犬の恩返しvs肩パンの後輩・弥彦寛仁親王牌決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

頑張れ、熊本。




弥彦寛仁親王牌は、激闘の準決勝を終えて
決勝進出の9名が確定

四国勢は、松山オールスターに続いて
犬伏・石原・松本貴の3人が優出

四国の先頭で自力、のコメントの犬伏は

「石原君も前で行きたいと
 言ってくれたけど、
 オールスターの事もある。 
 恩返しをしたい気持ちが強い。
 とにかく、一人でも多くの仲間を
 グランプリに連れて行くことが
 自分の役割です。」


これを受けての石原は


「前で先行の方が、気持ちは楽だけど
 腹をくくりました。甘くはないし、
 勝つのは容易ではない。
 連結だけは外さないようにしたい。」


オールスターでは石原の頑張りで
初タイトルを獲得した犬伏
ここで恩返しを果たせるか


そして…特別競輪初優出の木村皆斗は
準決勝でも格上相手に臆せずに戦い
高校の先輩の吉田拓矢とワンツーを決め

嬉しさのあまり、ゴール後に
ヨシタクに肩パンを食らわし


 


「関東の一員として、
 自分のやるべきことは分かってきた。
 準決で終わりかと思ったけど、
 蚊帳の外にならず良かった。
 相手が異次元の選手ばかりだけど、
 拓矢さんの為にも頑張りたい。」




決勝のコメント後の記念撮影でも
もう1回肩パンを食らわした
憎めない笑顔の後輩・木村皆斗

ヨシタクからは


「今回は、諸橋さんの分も
 頑張りたいと思っていた。
 そういう気持ちで来ました。」

諸橋のことは、重い十字架となって
一生背負っていくものかもしれませんが
それを前に進む力に変えて欲しいですね。



そして…訳のわからんおっさんこと
荒井崇博は、48歳にして
熊本全日本選抜、平塚ダービーに続き
今年3回目の特別競輪決勝進出




タイトルを獲れる状態か、と聞かれ
「獲れる状態? そんなの、
 獲ったことがないから分からないよ。」


ある意味、偉人ですなぁ…。


★★★★★★★★★★★★★★★★


準決勝振り返り
当ブログ特別専門解説員(無報酬)

灰人さんと送ってまいります。


10R
後ろ攻めのワッキーが斬ろうとするも
赤板で前受けの嘉永が抵抗して出させず
そこを後方から深谷が叩きに行くと
木村皆がスッと内に入って
深谷の番手を佐々木眞から強奪





佐々木眞は飛ばされて後方に下げ
浮いた木村皆の内を嘉永がシャクるも
けっこう厳しい押圧を受けながらも

抵抗して内の嘉永にも踏み勝つ木村皆


バックで後方からワッキーが捲るも
車が出ず、荒井は失速の嘉永を捨てて
内に入って…木村皆との連携が切れた
ヨシタクが自分で捲り追い込み1着

大奮戦の木村皆が2着に残り
3着はインを伸びた荒井


灰人さん
「マジか…木村皆斗って
 あんな事もできるのかよ…」

筆者
「いやマジで、死に駆け要員で
 駆けて番手捲りされて終わるのかと
 思ってたけど、ヨシタクとワンツーは
 これは恐れ入ったわ。」


「でも、佐々木眞には不意打ち気味で
 番手を取ったけど、その後の嘉永には
 逆に不意打ちで内をシャクられたのに 
 踏み勝って抑え込んでるから
 フロックじゃない脚力での勝利
 これは強いわ…。」


「しかし荒井はしぶといな、
 嘉永が踏み負けて下がってきた瞬間に
 捨てて、狭い隙間を通っての3着か…。」

 
いやあ…今開催の一番のサプライズは
もう、木村皆斗で決定。


ワッキー、嘉永、深谷のSSクラス相手に
ラインワンツーを決めるとは…


11R

松本貴がダッシュしてS取りし
後ろ攻めのアフロ山崎が、赤板で
前受けの犬伏を斬って先頭に立つと
そこをすかさず寺崎が叩いて
続いてきた菊池岳を出させずに
ペースを上げてそのまま先行


