『東光山 英勝寺』
浄土宗寺院
ご本尊 阿弥陀三尊像
創建 寛永13年(1636)
開山 玉峯清因尼
開基 英勝院尼
境内に入ると可愛らしい春の花々が色とりどりに咲いていて、石仏とともに女性的で和やかな雰囲気を醸し出しておりました🌷
英勝寺は水戸徳川家とのご縁が深く、同家の姫が代々住持を努めました。そのため“水戸御殿”や“水戸の尼寺”とも呼ばれました。
開山の英勝尼は太田道灌4代の太田康資の娘で、徳川家康の側室「お勝の方」です。家康との間には市姫が生まれますが夭折し、その後は家康の命により、後に初代水戸藩主となる徳川頼房の養母を務めました。家康の死後は落飾して英勝院と称し、3代将軍家光より父祖の屋敷跡である扇ガ谷の地を賜って英勝寺を創建しました。
創建にあたり、当時7歳だった徳川頼房の娘の小良姫を玉峯清院と名付けて得度させ、門主に迎え開山としました。
☆山門
山門は大正12年の関東大震災で倒壊し、資産家に買い取られ、長年山王ヶ谷にありましたが、平成13年に英勝寺に買い戻された後復興工事が行われ、平成23年に落慶供養が行われました。
山門の部材からは後水尾上皇宸筆の扁額が発見されています。
讃岐高松藩主の松平頼重(徳川光圀の兄)により建立され、平成25年には仏殿・鐘楼・祠堂・唐門とともに国の重要文化財に指定されています。
☆仏殿
寛永13年に建てられた禅宗様方三間裳階付の建物で「宝珠殿」と呼ばれています。
ご本尊の運慶作と伝わる阿弥陀如来立像が安置されています。
☆袴腰鐘楼
神奈川県でも珍しい鐘楼で、寛永20年銘の梵鐘が吊るされています。関東大震災で鐘楼が倒壊した後、梵鐘は三浦の福本寺に移されていましたが、鐘楼が復元された昭和32年に返還されています。
山門の横の崖には洞窟が掘られています。
「三霊社権現」というのだそう。
中へ入ってみました。
10mほどの洞窟の内部には石仏が安置されていました。
こちらは出口です。
☆聖観音菩薩
☆太子堂
印からみて阿弥陀様かな⁇
↓
☆竹林
☆英勝寺の白藤
英勝寺さんは見事な白藤が有名なのだそうですが、残念ながら見頃を過ぎていました。。。
ですが境内には他にも可愛らしい花々がたくさん咲いており、心がほんわかと温かくなりました🏵️
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