昨日の記事『神人和楽in戸越八幡神社』
の中で、ケンポナシにニホンミツバチが巣を作っているという内容をご紹介しました🐝
ミツバチといえば「ハチミツ」ですよね🍯
私はハチミツが大好きで、ハチミツシナモントーストをほぼ毎朝食べ続けております!
そんな流れで今日は養蜂の歴史について書かせていただこうと思います。(過去にも似たような記事を書いた覚えがありますが)
ミツバチの歴史は約8000年以上も昔に遡ります。
紀元前6000年頃にスペインのラ・アラーニャ洞窟の壁画には、ハチミツを採取する人間の姿が描かれています。
戸越八幡神社さんにも棲みついているニホンミツバチは、古来より日本に生息する野生種で、ハチミツの採取は縄文時代以前にはじまっていたと推測されています。長崎県の壱岐では中新世(2400〜2500万年前)中期のものとみられるミツバチの化石が見つかっています。
日本の養蜂の起源は643年(皇極天皇)。奈良時代ですね。日本書紀には
「太子余豊が蜜蜂の房す四枚をもって三輪山に放ち養うしかれどもうまわらず」
という記録があります。日本在住の百済の皇子が養蜂を試みるも、この時は失敗に終わったようです。
何気に三輪山で養蜂ってすごい。。。
この時代はハチミツと養蜂はシルクロードを通って伝わり、とても貴重な薬として宮中へ献上されていました。
平安時代になると書物に養蜂をする人が登場。
“蜂飼の大臣”こと藤原宗補はミツバチを飼っており、1匹1匹に名前をつけ、当時の人々からは笑われていたそうです。
しかし宮廷に蜂が大発生した際には、蜂に餌を与えて誘導したそうですよ。
この時代はハチミツを国内で生産するようになります。また食用や薬以外にお香としても使われました。
江戸時代になるとかなり研究が進みます。
特に熊野では研究の進み具合が一番だったそう。
江戸時代〜明治時代はニホンミツバチから蜜を採取していました。しかし生産力が高くなかったため、セイヨウミツバチから蜜を採取するようになり、ニホンミツバチの飼育は次第に減っていくことになるのです。
ニホンミツバチは、以前記事にしたクマバチ同様とてもおだやかな性質です
虫が苦手な人も多いかと思いますが、よほどのことがない限り攻撃はしてきませんから、もし遭遇したら振り払ったりせずに、温かく見守ってあげてくださいね(^^)
余談ですがハチミツの中で血糖値が上がりにくい(ゆるやかに上がる)のはアカシアハチミツです。100%のアカシアハチミツは真冬でもほぼ固まりません。固まるのがちょっと…と敬遠されている方にはオススメですよ☆
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