白鬚神社を出てから雨がだんだんと強まり、こちらの神社さんに着く頃にはピークに
『隅田川神社』
ご祭神
速秋津日子神 速秋津比賣神
鳥之石楠船神 大楫木戸姫神
隅田川神社の創建年代は不詳ですが、伝承によれば神代の昔、神亀に乗ったご祭神が隅田川東岸に突き出た浮洲の丘に鎮座しました。
住民が「浮島」と呼んだこの島は、隅田川の増水にも沈むことがなかったといい、この島に仮宮を建てて浮島宮と号した、とされます。
治承年間(1177~1181)、源頼朝が関東下向の折、暴風雨に遭い当地に至りました。
そこで荒天の鎮静を当社に祈願し、水神の霊験に感じて社殿を造営したと伝えられています。
墨田郷の総鎮守として崇敬を集め、この地が河川交通の要衝であったことから、特に船主や船頭などの水運業者らにも篤く尊崇され「水神社」「船霊社」とも称されました。
狛亀さんがお出迎え
本殿は嘉永元年(1848)造営後、安政5年(1858)に再建、拝殿は1864(元治元)年8月に造営されたもので、明治5年に社号を隅田川神社と改称しました。
戦後は首都高速6号向島線と防災拠点建設事業のため、旧地の南約100mの現在地に遷座しています。
若宮八幡は大正時代の荒川放水路開削により、当社へ遷座しています。
こちらの鳥居は、かつて隅田川から船で来た人のためのもので、この鳥居の前には隅田川が広がっていたようです。
享保18年(1733)、幕府は疫病死者の慰霊と悪病退散を祈願する目的で川開きの日に水神祭を斎行。
その際に花火師・鍵屋六代目弥兵衛の仕切りで20発前後の花火を打ち上げたのが、現在の隅田川花火大会のルーツということです
押上駅からここまでかなり歩きましたが、向島の神社さん、素晴らしいお社ばかりでとても幸せな気持ちにさせていただきました
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