格起動したのは去年12月26日のコズエンvsDDMでちゃんみなが鼻を折られた時と思われるが、その時点でこのパンフは制作されてたわけだから、「そんなはずない」んである。)

 

2月26日、 ENTAME next

『『ザ・ノンフィクション』神回・プロレスラー中野たむが明かす“肩もみ”アイドル時代「地獄でした」』

『『ザ・ノンフィクション』神回・アイドルレスラー中野たむが武道館で“女の命”をかける理由』

という髪切りマッチを前にした中野たむのインタビューが掲載された。

女優としてミュージカルの舞台に立っていたのにアイドルにさせられた経緯などは今のたむしか知らないと意外である。

またそこからレスラーになってゆく経緯も素直に語られている。

が、髪切りマッチの核心及びスターダムの核心には触れていない。

記事自体もポイントがずらされている。それとも書いたライターがまったくわかってないのか。

「今回のルール決定にも『なんで令和の時代に昭和チックなことをやるのか?』という批判の声もあがったが、今回は昔の髪切りとはプロセスもニュアンスもまるで違うのだ。

ジュリアは自分の価値、ベルトの価値を守るために、あえて自分の髪の毛を賭けた。じつにプロフェッショナルな決断だ。」

これ違うからね。

既述してるけど、ジュリアが木村花と髪切りマッチやるってのは去年すでに決まっていたプランだった。

ところが花が亡くなったから対戦相手が空白状態だった。

それが中野たむに決まっただけ。ジュリアの髪切りマッチプランというものがまずあって、相手は二の次なんである。

だからあちこちの記事で書かれてるような“表向きの見方”ではこの試合の正体を読み取ることは不可能なんだよ。

「そして、中野たむはファンとの夢を叶えるために、その条件を呑んだ。」

これも“表向きの見方”であって、この試合の本質はそういうことではない。

葉月事件、木村花の死の真実、スターダムのジュリア独裁体制への転換、中野たむ・上谷沙弥・スターダムが起こされている訴訟…

華やかな表の世界と裏の闇。

「舞台となる日本武道館はアイドルの世界では「聖地」であって、誰もが憧れるステージであり、中野たむがアイドル時代に「あきらめてきた」夢のひとつである。

現在、彼女が入場テーマ曲として使用している『Twilight Dream」は自身が作詞をし、歌唱も担当している。つまり、入場シーンは彼女にとって「武道館ワンマンライブ」となる。地下アイドル時代からずっと応援しつづけてきたファンにとっては涙なしでは見られない光景となるだろう。」

それはたしかにそうなんだけどさ… 裏にある現実があまりに生々し過ぎる。

あ、もしかして… 『スターダムのウラ 30』で書いたたむが金で負ける場合だけど、

金だけじゃなく、髪切りマッチなら武道館でメインを張れるというのもあるのかな…?

もし髪切りマッチがなかったら中野たむは武道館大会でどこに出れてたか?

んー… バトルロイヤルにブッ込まれるほど扱いが下ではないとは思うけど…

バトルロイヤル出場選手って入場時自分のテーマ曲かかんの? 22人も出るんじゃかかんないんじゃない? かかっても巻きの指示。シングルマッチならちゃんと時間かけて入場できる。

ではなぜたむのシングルの相手がコズエンvsスターズですでにアングルあった岩谷でなく、ジュリアになったのか?

不自然に打ち切られたコズエンvsスターズ抗争。

花の死で対戦相手が空欄の、1年前から起動していたジュリアの髪切りマッチ。

会社の岩谷外し。

過去2度のタイトルマッチではたむをリスペクトしてたジュリアがいつからだったっけ? 急にたむに憎悪ムキ出しの不自然さ。

武道館大会の岩谷の相手は世志琥に決定…

髪切りマッチはジュリアと中野たむに決定…

…ポイントはたむか?

金の為か、それともジュリア従属体制に対する反発か、12月あたりに裏で髪切りマッチに名乗りを上げたのではないか? ならばと会社はコズエンvsスターズを打ち切ってジュリアvs中野たむ抗争を押し出したのではないか?

 

あ、同日川上がこの記事についてツイートしてる。

「おいおい、これはないだろう。

アクトレスガールズの事も、俺たちとの事も全て割愛じゃないか。

暴露ブログ第4話を読んだ方は、なぜこうなったか分かりますよね。暴露ブログ第4話のオマケで書いた事が原因です。ブシロードファイトさんは相応の対応をしてくれたと言う事でいいのかね。」

やっぱ大事な真実は丸ごとスルーして表向きのキレイごとだけが記事になっている。

あとこの人なんで限定公開するかな…

あと前日25日のツイートが不穏?

