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ふんわりな日々

90年代に大型CD店ロック売り場で働いておりました。その時の担当はアメリカ方面のマイナーレーベルとか、北欧のインディーズとか。ブリットポップ全盛期の思い出多し。思ったことを書き綴るブログ♪お喋りにお付き合いくださいませ♪

トッド・ラングレンを、もう少し聴いてみようと思いますニコニコ

彼は、ひとりで何でもできるので、ソロとしての作品が沢山存在していますが、
サウンドクリエーターとして、バンドでのお仕事もしています音譜




Hello It's Me by The Nazz

元々はザ・ナッズのデビューシングル「Open My Eyes」のB面曲としてリリースされました。
これ…トッドの方もいいけど、素敵だと思いませんか?
なにかセンチメンタルなフィーリングに満たされてしまいましたラブラブ!

ところで…ザ・ナッズといえば、あの、真っ黒な背景にいかにも60年代風の男の人のお顔が浮かぶ怖い?アルバムジャケットを思い出すのですがドクロ



"Open My Eyes" The Nazz


トッドが若い…それに、アイドルみたいな雰囲気ラブラブ
ファンの人のブログによると、モンキーズの後釜としてレコード会社が売り出そうとしたそうです。
これ、初めて聴きました…68年にリリースされたシングルのようですが、曲の印象は60年代に思えない。 
全体的なハーモニーは、サイケデリックな雰囲気ですが…
どうやって後半のグルーヴィーな浮遊感を出していたのか分からないけど、アレンジがモダンな印象です。
この頃どんな音楽が流行っていたのだろうと考えると、60年代特有のキャッチーなフレーズを繰り返すコンパクトにまとまった曲が思い浮かびます。
それに比べると彼らの音は、ハードロック風のダイナミズムというか…70年代に流行する爽やかなハードロック系(ボストンとか、フォリナーとかプログレ・ハードの音)に近い気がする。
他の曲も聴いてみましたが、なにか不思議なロマンティシズムに溢れるラングレン節とでも言うのかな…メロディのいい曲が多いです音譜

トッドとザ・ナッズはそこそこ売れていた記憶もあるのですが…目

みなさん、ユートピアをご存じですか?
むかし勤めていたお店、エイベックスのドル箱=ジュリアナズTOKYOの新譜が、一週間に300枚ほど売れるお店だったのですよ。
そんなお客さんがたくさん来てくれるお店で…ユートピア売れていなかったな~汗
ヒット曲も知らないし、どの作品が代表作なのかが、わかりません。




Todd Rundgrens Utopia - Set me free

代表曲なのかわかりませんが、チャート上位曲を調べてみました音譜
80年のシングル「Set me free 」ビルボードHOT100で27位合格
ユートピア最大のヒット曲音譜

死刑台の電気椅子、監獄、そして年代的には、イランアメリカ大使館人質事件にまつわる映像?なのかな…
プロモーション・ビデオがキチンを創られていて、なんとなく、ですが、政治的なメッセージが込められている?




UTOPIA【I JUST WANT TO TOUCH YOU】

80年の「Deface The Music」より…これ、誰かさんに似ていませんか?
そうなんです、ビートルズをパロディなのかオマージュなのか…わからないのですが、真似をしているのです。

ミート・ザ・ユートピア(K2HD/紙ジャケット仕様)/ユートピア

¥1,500
Amazon.co.jp

邦題が「ミート・ザ・ユートピア」、ん…?ジャケットがビートルズのタイトルに似ている??
Wikiで翻訳で見ていたら、「Deface The Music=改ざん音楽」という訳になっていた。
なんとなく…冒険している?それに、チャレンジャーですよね合格



Love Is The Answer - Utopia

92年の来日公演時の映像です、少し…というか、いっぱい羨ましいっあせる
ユートピアは86年に正式に解散を表明しましたが、日本でのライブで再結成、翌年にビデオとして発売されました。
この頃…自分は何をしていたのかな?と考えると、CD店の仕事をしていて、UKのバンドが好きだったり、クラブみたいな所へ出かけていましたね。
若くてミーハーだと、こういう音楽を聴こうという感性がありません…反省中ガーン

この歌、イングランドなんとかさんのヒット曲…調べてみます目

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーの79年のヒット「愛こそ証(Love Is The Answer)」
ビルボードHOT100で10位、アダルト・コンテンポラリーのチャートだと1位合格
聴いてみたら、たしかに、しっかりとAOR調のカバーになっていました音譜



Utopia - Love Alone (1983)

「Deface The Music」と同じ年にリリースされた「Adventures In Utopia」の収録曲をコーラスで。
みんな音楽が好きそう…こういう表情を見られるのは、とても幸せですねニコニコ

