太宰さんは出生時間が夕方とのことで、6月の日の入りが19時くらいと考えて、18時でホロスコープを出してみました。
双子座の支配星である水星が双子座に回帰していますので、さらに水星の特徴が強まります。かなり賢く文才に秀でていたことが分かります。
特徴的なのが7ハウス、双子座〜蟹座ステリウムで、そこに重要な天体がコンジャンクション祭りとなっております。なんと7ハウスに6天体+ドラゴンヘッドという物凄さ。
7ハウスは一対一の人間関係・結婚相手・契約などの意味を持ちます。そこに天体が集合ということは、人生において契約を結ぶ機会や人との関わりが多いということになりますね。また他者との関係を通して成長していきます。文筆をつかさどる双子座と水星の影響で、同業者を含め知識人とのご縁が多かったと思われます。ドラゴンヘッドも入っていますから、恋愛・結婚を含むパートナーシップが人生の最大の課題であったといえるでしょう。
人生においては、仕事だけではなく女性関係も大きな位置を占めていたでしょう。1つのハウスに月と海王星を含む天体がこれだけ入っているのですから、その意味合いがハードにもあらわれるため、良いことばかりではありません。特に海王星と月・金星がコンジャンクションで入室しているので、女性に依存したり、自分の全てを相手にゆだねる傾向が強かったと思われます。相手を重視し過ぎるあまり、不安や恐れ・抑圧も大きかったのではないでしょうか。ですが結婚相手に関しては見る目があり、良い人を掴んでいますね。彼は最終的に女性と心中してしまいますが、7ハウスの冥王星がそのことを暗示しています。
木星は9ハウス。
海外・宗教・法律・精神哲学の部屋です。太宰さんの作品には走れメロスなど海外のお話もありますが、最終的には文筆業ではありましたが、精神哲学の領域で財を得ていた印象ですね。
また太宰さんは家庭・家族を意味する4ハウスに土星が入っており、家や故郷に関する試練・困難をあらわします。結果としてその経験が太宰さんの小説家としての人気に繋がったと推測できます。
☆月と金星・海王星のトリプルコンジャンクションが火星とトライン、さらに天王星・土星とTスクエア
ユニークだけれども繊細な感性を持ち、人の感情を敏感に察知しますが、インスピレーションも豊富に受け取れます。また同調能力が高いのでなんでも受け取ってしまいます。感情的・衝動的な言動が多く、気が強い女性を選ぶ傾向があります。金星と火星がトラインなので、性欲が強く自身も性的魅力を持ちますので、かなりモテたと思われます。
ここに天王星・土星がからむTスクエアが入ります。土星は牡羊座4ハウス。幼少期に突然ショックな出来事に見舞われた可能性があります。それが心の傷となり、対人面で不安や恐れが生じていたのではないでしょうか。才能豊かな人物ですが、本人はかなりの劣等感に苛まれていたと推測されます。自分自身と向き合ったり、良きお相手との出会いの中で克服出来れば良かったのでしょうが、逃げから放蕩にふけってしまった感じですね。
☆太陽と水星・冥王星のトリプルコンジャンクション
普通ではない情報収集能力と徹底した探究心があり、とことん追求します。知謀にも長け疑い深くもあります。説得力のある話し方をする人が多く、人々を惹きつけます。
☆水星と土星のセクスタイル
最後までコツコツとやり遂げられる意思の強さを持ちます。集中力・思考力・記憶力に優れているので、知識の習得が早いでしょう。文章能力が高いのも特徴です。
☆金星と木星のセクスタイル
とても人気者で、容姿に恵まれ寛大で親切。ユーモアに富んでいます。人生においてロマンスが多く、たくさんの恋愛を経験するでしょう。女性に助けられることも多いです。
☆火星と天王星のセクスタイル
思い立ったら即行動の人。フットワークが軽く、一度決めたことは実行します。自分で自分を忙しくさせている発明家でもあり、変化や改革に強い傾向です。
☆土星と冥王星のセクスタイル
忍耐力と持久力に優れ、逆境が一番の前進力。何事も臨機応変に対応できる要領の良さがあります。歳を重ねるごとに多くの人に慕われるというアスペクトなので、とても残念ですね。
太宰治さんの作品も、若い頃に全て読破しましたので、その人生は大まかには把握しております📖
彼の生まれ持った特質が、良くも悪くも極端に出てしまったのかな、という印象ですね。乗り越えられるからこそ、このホロスコープの日に生まれてきたといえるわけで…寿命をまっとうしていたら、もっと多くの作品を生み出していたのでしょうね☆
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