15歳~39歳(だったか?)の若者達の中で、学校へも仕事へも行っていない人が、日本全国で65万人もいるとか、聞きました。

すごい数です。

とても、もったいない気がします。

夕方のニュース番組で、その特集をしていました。

こういう事態になった原因として、

①親の世代が豊かになって、働かない子供を抱えていられるようになった。

②一度つまずくと、なかなかやり直しが出来ない日本社会の構造

③4月入社の「新卒」ばかり重視する企業の体質

④人付き合いが苦手で、傷つきやすくなった若者が増えた

等のことが考えられるそうです。

①の場合、親が病気になったりして、働く必要に迫られ、就活を始める人も出てくるそうです。

④の場合、本人が「発達障害」を持つ場合もあるそうです。


分析を聞いていたゲストの出版社社長は、たくさんのニートの人達が「宝の山」に見えると言い、人付き合いをスムーズにするためには、3つのものを読めるようになればいいと言いました。

①人の顔色
②人の声色
③その場の空気

だそうで、これらが読めれば、社会でうまくやっていけると。

大家族やたくさんの兄弟に囲まれて育てば、複雑な人間関係や日常茶飯事の揉め事を見ていて、子供ながらいろいろ学習すると思いますが、核家族で、母親と一人か二人の兄弟だけと育てば、経験も少なく、顔色や声色を読む知恵もつきにくいと思われます。


二人兄弟でも、上の子は、おっとりしていて要領が悪いことが多く(私もそうです)、下の子は、上の子がすることを見て学習するので、要領が良いことが多いようです。


友達の息子さん達も、そのようで、お正月などにお母さんの実家で、弟さん達の子供達も全員が集まる時、上の子はぐずぐずしていて、一番腕白な子の隣に座ることなり、泣かされたりしているけれど、下の子は素早く一番面倒見のいいお姉ちゃんの隣に座って、世話してもらっていたりするそうです。

とはいえ、大家族のお嫁さんは、肉体的にも精神的にも大変なので、核家族化が進んで「嫁」の役割が軽減し、「妻」と「母」の重さが増したことは、女性にとっては良かったと私は思います。

ただ、母一人に子育ての責任がのしかかり過ぎて、しんどいこともあると思います。


豊かな時代に育った今の若い人達が、傷つきやすくなった傾向はあるようで、私の周囲の30~40歳代の人達は、私達ほどには打たれ強くはなく、互いに褒め合ったりすることが多いと聞きました。

インターネットやメールでの交流が増えて、相手の顔色や声色を読みながら会話することが減ったので、上手く出来なくなったのかなと思います。


私達の学生時代には、まだ学生運動の残り香がありましたが、そんな雰囲気は全く無い平和で、物質的には豊かな学生時代を過ごしたのでしょう。


日本の学校は、文部科学省は、どんな人間を社会に送り出そうとしているんでしょう?。

知識を詰め込むことばかり熱心にするけれど、社会や人生の問題をじっくり考えたり、議論したりはしないままのような気がします。


日本人が議論が下手で、すぐ個人攻撃になったり、感情的になったりするのは、子供の頃から理論的に話し合う訓練が出来ていないからではないでしょうか?


自分の意見をきちんと、はっきり主張出来る人にというより、あまり深く考えず、上に立つ人の言うことや規則を守る人を育てようとしているんじゃないでしょうか?


学校だけでなく、地域や会社でも、「波風立てる」ことを嫌い、おかしいと思うことを指摘すると、まだまだ白い目で見られたりする傾向があるのではないでしょうか?


「よそ者」と「馬鹿者」と「若者」が社会を変えると言われますが、社会を変えそうな「若者」は、少なくなっているのかな?

政治に関心が無く、投票に行かない若者が多いのは、残念です。無関心でいても、政治の影響は必ずみんなに及ぶのに。


例えが極端ですが、「戦争は、老人が始めて、若者が死ぬ」というように。



funwaritoさんのブログ-葉っぱのアクリルタワシSH3E05300001.jpg

3色の糸で、アクリル・タワシを編みました。

若葉から段々色が濃くなっています。


この形は、コップ等を洗うのに、使い易いです。




新聞の切り抜きを整理していて、心暖まる記事を見つけたので、紹介します。


東日本大震災で、親を亡くした子供達の進学費用を支援するために、

カゴメ、カルビー、ロート製薬

の3社が設立した基金への寄付金が、設立から約一年半が経過した今年2月末時点で。約6億5500万円に達した。

と、3月初めの新聞に載っていました。

3社は、今後最大50億円が必要と見込んでいて、企業等にさらに寄附を求めていく方針だそうです。

基金は、3社が11年10月に設立した公益財団法人「みちのく未来基金」(仙台市)で、震災遺児が大学や専門学校などに進学する際、入学金や授業料を一人年300万円を上限に支給するが、返済の必要がない、珍しい基金で、他の基金との併用も可能だそうです。

12年春に大学などに入学し、支援した基金1期生は96人。この春高校卒業予定で進学を希望する2期生は、135人となる予定。

一人平均103万円で、年1億円強かかっているが、これを大幅に上回る額が集まったことになる。


2期生のうち、2割が医師や看護師、理学療法士など医療関係の学校への進学を希望するなど「卒業後に地元で復興の役に立ちたい」と話す子供が多いという。


ロート製薬によると、3社は当初9000万円を寄附。

その後、個人3000人、企業、団体400社が寄付した。

企業、団体の寄付金が8割を占めるそうですが、個人の中には、客が乗るたびに寄付金を10円ずつ貯め、毎月送ってタクシ運転手がいるなど、「思いのこもった寄付金が全国から寄せられているそうです。


3社は、震災時に0歳だった子供が大学院を卒業するまで支援を受けられるようにと、25年にわたる活動を予定。

必要な給付金を40~50億円と見込む。

同基金の業務執行理事河崎さんは、「被災地の復興の鍵は子供達が握る。基金安定のために、立ち上がってくれる企業や個人をふやしていきたい」と支援の輪の広がりに期待するそうです。


厚生労働省によると、震災で親を亡くした震災遺児は、3月1日時点で1724人に上がっている。

と、ありました。

そんなに、たくさんの遺児がいたなんて。

その子達が、夢を失わず成長し、生きていけるようにと願います。


とても、いい話で、
基金を立ち上げた企業の製品を買ってあげようと思いました。