ヴォーカリストとしても、魅力のある声を持ち、音楽も完璧 まさに天才クラッカー
なんだか、ますます好きになってしまいそう…なのですが、次回はトッドのプロデュースした作品を見てみようと思いますニコニコ
いま、巷で話題になっていること、特にアラフォー世代の間で気になっていることといえば、松田聖子さんの結婚でしょうラブラブ
お相手の方が歯科医だそうで、いま歯医者通いをしている私にとっては、とてもタイムリーなお話でした。

歯医者さんに通うの…じつに7年ぶり、娘を産んでからは多忙なこともあって、なかなか歯を気に掛けることができませんでした。
…が、しかし、
ついにその時がやってきた…何の前触れもなく歯の詰め物?がポロリと落ちたのですガーン
仕方ないので、その日のうちに歯医者に行くことに。
すると、次から次へ虫歯が見つかり、歯医者さんに通うことになりました。
この歯医者さん、とても仕事ができるタイプ、なのです合格
小柄な体を右へ左へ、細かく気を配りながら、患者さんを診察。
それに、何がすごいのかというと、この先生に掛かってからは「痛い汗」が全くないのですよ。
今日も、麻酔打たれてドリルでガリガリと虫歯を削ってきたのですが、まったく痛くなかったにひひ
人が違えば、相当痛いような気もするのですが、すんなりやり遂げてしまうあの先生、本当に仕事ができる…
診療も山場を迎えたころ、認知症の夫を連れたご夫人が受付で「(ほかの患者さんに迷惑がかかるので)車で待ちます」と申し出ると、即座に別のお部屋に案内する指示をだされていました。
すごく、気が利くし、いい人、それに、なによりも楽しそうに仕事をしているのですニコニコ



音楽の世界で、仕事ができる人…といえば目



Todd Rundgren - The Waiting Game

トッド・ラングレンの音楽を初めて聴いたのは、89年のアルバム「ニアリー・ヒューマン 」音譜
この頃は、ボディコンを着てディスコへ通うフツーの?ティーンエイジャーだったので、こういうアーティストに興味はありませんでした。
お付き合いをしていた彼に借りて、その後すぐにお別れしてしまい、返す機会を失って家に置き去りになっていた汗
彼からは他にも4~5枚借りていたけど、その中でいちばんのお気に入り、でした。

このライヴを見て…すこし感動ラブラブ!
それまでは、スタジオにこもっている音楽オタク的なイメージがありました。
じつは…トッドって、ヴォーカリストとしても素晴らしかったのねラブラブ
声が素敵なのはもちろん、内なる音楽への情熱が伝わってくるようなパフォーマンス…穏やかなる大人の熱狂です音譜




Todd Rundgren - I Saw The Light

72年の「サムシング/エニシング? (ハロー・イッツ・ミー)」より。
この曲は、ポップスのスタンダードとして知られていると思います音譜
仕事時代に名盤の特集で、このお花のジャケットがよく登場したのを覚えているクラッカー
これ2枚組?だった気がする…そのせいか?CDの値段が高かったので、他のアーティストの再発系名盤(スティーリー・ダン、マイク・オールドフィールド等)に比べると、あまり売れていた記憶がありません。

このアルバムは、トッドがすべての楽器を演奏して宅録した、ということを聞いたことがある。
調べてみます…目
そうですね、最初に紹介した「二アリー・ヒューマン」以外は、全部ひとりで創作している…

ところで、今日初めて知ったのですが、

エアロスミスのヴォーカリストであるスティーヴン・タイラーの娘で、女優のリヴ・タイラーの育ての親である…Wikiより。

リヴ・タイラーがミュージシャンの養女であったことは、聞いたことがありました。
それがトッドだったなんて…知らなかったビックリマーク
音楽業のみならず、父親業も完璧だったのですね合格




Hello It's Me - HQ Audio

同じくお花のアルバムより…有名なこの曲も、ここに入っていたのね音譜
映像の最初の場面で、次に出演するトッド・ラングレンの紹介をしています。

「…これから登場するとても才能あるトッド・ラングレン、彼は事前に録音したトラックをバックに演奏します、…この曲ではサックス、ドラムやベースを演奏しているのですが…彼はどんなバンドの楽器でも演奏できる(=マルチ・インストゥルメンタリスト)のです」

この映像を見て…さらに、驚いてしまいました恋の矢
彼の音楽は、誰からも好まれる70年代のベーシックな音楽に聴こえます。
こういうシンガーソングライターにありがちな?ごくごく平凡なステージなのだろう、と想像していたのですよね。

そんな予想に反して…
このステージの演出が素敵だったのですラブラブ!
小さなライトが、まるで夜空に浮かぶ星たちのようなステージ、そして、白いピアノを弾くトッド…
衣装がとても凝っていて、幻想的でドリーミィークラッカー
彼と同じ時間を共有する人たちをファンタジーの世界に連れ去る…ひとつの芸術です合格

当時はサイケデリックが流行だったから?なのでしょうか、
今の時代からすると、その華々しさに?多少の違和感も感じてしまいますね。
それでも、何か新しい表現を生み出そうとする若き日のトッドに…胸が高鳴りますラブラブ


