さて…弥彦寛仁親王牌の前に
例によって、サボっていた間の
記念開催をプレイバック
岐阜記念を制したのは
地元の山口拳矢。
記念初優参の猿楽の先行に
3番手に斎木、5番手にケンヤとなり
打鐘発進のアフロ山崎が
カマシに行くところ、山崎の番手の
山田英がクチが開いて付けきれず

松浦が猿楽の番手から山崎に
切り替えたところで隊列が短くなり

脚を溜めていたケンヤが3角捲りで
後続をぶっちぎる快勝。

2着に松浦が入り、3着には終始
松浦の後ろにいて脚を溜めていた
斎木が入って、3連単は1万6千円。

地元記念は初優勝だったケンヤは
「2021年に岐阜の共同通信社杯で
ビッグ初制覇だったが、あの時は、
コロナ禍で無観客の開催で
良くも悪くもグレードレースの
価値をわかっていなかった。
いまの方が地元の重みを感じるし、
うれしいです。」
「(優勝は)決勝まで上げてくれた
先輩と後輩のおかげだし、
その気持ちに応えられて良かった。
今回は志智さんと2人だけしか
決勝に上がれなかったのは
自分のミス。もっと地元選手が
多く上がれるように頑張りたい。」
現在、賞金ランキングでは
あと一歩の位置にいるケンヤ
「結局、GⅠで決まるんで、
そこで決められるように。
(寬仁親王牌は)理事長杯スタートなんで」
初日の理事長杯で5着以内に入れば
準決勝に進める、シード選手への優遇が
大きい寛仁親王牌
『そこで決める』ことができるでしょうか。

おめでとう!ケンヤ!
なお、車券の結果は…
本線で買ったアフロ山崎の軸は
番手にいた役立たずの兄のせいで
バックくらいで終了しましたが
押さえに買った松浦軸の車券で
3着斎木を拾って、1枚だけ的中


こっちを厚くするべきだったか…と
反省しつつも的中。
ユキノリに任されながら
松浦の後ろにつけたまま動かず
着拾いをした斎木にちょっと
イラッとしたんですが…
まあ、そのおかげで高目になったんで
とりあえず許しておこう。
★★★★★★★★★★★★★★
続く松阪記念・蒲生氏郷杯を制したのは
GP王者の郡司浩平。
杉浦の上昇を赤板で突っ張って
先行する新山の番手に浅井が競り込む
展開となり、4番手で脚を溜めて
バックから踏み込む捲りで勝負
阿部拓のブロックを食らいながらも
直線伸びて優勝、今年2回目の記念V。


松阪は記念優勝や共同通信社杯の
優勝もあるゲンの良いバンクで
今回は初日・3日目に地元の浅井に
前を任されて、

「(松阪は)自分の中でも相性のいい
バンクだなって思います。
もうひと伸びできたし、
走っていてきついところがない。
いいバンクの特性をつかめています。」
GP王者として臨んだ今年は
記念では安定した戦績を残して
いるものの、GⅠでは落車・失格で
なかなか賞金を積めずにいる現状
年末のいわき平GPに向けて
重要な戦いとなる寛仁親王牌に向けて
「GⅠで結果を出さないと、
と思っているので、この4日間を
自力で戦ったのは収穫になったと思う。」

おめでとう!郡司!
なお…車券の結果は
このメンバーなら新山の先行が濃厚
3番手でも3日間のタテ脚が良かった
阿部力也を軸にしまして
阿部力=郡司阿部拓新山浅井
で流したんですが…
浅井がインをスルスル入った時点で
あーヤバいと暗雲が立ち込め
新山に遠慮したのか、直線でも
なかなか踏まない阿部力にガッカリ。

まあ、新山も賞金ランクで微妙な立場
今後も世話になるだけに、あまり早く
踏むと…ってことだったのかも。
郡司ー新山ー阿部力で3万シューは
もうちょっと捻れば獲れた車券なだけに
けっこう悔しい負けでした。
★★★★★★★★★★★★★★★★
さて…ようやく弥彦寛仁親王牌へ
弥彦競輪場は、全国唯一の村営競輪場で
静かな森の中にあり弥彦神社に隣接した
とてものどかな、ローカル競輪場

筆者が行ったことのある競輪場の中では
ホームバンク・武雄と並ぶ雰囲気の良さ
緑の中のバンクでゆったりとした時間が流れ
田舎の良さを詰め込んだ感じで
近隣のメシも美味しくて、オススメですが
唯一の難点はアクセスがイマイチなこと
車がないと旅打ちは厳しそう
直線が63.1mと、長めの400バンク
コーナーの緩和曲線に特徴があり、
1角と4角の立ち上がりが仕掛けづらく
捲りは2角からバックで踏み込んで
スピードに乗せれば決まりやすく
直線が長いので中コースを強襲する
追い込みが穴車券につながりやすい
特注選手は…
好調が続くのは四国の2人
犬伏と石原ですが、別線にも
徹底的に警戒されるようになり
番組によっては他ラインが結束して
3対6や2対7みたいな戦いに
なってしまうことも多そうで…
そして、関東の結束で共同通信社杯を
優勝した佐々木悠は、GP賞金争いで
ジャンプアップして迎えた地元地区のGⅠ
獲らせてくれたヨシタクへの「お返し」
もあるかもしれませんが、関東結束で
戦うことで上位を目指せそう
追い込みからは、東北の2人
守澤太志と渡部幸訓

