コロナウイルスが大問題になってる近頃、皆さまいかがお過ごしですかね?
俺は現在ちょっと新宿で勤務してるんだけど、こんな状況で毎日新宿駅に通勤するのは空恐ろしいものが正直ある。と同時にあまり気にしてもいないのだが。気に病んでたら生きてけないよなぁ。新宿行き来してる人間の半分はマスクしてねェよな?
感染してる人はマスク必須だが、感染してない人はマスクよりは電車内で吊革とか手すりに掴まるほうが危険だろう。
キリないんだよな。それ言ったらエレベーターのボタン押すのも、オフィスやトイレのドアノブ掴むのも、昼休みに外食するのも、…キリねェよ。自宅から出ないのが一番安全かもしらんけど、そういうわけにいかないしなぁ。金があったらニートもいいけどさ(笑)。
っつーか細かいこと言い出したら近所の店で買い物するのだってもはや危険っちゃ危険だし。もう誰が感染してるかわかったもんじゃない。
気にし過ぎてもどうにもならない。
同僚からコロナウイルスの話を振られたから、この状況で新宿に通勤なんて、もうムリっしょ、もうみんなかかってるでしょっつったら苦笑が起こる。
朝のラッシュ、満員電車、1日の乗降者数が世界1位の新宿駅、自分が感染しないと思ってる方がどうかしてる。
職場のオフィスは指紋認証=不特定多数が皮膚を直接あてるし。
チームリーダーがもうカゼで早退したりしてるし(苦笑)
ってか俺が読んだ記事の中では『「日本は甘すぎる」新型肺炎対策に米軍関係者が苦言』(NEWS ポストセブン)に賛成だけど、日本政府の対応以前に、なんか問題になったの1月下旬ぐらいだったよな? 最初の感染者が12月の頭だってんだろ? どう考えても手遅れなんだよ、もう。
マスク不足もニュースになってるけど、先日近所の100円ショップで“そういやマスク買っとくか…”と見たらホントに売り切れてるよ…。後日ちょっとだけ入荷してて“お一人様1個でお願いします”と書かれてて、1袋だけ買ったけど。
前々から持ってたのが40枚近く、この時買ったのが10枚、
このウイルス問題はまだ数ヶ月先まで続くみたいね?
自宅周辺出歩く時は別に不安ないんだけどね、さすがに新宿ではねぇ…
とりあえずいい解決策としては辞めて郊外で仕事探すとか?(苦笑) でも郊外は職種が少ないからさ。だから新宿で仕事探したんであってさ。解決になんねェんだよな…。
でさぁ、マイケル・ベイの『バッドボーイズ』シリーズが好きな俺は、公開されたシリーズ第3弾『バッドボーイズ フォーライフ』を観に行こうと思い、どこで観ようかなと、喜多村英梨がまどマギを観に行ったと言ってた新宿バルト9にしようかと思ったが、ちょっと俺的に時間が合わず…
こんな状況下でわざわざ休日にまで新宿に行く必要もあるまいと郊外に切り替え、自分が住んでる街の映画館にしようかと思ったがこれも諸事情でちょっと…
で、結局なんと古巣?の府中のTOHOシネマズまでわざわざ行ってきちゃったというね(苦笑)。
府中駅のドトールで一服しながら軽い感慨に耽る。引っ越してから2ヶ月以上経ってるが、府中駅に来るとやはり戻ってきた感がある。ちょっと思い入れがあるというかね。
2作目はコチラを参照
今回のパート3は監督がマイケル・ベイではない。
また、パート2から17年だか経ってる。(17年!)
