怒り、笑い、泣き、全部同じ | ひろみのBOOKブログ

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読書体験は自分へのギフト♡5年後、10年後、30年後の自分へ贈り物をするように読みたい。皆様と本の出会いをお手伝いできたら、嬉しいです♡表紙だけでも頭の片隅に置いておけば、書店で出会った時は、もう初対面ではありません。知ってる本なら手に取りやすい♡


クレヨン王国の白いなぎさ

福永令三 作
三木由記子 絵

講談社

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過去にも紹介しています↓





3つの記事にもう色々書いているので
今回は、お話の中に出てくる「いかり特急」をご紹介します。

「いかり」は、「怒り」です。

つまり、乗客の怒りをエネルギーにして動く列車です。

皆、自分のエネルギーを使いたくないものですから、
人を怒らせようとばかにしたり、悪口を言ったりと工夫します。

そのうち急勾配に差しかかりますが、怒りエネルギーが足りずに立ち往生してしまいます。

皆、それまでにたくさん怒ったので、もう列車を動かすほど怒る気力がありません。

主人公のさつきは、機転をきかせて皆を怒らせ、ピンチを脱出するのです。

この列車、別に「怒り」じゃなくても
「笑い」でも「泣き」でも何でもいいな。
全部エネルギーになるなと思いました。

感情に良いも悪いもない、ということが伝わります。


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買い物途中で見つけた♡桜かな?


たんぽぽ、可愛い♡