羽黒山の大鳥居は、大宝寺城主で羽黒山の別当だった大宝寺政氏(武藤政氏)が、城下に巨大な一の鳥居を築いたのが始まりです。その鳥居は残っておらず、鶴岡市鳥居町という地名を残すのみです。
昭和4年に山形県道47号線鶴岡羽黒線をまたいで立つ大鳥居が建てられましたが、老朽化のため平成30年に建て替え工事が行われました。
以前の鳥居よりひと回り大きいそうで
高さ23.8m・笠木の幅31.6mです。
迫力あります!
随神門をくぐると下の参詣道「継子坂」が続きます。
400本以上に及ぶ参道の杉木立は国の天然記念物に指定されています。
羽黒山の石段は2446段(約2km)あり、正式には片道1時間半かけて登り参拝するのですが、今回は時間の都合上、まず羽黒山の麓にある羽黒山五重塔を拝観した後、出羽三山神社(三神合祭殿)へはバスで移動しました。
祓川に架けられた赤い神橋が美しいですね。
昔は出羽三山詣での人々は必ず祓川の清き流れに身を沈め、水垢離をとり登拝していたといいます。
神橋を渡るとそこには「須賀の滝」
須賀の滝は承応3年(1654)、当時の別当であった天宥により、月山山麓水呑沢より約8kmの間を引水し、祓川の懸崖に落とし「不動の滝」と名付けました。
滝の前にあるのは瀬織津比咩をはじめとする祓えの神々をご祭神とする「祓川神社」
そのお隣の少し小さいお社は天手力雄命をお祀りする「岩戸分神社」
祓川神社と岩戸分神社の間にはお不動様がいらっしゃいます。下がそれぞれの写真です。
☆爺杉(国天然記念物)
樹齢1000年以上といわれる杉の古木です🌲
☆羽黒山五重塔(国宝)
東北地方では最古の塔とされる羽黒山五重塔。
平将門公の創建と伝わり、現在の塔は約600年前の応永5年(1372)に再建されたものです。
高さ約29mで屋根は日本古来の柿葺、三間五層の素木造です。羽黒山はかつて神仏習合により仏教建築も多くありましたが、明治の神仏分離によりそれらはほとんど廃され、この五重塔が残りました。
現在のご祭神は大国主命で、出羽三山神社の末社「千憑社(ちよりしゃ)」となっています。
こちらの羽黒山五重塔は来年2023年から柿葺の修繕事業が始まるため、令和7年(2025)まで覆いがかけられます。なので今年が全景を見ることができるチャンスなのです。
記念撮影
☆摂社・末社
豊玉姫神社・天神社
大年神社・五十猛神社
根裂神社・磐裂神社
子守神社・天地金神社
下居社・天拝石
☆出羽三山神社ご朱印帳
☆御朱印
⛰9月28日(水)は高尾山へGo❗️
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