犬伏は打鐘過ぎ2センターから
踏み込んで一気にカマシ切って
寺崎は車間が開いてしまい苦戦



アフロ山崎と菊池岳は後方で
ウリウリして互いに脚を削られて
両者リングアウトで終了



犬伏はハイペースで駆けるも
ゴール前で寺崎と古性が迫り
アフロを捨てて自力で踏んだ新田は
車が進まずに、その後ろから
インを突いた阿部力が伸びて
犬伏を差した松本貴が1着
直線で伸びた阿部力が2着
犬伏が3着に残って
3連単は9万車券の大穴に。


「う〜ん…初手の並びは想定通りで
 俺の読みでは打鐘前に寺崎が
 踏み上げずに菊池岳を出して
 犬伏と叩き合わせる、って感じで
 考えていたんだけどなぁ…
 寺崎はなんであそこでペースを
 上げすぎちゃったのかねぇ。

 菊池岳もあれだけ寺崎がペースを
 上げたら叩きに行けないし、
 むしろあの状態からカマシ切った
 犬伏が強かった、ってことか」


「菊池岳も仕方ないとはいえ
 後方でアフロと頭突き合戦して
 そのまま消えました…じゃ
 佐々木悠もせっかく好調だったのに
 脚を使わず、もったいない負けだな。」


「古性もなぁ…寺崎が早めにタレてりゃ
 さっさと四国の後ろに切り替えるし
 直線も外じゃなくて内に行けたけど
 まだ寺崎が踏んで頑張ってるから
 捨てられずに、直線も外しか踏めずに
 脚を余して届かず4着か。」
 

「確かに、寺崎がまだ踏んでるのに
 シビアに内には行けないよな。
 阿部力は伸びたけど、内に行く選手が
 誰もいなかったから、スッポリと
 ワープゾーンに入ったって感じか。」




12R
ラッパー岡崎がS取りして近畿が前受け
初手で後ろ攻めだった石原が赤板前に
上昇すると、後ろ中団にいた眞杉が
スッと踏み込んで前を斬り、先行態勢



 

石原はいったん下がって、関東ラインの
後ろには郡司が追い上げて
そのまま眞杉が駆けるか…ってところで
石原が反撃して叩き返し、3番手で
追い上げた脇本勇と眞杉が併走



郡司は浮いた岡崎と関東ラインとの間を
縫うようにしてバックで捲り
そのまま出切って阿部拓とワンツー

 


石原の番手の清水は伸びを欠き
全員に警戒されながらも駆けた石原が
3着に残って決勝進出。


「石原も簡単には出させてもらえず
 チョイチョイ脚を使わされたのに
 それでもきっちり先行して
 あれで3着に残ったのは強いな。
 郡司はいつもの展開ラッキーで
 勝ったけど、強かったのは石原だな。」


「それに引き換え、清水の情けなさよ。
 あそこまで石原に駆けてもらって
 郡司も阿部拓も素通しして、ハコで
 5着とは…」


「う〜ん、でもあの最終バックでは
 清水の後ろが渋滞してた状態で
 下手に牽制したら後続を巻き込んで
 大事故が起こったかもしれないし
 清水がブロックしたらそのインを
 眞杉がシャクってしまうってことも
 考えられるところだったから
 判断が難しかったよなぁ…

 今回は諸橋の件があった後の開催で
 やたらと失格を厳しく取ってるし
 審判員から選手に、過度なヨコの動きは
 厳重注意みたいな通達があっても
 おかしくないし、松浦も厳しい判定で
 失格にされたし…

 別に、車券を買う方の俺達は
 オリンピック競技みたいなスピードを
 求めてるわけじゃないし

 ラインがあってヨコがある

 漢字の競輪の方を見たいんだから
 車輪を重くするとか、ギア規制するとか
 対策して良いと思うけどな。」
 


「確かに…。」



車券の結果は…


またしても、準決勝も全敗
10Rでは軸で狙った佐々木眞が
木村皆にリアル肩パンを食らって
吹っ飛ばされて行方不明

打鐘で車券が外れること確定



11Rでは狙った佐々木悠が任せた
菊池岳が、アフロ山崎と後方で
イチャイチャして仕掛けず
佐々木悠はバック9番手で終了



絶好調だったのにゴミにされた

佐々木悠は、菊池岳を便所に呼び出して

腹パンを食らわしても良いと思います。

(個人の感想です)