「3月3日スターダム日本武道館の髪切りマッチは中野たむは試合をボイコットすればいいよ。変わりにグレートタムを出せばいい。グレートタムなら負けても髪を切っても何とかなる(笑)

今こそ邪道魂でしょう!」

これどう取るべきかね? 負けることを想定しているようにも取れる。

ただ最後の「今こそ邪道魂でしょう!」は言われてみりゃもっともなんだけど。

「負けてグレートタムになる可能性はありませんか?

あ!でもそれだと折角復帰する白川三奈入れてコズエンが成り立ちませんかね。」(←字が違うぞ、おい)

というリプに対して

「負けてグレートタムに変身かは微妙ですが(権利の問題で)、ヒールターンはあり得ますね。試合3日前くらいに俺の試合予想出そうと思ってましたが、試合後に寸劇はありそうですよ、なにせ昭和テイストのプロレスなので。一筋縄では終わらない事は確かです。」

と答えている。

2月25日に小川が「賛否両論というか、批判ばかりが目に入るが…選手同士が覚悟を決めた以上、究極のオンナの闘いはもう見守るしかない。(中略) ジュリアvs中野たむはビジュアル系の総決算だ。」とツイートしている。

何言ってやがんだってとこだが、

これに対して川上は「エンターテインメントの道具として簡単に髪の毛を切るなんて言うもんじゃない。ディースナイダー(トゥイステッド・シスター)の動画を観て考え直してくれ。癌で切りたくもないのに髪を落とす人もいるんだぞ。」

もまたもっとも。髪切りマッチを見たがる奴はやはり残酷ショー好きであって、人間的な思慮に欠ける。

ところでこの「考え直してくれ」も、たむが負けることを想定しているようにとれる。

あと川上はリプ返の中で「髪切りマッチは結局の主役は「髪」じゃないですか。これ、誰がやっても同じでしょう。」と言っているが、これはまさにジュリアの相手が花からたむにスライドしただけ、の事実に符合する。

ジュリア及び今のスターダムはホントどうかしている。

全女とは仕組みが違う。全女は裏に賭けがあったからだが、ジュリア及び今のスターダムは単に残酷ショーをやりたいというね。

 

…なんか髪切りマッチが迫ってくるにつれておかしな塩梅になってきた。

・3.3後もコズエン終了しなさそうに見受けられるフシが出てきた

・川上のコメントが強気でなくなってきてる?

当初は結構輪郭がはっきりしてたのだが、ここにきて見えてたラインが曖昧になってきた。

 

2月28日の大会でたむとジュリアが最後の前哨戦を終えたようで。記事を読んだが、特にヒントになるようなことは見受けられない。

たむの試合後の「私はジュリア、アンタの首を獲る! 今はもうこれ以上言うことはない。今、最高の気分だよ」というマイクも、何が最高の気分なのか、

勝ってブッちぎることなのか、負けて大金を手にして現状清算できるってことか、取りようによってどっちとも取れる。

 

…その後の川上はどう言ってるだろう?とツイッターを見ると、

2月27日「3月3日、スターダム日本武道館、中野たむ対ジュリア髪切りマッチの勝敗予想 試合時間29分30秒 タイガードライバーにて勝者、中野たむ 展開 ジュリア髪切りの時に中野たむが止める。自分でバリカン持ち髪を切る。たむも自分で自分の髪を切り出す。日本武道館はカオス状態。ロッシーはニヤニヤする。」

これはジョークか?

同日「3月3日中野たむ敗北後にツイートするラストツイートは既に書いてある。俺の予想では、この下書きが世に出る事はないんだけどな。」

2月28日「スターダムの大一番の大会で発売される写真集は次の推しや方向性が顕著に見られる。このデータから考察すると、やはり髪切りマッチの敗者はジュリアで確定。写真集の表紙を見れば全てがわかる。ウソだと思うなら過去の写真集の表紙とその後の展開を見比べればいいよ。」

やっぱいまだたむ勝利って予想なんだな。でもブレてなかった?

俺が“今のスターダムの状況は日に日に変わっていってるといってもいい”とか既述した時があったけど、川上的にもそうなのかね? なんなんだろう?

あと写真集云々の話、これはウチでも度々言ってるけど、やっぱフィーチャーされるのが会社推しであって、イコールその選手が勝つ道理なわけで。

俺が詩美と上谷で上谷が勝つだろうって予想してるのもそこなんだよ。

ところで川上が言ってる「写真集」ってのはガイドブックのことか? コズエンが表紙のアレ?

(このガイドブック買いたいんだけど、スターダムの通販ページに出てないんだよな。会場でしか買えない? ほんとスターダム(小川)は固定客に絞った商売してるよな…。)

 

『スターダムのウラ 33』に続く。