守澤はこの夏場あたりから
追い込み脚が戻った感があり
持ち味の混戦を抜けての着取りが目立ち
地脚の脚質も弥彦向き

そして筆者の推し選手・ユキノリも
近況は好調が続いており
過去の弥彦開催の寛仁親王牌では
決勝進出2回と相性の良いバンク
そして…ここからは
裏・注目選手の「ダレダ枠」
寛仁親王牌は、選考基準の中に
「第73回全日本プロ選手権自転車競技大会
トラック種目で1位~3位となった者」
という基準があり、S旧在籍者で
5月開催のの武雄全プロ競技大会で
優秀な成績の選手が出場するわけですが
本業の競輪にあまり関連がない
長距離種目で上位に入賞したり
団体競技はチーム全員が選考されるので
チームメイトに強豪選手がいて
恵まれて出場…というケースが有り
他の特別には出場したことが無く、
記念の斡旋も少ないA↔Sを往復してる
エレベーター選手であったとしても
競技の成績で一発ツモで出場が可能で
競走得点が105点以下やS級2班の
「コイツ誰だっけ?」という選手が
登場してしまいます。

選手自身にとっては、特別競輪は
普段は滅多に無い、高目の点数と
高額賞金を頂ける絶好のチャンスですが
そもそもの競走得点が低いので
自力選手はライン先頭であっても
別線が強力でアテウマ扱いされて
メンバーによっては二段駆け要員
追い込み選手は別地区の3番手や
単騎で好きにしてね、という番組に
放り込まれてしまいます。
当ブログでは、とある理由があって
コイツ誰だっけ、という選手を
「ダレダ枠」として紹介しております。
それでは…今回の「ダレダ枠」
エリミネイション1〜3位

向かって左側
村上翔馬(兵庫)
エリミネイション2位
向かって右側
内藤宣彦(秋田)
エリミネイション3位
中央の優勝者・橋本英也(岐阜)は
ナショナルでの中・長距離種目の
代表選手ながら、競輪ではA級で
いまだにS級に昇格したことがなく
ゆえに特別競輪に出場したことがない
珍しいナショナルメンバー
内藤宣彦さんは106点持っていて
他の特別競輪にも出場多数ですが
後述する理由で「ダレダ枠」に
しかしまあ…55歳にして競技種目で
表彰台に昇るっていうのは凄いですね。

角令央奈(福岡)
4km個人パーシュート3位
昨年に続く「ダレダ枠」出場

山口多聞(埼玉)
チームスプリント2位

桑名僚也(埼玉)
チームスプリント2位

荒川達郎(埼玉)
チームスプリント2位
荒川と桑名は、特別競輪初出場
果たして爪痕を残せるか

4kmチームパーシュート優勝
一番左
橋本優己(岐阜)
右から二人目
長尾拳太(岐阜)
一番右
棚瀬義大(岐阜)
もうひとり、左から二人目は
前述したナショナルの橋本英也

朝倉智仁(茨城)
4kmチームパーシュート2位

簗島邦友(茨城)
4kmチームパーシュート2位

坂本貴史(青森)
4kmチームパーシュート3位

渡辺正光(福島)
4kmチームパーシュート3位
渡辺正光は、過去7回の特別競輪出場が
すべて寛仁親王牌で、S級在籍時に
この4kmパーシュートの個人と団体の
成績で出場した、「ダレダ枠」の頂点と
呼ぶべき選手
そして…坂本の坊っちゃんは
二世選手としてデビューした時には
同期のワッキーよりも期待された
スター候補だったんですが…ねぇ
ここからの3人は、初日の特選に出場
岸田剛(福井)
チームスプリント優勝
向かって左

チームメイトが寺崎とワッキー弟で
「連れて行ってもらった」と語る
岸田は、昨年も同じ枠で予選から出場
9・落欠という残念な成績で終了した
リベンジなるか

真鍋智寛(愛媛)
スプリント3位

室井蓮太朗(徳島)
1000m独走3位
上記に記載した「ダレダ枠」選手は
特選スタートの選手以外は
ほぼ、二次予選に勝ち上がることもなく
午前中の負け戦回りとなって
あまり皆様の記憶に残ることなく
終わるわけなんですが…

果たして、上記の「ダレダ枠」の中に
想像以上の健闘を見せる選手が
出るのでしょうか。
で…なぜ、こんな「ダレダ枠」に
こんなに長い尺を割いて
書いているかっていいますと
おそらく2日目か3日目くらいに
会うことになる、当ブログの
専属特別解説員(無報酬)

灰人さんが
「なあ、このレースの●●って
点数低くてクソ弱いけど
何の競技で選ばれたの?」
って、こっちが調べて答えるまで
何度も聞かれるからです。

そして、灰人さんの激推し選手である
内藤宣彦さんが選ばれた理由まで
ちゃんと教えてあげる…というのが
ここ数年の恒例行事なんです。

ちなみに…ケイリンはケンヤ
1000m独走は演説王・新田
スプリントは小原佑太が優勝で
この3人は初日理事長杯スタート
先日、逝去された諸橋愛さんの
ホームバンクで開催される寛仁親王牌
グランプリを巡る戦いも終盤に入り
どんなドラマがあるでしょうか。
初日の予想は別に更新します。
皆様、4日間お付き合い下さい。
ご健闘をお祈りします。