最終12Rはブログに書いた目から
郡司ー阿部拓ー流しの
3着清水坂井吉澤を厚めに買って
ゴール前ではよっしゃ、誰が3着に

来ても獲ったと思いきや…



スローで見ると最内に
買ってない石原が残っていて絶望。





負け戦でもまったく良いところがなく
年に1〜2回はこういうボロ負けの
特別開催もありますが、買った選手が
ことごとく競られたり飛ばされるのは
筆者のムダに長い競輪歴でも
滅多に無いこと


(生気をなくす養分)

★★★★★★★★★★★★★★★★


それでも懲りずに
残り少ないヤル気を絞り出しての
決勝予想
天気は晴れで風は少々


 

犬伏のコメントは
「恩返ししたい」宣言なので



「前で頑張れ」案件に認定


初手はSが早い松本貴と
四国に前受けを取らせたくない

郡司の争いですが
作戦上、四国は取らないかも

①初手は四国が前で
739/158/62/4
②あるいは、四国が作戦上の後ろ攻めで
158/62/4/739

①の場合はツッパリ先行
②の場合は前と車間を切って
打鐘あたりで一気に踏み込むカマシ
全盛期のワッキーがよく使っていた
「ナメカマシ」先行

いずれにしてもレースを動かすのは
犬伏からのアクション

木村皆はこのメンバーで駆けても
ヨシタクが番手捲りに行く前に
犬伏にカマされるか郡司に捲られるかで
飲み込まれてしまう可能性が大なので
犬伏がスピードに乗ってしまう前に
石原のところに押し込み強盗

駆けると強い石原ですが
番手戦は正直いってヘタクソ
同じように犬伏の番手だった
今年の高松記念では、犬伏が駆けるも
自身で踏み込むタイミングが怪しく
危うく別線に飲み込まれそうに
なって、辛うじて勝ったはず

郡司は両ラインの動きを見つつ
ヨコよりもタテ重視で
自分の脚が持つ所から捲り発進
記念の二次予選あたりだと
南関以外の選手が番手でも
気前よく長めの仕掛けで駆けて
差されてもワンツーを決めることを
優先した仕掛けをする郡司ですが
「安目の競走で恩を売って
 高目の競走で返してもらう」

が基本方針なので、南関の選手にも
特別競輪の決勝で「差されても良い」
サービスの仕掛けは過去になし

阿部拓と阿部力が付けてライン3車は
歓迎でしょうが、差されたら自身の
GPの権利が怪しくなることもあり
せいぜいバックあたりからの捲りで
アタマ獲りを優先

単騎の荒井は…位置取りが難しく
木村皆が死に駆けでなくヨコで
勝負なら、ヨシタクの後ろは微妙
四国の後ろだと中間着で高額賞金を
もらえるチャンスはありますが
番手捲りを後ろから食うのは無理そう
郡司ラインの後ろは論外
決め打ちなら、やむなくヨシタクの
後ろなんでしょうか。


以上を持って、当ブログが
車券の軸にする選手は…




























松本貴治です。

石原がすんなり番手捲りでも
差す脚は持っており
石原が狙われて混戦になったら
リカバリーして自分で捲りも打てる
唯一の懸念は踏み出しに難があり
ブッチンしやすいことですが
犬伏は石原にある程度は気を使った
仕掛けでしょうから…

狙い目は二通りで、四国の二段駆け
成功時は、石原が2着で固定
厚めに買うのはこっち
3連単 9ー3ー12458

混戦で自分で踏み込んで勝負の場合は
相手は郡司、ヨシタク、追い込み脚が
光っている阿部力

3連単 9=128ー123458


押さえは展開が縺れたときの
阿部力の2〜3着車券

3連単 123ー8=12359


点数多くてスミマセン。



筆者は最終日は田舎で用事があって
リアタイで見ることができませんので
コメ返しも遅くなると思いますので
ご容赦下さい。

果たして石原が「犬の恩返し」を
受けることが出切るのか
肩パン後輩・木村皆がヨシタクに
貢献する走りができるのか…

そして残り3つくらいになった
いわき平GPの切符
決勝進出者で確定なのは
犬伏とヨシタクだけですから
ここで新たな枠が埋まるのか




さて…最終日
皆様のご健闘をお祈りします。