私のまわりには博識の方がとても多いです。
特に古代史の講座に参加したりしていると、先生はじめメンバーさんの知識の豊富さには毎回とても驚かされます。
ですが皆さん、先生でさえもその知識をひけらかすことはなく、他の方のお話も「へぇ〜」と面白そうに聴いていらっしゃいます。
例え知っているお話が出ても、誰一人「知ってる話だった」という方はなく、皆さんの姿勢は変わりません。
知っている話の中にも新たな気づきや新発見があったりするから。
皆さんそれを分かっていらっしゃるんですよね。
これは私も全く同感で、例えば神武東征のお話などは何度聴いてもそのつど得るものがあります。
さて本題♪
自分の知識の豊富さやそこに至る努力に自信を持つことはとても大事なことですよね。
だけど「あの人は私より知識が浅い」「あのやり方は間違っている」などとその人がいかにできないのかを分析したり批評したりして、自分の方が多くの知識を持っているんだ、と誇示するのはどうかと思います。
もちろん持っているものをきちんと披露したり伝えたりするのは素晴らしいことです。
自信を持つ
ことと
誇示をする
ことは全く違う。
浅いって思われたくなくて自己主張をするのかもしれませんが、ひけらかしたり矛先を別の方に向けた時点で、自分の小ささだったり人間性が露呈します。
自分が持っている知識だって、書籍だとか講座だとかで得たものであり、必ずどなたかの恩恵を受けているわけです。
相手より優位に立ちたい気持ちがあると、どうしても言葉や文章が上目線になってしまいますね。
中には、当たり前のことを上からおっしゃっているのもよくお見かけしますが。。。
優位に立って…それでどうされるのかなって思ってしまいます(^^;;
あるいは自分の心の奥底に“自信のなさ”があるのかもしれません。
戦う相手は自分の中の見えない敵、といったところでしょうか。
下手をすると、せっかく努力の賜物である知識をたくさん得たのに、中身がないなんて思われかねません。
ちなみに私は「へぇーすごいね!」
とひたすら話を聞いています。
ただ矛先が自分の信頼している方に向けられるととても悲しい気持ちになります。
人生経験や得た知識って人それぞれ違うもの。その批評したお相手だって、自分がかなわないものをお持ちのはずです。またはあえて知識をださないだけかもしれません。
自分はまだまだ知らないことがたくさんあるので、人様から教えていただく
どんな人でも自分より優れている
例えば
この人は方程式は苦手かもしれないけど、母としては自分よりかなりすごいなぁ
女性らしさは群を抜いている
運動神経バツグン
などなど。
また、教える
ということも何よりの勉強だったりします。
その場合は、教えることでまた自分も学ばせていただく
我がなければまわりにも自然に映ります。
謙虚さって大切で。謙虚になった方が得るものが多い。過剰に腰を低くするというのではなく…本当に賢い方は作らない謙虚さを持っています。
他人によく思われたいから謙虚になるのではなく、その方が自分の人生が豊かになるから。
個人的には
謙虚になりなさい
というのは、そういうことかと思っております。
写真は先日お客様からいただいたカステラ
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