どっちも選ばなかった弟・岸和田高松宮記念杯決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

高松宮杯は後半から。


第77回高松宮記念杯競輪は
降りしきる雨の中で準決勝を終え
波乱の大穴あり、カチカチ決着ありの
激闘を経て決勝進出の9選手が決定




同地区同士でラインを組む
寺崎ー古性
郡司ー簗田
犬伏ー河端
そして新山・眞杉・山田庸は
それぞれ単騎戦



2023年の西武園オールスター
以来のGI決勝となる山田庸平は
新山・眞杉の番手も回れましたが



「眞杉君も新山君も付きたいし
 魅力のある選手。
 ただ、九州の自力選手が
 頑張ってくれたから優出できた。
 それが、単騎でやる一番の理由です。」


慎太郎とか浅井みたいに
他地区の選手に付けるのを
特にためらわない選手もいますが
自分なりのこだわりがあって
自力選手のトップクラスにいる
眞杉・新山に付けない選択をした
山田庸平


後方に置かれるとチャンスが少ない
展開になりそうですが、好位置から
一発を狙えるでしょうか。


そして…現地のゲストは
元プロ野球選手の糸井嘉男さん
昨年に続き最終日に登場


引退後はバラエティ番組への
出演も多く、サンテレビの
「マッスル・スポーツチャレンジ」
という番組で競輪に挑戦



 

岸和田のバンクで中釜ら選手たちの
指導のもとに競輪に挑戦
また、慎太郎ともYOUTUBEで
対談していたりして、陽キャ同士の
トークを繰り広げています。



ちなみに…現役時代は
日本ハム・オリックス・阪神と
3球団に所属した糸井さんの
背番号は、ずっと7番


 

昨年はサイン車券で
7番車のワッキーが優勝した
わけなんですが…今年の7番車は




新山ですか…果たして2年連続の
サイン車券となるでしょうか。

★★★★★★★★★★★★★★★★


準決勝振り返り
当ブログ専属解説員(無報酬)


灰人さんと送ります。



9R
前受けを小原太が取って
南関混成ー関東ー東北ー静岡の初手

赤板で深谷が斬って、そこを中野慎が
さらに斬って先行態勢に入るところ
眞杉は踏み上げて叩きに行くフェイントを
かけて、3番手に割り込んで脚を溜め
東北ー関東ー静岡ー南関混成で
最終ホームに進んで

 




車間を切って後方を牽制しながら
万全の態勢で捲った眞杉ですが
中野慎が必死に抵抗してスパッと
捲ることはできずに、続いたヨシタクは
慎太郎の厳しいブロックで放り上げられ
深谷も煽りを受けて前が止まった4角


慎太郎が空けたインを絶妙のタイミングで
突っ込んできた簗田が直線伸びて
中野慎の抵抗を振り切った眞杉を捉え
簗田ー眞杉ー中野慎で決着
3連単20万車券の大穴。


筆者
「いやあ…3番手取った時には
 もう眞杉ーヨシタクで決まるかと
 思ったけど、慎太郎のブロックで
 ヨシタクが飛んじゃったな。」


 灰人さん
「別線の先頭がヨコに厳しくない
 深谷と岩本だから位置が取れるのは
 眞杉なんだけど、中野慎もわりと
 楽に出切って先行していたし
 後ろをチラチラ牽制して車間を
 空けたりしてた眞杉の捲りが
 余裕があるのかと思ったけど
 意外にスパッと行かなかったな。」

 
「簗田は調子はいいと思ってたけど
 インが空いた瞬間の判断が早くて
 アタマまで突き抜けるとは…
 ん?どうしたの?」



「やっぱりウラがないわ…
 展開が荒れると思って、好調簗田と
 楽に駆けそうな中野慎を2・3着で
 眞杉ー簗田ー中野慎はあったのに
 簗田が突き抜けなきゃ、眞杉アタマでも
 17万車券だったのに…」


「そ…そうでしたか。」


10R
取鳥がSを取りに行って
中国ー九州ー犬伏ー近畿の初手
赤板でワッキーが上昇すると
取鳥は誘導を外してツッパリ先行
ワッキーは中団に残って外並走して
何度か仕掛けようとするも
取鳥に抵抗されて出切れず


で…打鐘で南が中団に降りてきて
嘉永を思いっきり押し込んで
そのままホームあたりまで押圧
嘉永はバンクの中の内帯線の
内側までずっと押し込まれ続け




全九州民と九州から車券を買った
皆様が悲鳴を上げてしまう中
犬伏が発進、あっという間に
出切ってしまい、河端は犬伏が
見えていなかったのか対応が遅れ



単騎で捲った犬伏が押し切って
河端ー松浦で続いて入線

南は地元裁定でも庇いようの無い
押圧による反則失格


「チッ…取鳥の野郎、
 松浦が3番手を選択した時点で
 『そういうこと』案件なのに
 出来もしないのに踏んだり止めたり
 色気出した仕掛けしやがって
 ワッキーもなかなか下がらないし
 あれじゃあ隊列短くなって
 犬伏の仕掛け頃になるわ。」


「クッソ…南め…あそこまで

 嘉永を押し込むとは…」


「まあ、南としたらワッキーが
 下げなきゃ、なんとか降りて
 ワッキーを中団に入れようとは
 するわな。」




11R
初手で郡司が前を取るも
阿部拓に譲って東北が前受け
トレンド入りしている
「新山に前をやって突っ張らせる」
を、郡司もやるとは…

東北ー鈴木玄ー南関ー関東ー鈴木竜の
初手から、赤板で杉浦が上昇すると
新山は突っ張って杉浦を出させず
ローリングしての突っ張り先行
 

 