なもんで俺はどうだろな…と思いながら観に行ったんだけど。
さて上映開始。
(※以下ネタバレあり)
オープニングの爆走シーン観てて、キレが悪いなと。
しかしお高い車の運転席から降りてくるマイクをスローモーションでスタイリッシュに捉えながらカメラが反対側に移動してくとマーカスが開けた助手席のドアが消火栓にゴツン! はウケた(笑)。
その後も、いいトコとよろしくないトコとがある。
脚本は結構まぁいい感じ。『バッドボーイズ』シリーズは時の流れを踏まえており、今回もマーカスに孫ができたりマイクとのコンビをやめるとかやめないとか、マーカスとマイクが袂を分かつか否かとか… いつまでも突っ走ってばかりもいられない、かつ、オレたちは一生バッドボーイズだ、というアンビバレンツ。(パート2にもオレたちは生きるも一緒、死ぬも一緒、一生バッドボーイズだってセリフがあったけど。)
結構ね、中年の俺が観てて安くないお話でしたよ。
またギャグとシリアスと半々でバランスもいー感じ…と言いたいところだが、パート1と2を踏まえると、ギャグが足りない!
パート1はアクション映画というよりコメディ映画だったし、パート2はアクションの比重がハネ上がってたが同時にお笑い要素が「ギャグ」というよりもはや「狂ってる」ぐらいな不謹慎な笑いの連打で、『バッドボーイズ』シリーズはお笑い要素がすごく高い。
それと比べると本作のギャグは一般的な平均値に留まっている。
パート1の出演者がパート2に続いて今回もまた登場で、歳食ったなぁ…と感じると同時に、あのメンツが再び揃ってる感慨も。
(ただ、2人の上司のあの人を死なせちゃったのはちょっとなぁ… あと前2作でマイク&マーカスとやり合ってたラテン系の同僚刑事たちが出てなかったのも残念。シドはなんで出てない!? と、実はかつてのメンツを全招集ってわけでもないのだが、それなりにかなり取り揃えてはいる。)
…お話としては、今回シリーズ完結編として臨んだらしいことが伺える。
だから前2作では時折思い出したようにシリアスが混入されてたが、今回は端からアクション&ジョークとシリアスとを半々でやったと思われる。
最終作であることを踏まえたことが感じられる脚本だった。(ところが本作ヒットしたんで急遽パート4の製作が決定したそうだね。)
でも脚本がいいだけならテレビドラマで十分。「映画として」はどうか?
これがまた「いいトコとよろしくないトコとがある」。
スケール感のある映像があったりなかったり。
アクションも銃撃、爆破、チェイス…エッジの効いたカットと凡庸なカットとあって、迫力あるカットもあるんだけど、ギャグと同様、平均値というかさ。
マイケル・ベイだったらこんなもんじゃ済まないだろうっていう。
(そういえばマイケル・ベイをリスペクトしたと思われる(?)逃がした相手を見つめる主人公を仰角旋回スローモーションで撮る例のカットがあったが、これも本家ベイに比べると及ばない。)
世間的には評価が低いようだが俺はマイケル・ベイを買っていて、アイツのいい所はやり過ぎなとこと、映像がなかなか素晴らしいとこなんだよ。
他の監督が撮ったことで、マイケル・ベイの良さを改めて認識したという感じ。
ただしそのマイケル・ベイはマーカスの娘の結婚式のシーンに出演してたりする(笑)。レギュラーメンバーのみならずマイケル・ベイまで押さえてるとこは評価すべき。
どういう理由で今回ベイが監督やらなかったのか知らないんだけど、出演したベイ本人にも好感。(ベイも歳食っちゃったなぁって感じだが、とりあえず姿が見れてヨカッタ)
音楽は全体的にはよろしくない感じだが、パート1のマーク・マンシーナの旋律も流れる。音楽担当したの一体誰だよと後で確認したら、マーク・マンシーナでもなくパート2のトレヴァー・ラビンでもない人物。
パート3で一番良かった曲はエンドクレジットの最後の方で流れる、マンシーナのスコアを戦闘的アレンジにしたやつだったりする。
…まぁ結局のところ、悪くなかった、結構楽しめた、
けどつくづく思ったのはマイケル・ベイが撮ってたらなぁ!っていう。
悪くはないっスよ。でも俺みたいなマイケル・ベイ リスペクトな人からすると…というね。
ベイがいかに素晴らしいかってことよ。