トッドって、こんな人だったのね…今更ながら、惚れましたラブラブ

せつなさと甘さを秘めたメロディ音譜
トッドの持つ不思議な透明感…なのかな、きらきらと光り輝くように、美しいのです。
わたし、トッドの全盛期の頃には、赤ちゃんでした。
もしも20年早く生まれていて、音楽が聴ける感性があったのなら、彼は間違いなく私のヒーローですニコニコ

次も、がんばって?トッドのお仕事を振り返ってみようと思います音譜
前回はフールズ・ガーデンの曲「レモン・トゥリー」を紹介いたしました音譜
同時期に印象深い”もう一つのレモンの木”はこちらニコニコ



The Lemon Trees - Love is in your eyes

けっこうキャリアのありそうな人たちが、嬉しそうに音楽をしている…音譜
83年にアイルランドのブルース&フォークロックでデビューを飾ったザ・ウォーターボーイズ、シンガー・ソングライターのマイク・スコットの独特な存在感が話題になりました。
そのバンドに一時在籍していたカール・ウォーリンガーのプロジェクト=ワールド・パーティは、作品の中で多種多様な音楽を、箱庭的な手法で実験的に聴かせる…という音楽性の面白さで、多くの洋楽リスナーから好まれていた記憶があります。
そこでキーボードを担当していたのが、このプロモでリード・ヴォーカリストを務めているガイ・チェンバース(Guy Chambers) 
彼を中心に結成されたのがウェールズ出身の5人組、レモン・トゥリーズ音譜




Lemon Trees - Open Book - The Way I Feel

爽やかなアコースティックギターで始まるこの曲でデビュー合格
この歌はガイではなく、ポール・ホルマン(Paul Holman)が歌っている…目
そうなんです、このバンドにはヴォーカリストがたくさんいる!
ガイはもちろん、キーボード奏者のアレックス、ギター&ベース奏者の2人のポールクラッカー
すごく大事なことなのですが、アルバムを聴いてみると、みんな自分で歌が歌いたくて歌っているのだ…と想像できるのです。




Lemon Trees - Open Book - I Can't Face The World

ビートルズ…かな?たしかに、イギリスの伝統的なロックのノスタルジーがたくさん籠っている印象はあります。
彼らの音楽を日本人から見ると、イギリスのアーティストに期待するものが、すべて入っているような感じ…ですが、当時の流行を考えると、ヴォーカルの表現力(ヴォーカリストが歌うことやパフォーマンスだけに集中するバンドではない)が、難しかったのかな。
それに、イギリスのバンドに求めるストーリーやカリスマ的な要素がなく地味、あと、すこし大人の雰囲気ですよね。
だから、いま一つ、絶対的な地位を確立することはなかったのかな。

だけど…このアルバム、
バンドのメンバー(ガイ・チェンバーズ)によるセルフ・プロデュースによるデビュー作なのに、完成度が高いのです。

あの、お星さまのレーティングをつけるとしたら…
好きなことをしている雰囲気もプラスになるなら…
★★★★★あげたいのですよラブラブ!
すこし驚き…ソングライティングも抜群ですが、作品としてのデキがもう五つ星。アルバムを順に聴いて、徐々に?好きになってしまいましたラブラブ
まあ、ロックのルーツをなぞっているところでしょうか、新しい音楽を創ってはいないので★一つ減らしても、★★★★☆
このアルバムを初めて触れたときには、60年代のトラディショナルな音楽が90年代というフィルターを通って、初々しく蘇ったような印象でした。
いま改めて聴いてみると、イギリスの伝統的なロックだけではなく、70年代のアメリカ~ソウルやフュージョン(そおいえば、ワールド・パーティは、そんな感じの音もやっていた?)も組み合わさっていて…ロックを好む人には、絶妙な心地よさがあります音譜

イギリスでは再評価があったようで、アマゾンで検索したら中古の在庫が5点で£4.49から

オープン・ブック/レモン・トゥリーズ

¥2,548
Amazon.co.jp


…なのですが、日本盤は、中古だと1円!から売られている。
対訳も素晴らしく、大人な?内省的な?世界があるので、日本盤がおすすめです。
前回のフールズ・ガーデンも低価格で売られていますが、こちらは在庫がたくさんあるパターン。
あまり売れていた記憶もないので、これは単に評価が低い?ということになるのかな…

残念なことに、これがレモン・トゥリーズの最初で最後のアルバムになってしまったようですね。
だけど、本当に…アーティストの心がこもった素敵な作品です。(…たまに出会いますねニコニコ
その後、ガイ・チェンバースはテイク・ザットを抜けたロビー・ウイリアムスのソングライティングを支えてゆきます。


こういうアーティスト、ほかにも居ますね…日本で評価されていない隠れた名盤?
みんなが褒めていないので、すこし勇気もいるけど、また探してみようかな…音譜