新山のペース駆けで進んだ最終バック
3番手にいた鈴木玄が捲りを仕掛け
阿部拓がブロックして開いた内を
郡司が突いて…

 


直線で新山を交わした郡司が1着
逃げ粘った新山が2着に入り
直線半ばで嶋津と鈴木玄がもつれて
落車して…影響を受けない大外を
走っていた杉浦が3着。


「う〜ん…郡司は外を捲る脚は
 無さそうだったけど、鈴木玄が
 捲りを仕掛けた動きに阿部拓が
 反応して、ラッキーだったな」


「確かに…。」


「普通はアレは、郡司が捲って
 阿部拓が牽制した内を鈴木玄が
 しゃくるところなんだけど
 被るのを嫌ったのかな、鈴木玄は。
 まったく、展開待ちと死に駆けでしか
 勝てない郡司に、今日も展開が 
 向いてしまったか。」


「せやな。」


12R
山田庸がS取りして、初手は
九州ー近畿ー浅井ー瀬戸内
そこから青板2角で石原が上昇
しばらく寺崎にフタをしてから
前に踏み込んだところ…





 

アフロ山崎が突っ張って
しばらく石原と小競り合い
岩津が捌いて石原をアフロの
番手に入れようとするも、
庸平が抵抗してまた両者並走…
で、半周くらいのガチのやり合い

なんとか九州が瀬戸内を退けるも


「こいつらバカだなぁ」
と、ゲラゲラ笑いながら
ホームあたりで寺崎ー古性が発進
踏み出しで浅井はブッチンして
あっという間に前を飲み込み



 

そのまま近畿両者がブッちぎって
ゴール前で古性がチョイ差し
3着にはアフロを差した山田庸で
前走着順で4人の3着選手の
最上位だったため、決勝進出決定。


「なあ…俺達はいったい
 何を見せられてるんだ?」


「大雨だったし前々にいなきゃ
 勝負権が無いのはわかるけど
 近畿が勝ちやすいように
 丁寧にじっくり時間をかけて、
 もがき合いをしちゃうとは…
 アフロは脚は好調でも
 頭は北津留とあまり変わらんな。

 しかしなぁ…寺崎の仕掛けに
 浅井は一歩目で離れるんだな。
 もう叩き合いに参加しなかった
 3人で決まると思ったのに。」



車券の結果は…
4日目まで全敗でしたが

1Rでようやく今回の初的中



人気のケンヤはバッサリ切って
泥試合・雨走路が得意な
ジャック園田から7万シュー
失ってたライフをお釣り付きで
取り戻したんですが



その後は落車・失格レースが
繰り返されて大荒れになる中
比較的配当が安かった7・8Rを
獲ったのみで、準決は全滅

1Rで返してもらったライフを
利息付きで半分くらい戻して終了
まあ、まだ決勝があるから…


(強がってみせる養分)

★★★★★★★★★★★★★★★


決勝予想

 


好調だと思われるのは
迷いなく仕掛けている寺崎と
直線でエグい伸びの簗田
相変わらず王者の走りの古性

2人ラインが3つに
単騎が3人の超コマギレ戦。

郡司の先行は無いでしょうから
犬伏か寺崎が駆けるんでしょうけど
寺崎も古性の地元とはいえ
死に駆けではないでしょうし
犬伏も河端に特に義理はなく
自分が獲るための自力勝負
仕掛けが始まるのが遅くなる
そんな感じでしょうかね。

初手は郡司が前を取るか
古性が取るのか…で、
郡司が取って犬伏は後方から
斬りに来て、そこを寺崎が
カマシ先行…みたいな感じで
進むんでしょうけど

単騎勢のそれぞれの位置取りとか
仕掛けどころまで考慮すると
展開が無限に考えられて
数パターンに限定、というのも
難しいでしょう。



オッズは古性が人気で
そこに寺崎や眞杉や郡司を
絡めたところが上位


以上を持って…今回は直感のみで
決めましたが、車券の軸は








戦闘狂・眞杉匠です。
相手はこちらも直感で
番手を回る古性に単騎の庸平
そして展開待ちの郡司、
デキは抜群の簗田

3連単  5=1246ー1246

展開上の根拠は、特にありません。
「単騎の眞杉は買い」という格言は
ありましたが、単騎で優勝した
2023年の小倉競輪祭の頃から
特に脚力が伸びているとは思いませんし
ヨコを覚えてから眞杉の車券を買うには、
失格のリスクが付きまといますが

おそらく、選手の方でも展開が
読みづらいメンバーだと思いますんで
起こったことに即時に対応する
アドリブ能力が求められて
それがあるのは古性と眞杉で
おそらく古性は人気になりすぎるので…

古性=寺崎で決まったら、やむ無し

あとは、九州応援車券
庸平のアタマを少々

かなり難しい決勝と思いますが
今年になってのGⅠの決勝は
すべて「そういうこと」案件の
単調なレースだったんで、
こういうコマギレもたまには
良いのでは…と思います。


さて…ワールドカップの
日本vsチュニジア戦と
被ってしまった最終日ですが
筆者は用事があるのでどちらも
リアタイでは見られませんで
決勝は夜にダイジェスト観戦と
なりそうですが…


6日間のお付き合い

ありがとうございました。
皆様とサッカー日本代表の

ご健闘をお祈りします。