なんか合わない | ひろみのBOOKブログ

ひろみのBOOKブログ

読書体験は自分へのギフト♡5年後、10年後、30年後の自分へ贈り物をするように読みたい。皆様と本の出会いをお手伝いできたら、嬉しいです♡表紙だけでも頭の片隅に置いておけば、書店で出会った時は、もう初対面ではありません。知ってる本なら手に取りやすい♡


クレヨン王国のパトロール隊長

福永令三 作
三木由記子 絵

講談社

*******************

誰にでも気の合わない人というのは、いるものです。

それを教えてくれる作品です。

なにかしたわけでもない
なにかされたわけでもない

でも、なんか嫌い、合わない

そんな感情が出てくると、自分は優しくないんじゃないかと
自分を責めてしまう。

責めなくていいよ。

ただ嫌い、合わない
それでいいじゃない。

その上でどうするか、考えよう。

自分で答えを見つけるしかないんだ。

大人になった、今読むとそんなことを感じました。

私にとってこの作品は、異色で
クレヨン王国シリーズの中で、この作品だけ特別というか
どう扱っていいかわからないんです。

正に、なんか合わない、の状態。

自分の中の嫌な部分を見せられているようで、
児童書だけど、大人にもぜひ読んで欲しいです。