ここ数日は特に、小さめの地震が頻繁に起こっていて、いつもは地震のことはあまり気にしていない私でも、非常に不気味さを感じております。
昨日の夕方に起こった地震の後、ふっと思い出した神社がございましたので、過去に記事にはしておりますが、再度まとめさせていただきました(^^)
ご紹介するのは宮城県塩釜市に鎮座する鹽竈(しおがま)神社の境外社で、東北の大震災を予言したといわれる、不思議な四口の神釜(竃)があることでも知られています。
参拝したのは数年前。
志波彦神社鹽竈神社の東参道を出て、徒歩2分の所に境外社の神社さんが鎮座されています♬
あ、ちなみに私は宮城県出身でーす![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
帰省した際に、時間が取れれば寺社を参拝しております(^^)
『御釜神社』
ご祭神 鹽土老翁神
創建年代不詳
鹽竈神社境外末社
元は七口だったこの竃は、神代において鹽土老翁神が海水を煮て製塩する方法を人に教えた時のものと伝えられています。
陸奥国国府・鎮守府が設置された多賀城の創建の頃、御釜神社では竃を使って塩作りが行われていたことから、この釜に由来し「塩釜」の地名がついたといわれています。
また毎年7月には鹽竈神社例祭の神饌を調進する特殊神事「藻塩焼神事」が行われ、鹽竈神社の末社の中でも特別な位置づけとされています。
「四口の神釜(宮城県塩釜市)」
「石の宝殿(兵庫県生石神社他)」
「天逆鉾(鹿児島県霧島神宮)」
がそう呼ばれています。
☆神竃奉置所
公開はされておらず、社務所に申し出ると100円で拝観できます♪
もちろん私も拝観しました!
社務所から御釜神社の釜守さん(女性)が出てきて鍵が開けられました。
中に海水を湛えた神釜が四口並んでいました。
実際に拝観させていただいて、なんというか…ただならぬ不思議な感じがしたのを覚えています。
目の前の御神体に丁重に参拝。
“この四口の神釜は震災を予言”
と書きましたが、地震などの天災が起こる直前には、釜の水の色が変わると伝えられています。
釜守の女性の話によれば、東日本大震災の日の早朝、先代の30年釜守を務めた男性が、釜の水(海水)がものすごく透明になったのを確認しているとのこと。
その後の平成25年8月にも余震とみられる大地震があったのですが、その際には前日に白く濁ったような色になり、翌日に現在の釜守の女性が、どうしても気になって神竃奉置所の扉を開こうとしたまさにその時にグラグラきたそうです。
揺れている最中に神釜を見ますと、地震で大きく揺れているというのに釜の中の海水は外に全くこぼれず、真ん中に噴水のように波立っていたのだとか。
また釜の水は年一回の水替神事の際に新しいものに取り替えられていますが、昔からこの釜の水は、どんなに雨が降っても溢れず、どんなに日照りが続いても涸れないのだそうです。
寛永13年(1636)から、この釜の水を使い卜占が行われていたようで、釜の水の変色は吉事または凶事が起こる前兆といわれ、変色があった場合は、当時の別当法蓮寺から仙台藩に届け出ることになっていたそうです。
☆ご朱印は書置きになります
鹽竈神社に参拝された際には、ぜひこちらの御釜神社をお見逃しなく!神釜は迷わず拝観です。
知らずに通り過ぎてしまっては非常にもったいないですから♪
そしてどうやら神釜の地震予知は、前日か当日の朝らしい。。。
ご神体の神釜が予知してるのか
ご祭神の鹽土老翁神が予知してるのか…
謎が尽きない不思議な神社さんです☆
そして皆さん、防災対策はしておきませう![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
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