最後のひとりは、決勝を「楽しんだ」男・小倉競輪祭エピローグ | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

花粉症でボロボロです。



今年最後のGⅠ開催、
第67回小倉競輪祭を制したのは
宮城の阿部拓真。



松本貴のカマシの3番手に飛びついた
吉田拓の後位から直線追い込んで
前を行く荒井を微差交わして
周囲はもちろん、本人も驚きの初戴冠。



3連単の配当は、なんと最低の
504番人気で35万円車券。



「優勝した気持ちですか。夢のようです。
 謝った方がいい案件ですかね? 
 504番人気が来てしまったので(笑)。
 『自分が一番ビックリしています』
 なんて言うけど、誰もがビックリ
 していますよね。」


吉田拓矢や新山響平といった
SS経験者を輩出している107期
在校順位はわりと上位でしたが
記念の優勝もなく、特別競輪での
優出は初めてでの一発ツモ

優勝賞金5000万円を獲得、
年末の平塚GPの出場権を得て
来年のSSが確定したわけですが

「9着の賞金しか見ていなかった。
 それに、グランプリが何日に
 やるのかも分かっていません(笑)。」

だそうで…こんな
「シャレで獲っちゃった」
みたいな選手が出たのは、数年前の
宿口陽一以来、くらいでしょうかね。

今回は一次予選で、眞杉の番手を
奪って捲りに乗って3着に入り
二次予選では先行する志田ー三谷将の
3番手を確保して2着
準決勝でも先行する郡司ー松井の
3番手を確保して2着

厳しい位置取りと嗅覚で得た決勝では、
同期の吉田拓矢の番手を得て
見事な追込みでの優勝


昨年の熊本記念で現地観戦した時に
やはり今回と同じように位置取りの
嗅覚を活かして決勝に進出した
阿部拓に、一緒にいた灰人さんから


「アイツは脚はないけど、位置取りの
 嗅覚とヤル気だけは感じるな。」

とのお言葉を頂いており、今回も
二次予選と準決勝ではヒモで
買っていたんですが…さすがに決勝で
こんな事が起こるとは…ねぇ。


「大切にしてきたのは
『気合、根性、ガッツ』(笑)。
 周りの選手と比べて能力がないし、
 脚もないので。
 僕は競輪界のヒール役だと思っていて。
 僕のことを嫌いな選手は
 いっぱいいると思うけど、
 それぐらい勝ちにこだわって
 やってきたつもりです。」

まあ、赤パンになったのでこれからは
優遇番組が作られますし、その中で
菅田・和田圭・大槻・櫻井といった
同県の先輩たちより一気に格上になり
新山・新田・成田・慎太郎・守澤と
いったSS経験者達と、並びを巡って
いろいろと面倒くさいことが起こると
思いますが…気合と根性とガッツで
乗り越えて行くのでしょう。


おめでとう!アベタク!



決勝のポイントは

・初手3番手が取れたヨシタク
・松本貴、気合いの打鐘カマシ
・山田久にコソドロする山田英
・暴君・荒井の番手捲り
・最後方のチョビ髭、落車のユキノリ



まず、初手は西の二人が取って
92/56/14/38/7
阿部拓にとっては、ここでSを頑張って
ヨシタクに3番手を取らせたのが
大きかったですね。


そして赤板で松井が斬って古性が
さらに斬るところ、ヨシタクが叩いて
ペースが上がり、そこを松本貴が
気合いの打鐘カマシッ!


 

3番手にはヨシタクがはまり、
7番手にいた山田英は内を突き
山田久を捌いて古性の後位に


最終バックで古性が捲るも、
併せた吉田拓に膨らまされ不発
そして吉田拓に合わせて荒井が
渾身の番手捲り…


 

最後方から松井も踏み出すが
位置が遠く、ユキノリは4角で
インから追い込むも、松本貴の後輪に
ハウスして落車


荒井が押し切るかに見えましたが
不発のヨシタクの後ろから追い込んだ
阿部拓がゴール前でグンと伸び優勝
3着には外を猛然と捲った松井


阿部拓の勝因は、特にプレッシャーの
かかる特別の決勝の重みを感じずに
本人がコメントで語ったように


「本当に心からレースを楽しめた」
ことと、初手で3番手の位置を
取れたことでしょうかね。

あとは…
ナショナルやワッキーが不在のため
超ハイペースの高速バトルにならない
記念の決勝くらいのメンバーで
同期のヨシタクがしっかり仕掛けて
くれたこと、これに尽きますね。


本命だった古性は、二次予選・準決は
展開が読みやすいメンバーだったため
位置取りをきっちりして、あとは技術で
なんとかすれば良かったんですが
決勝のメンバーでは、誰が駆けるかが
微妙な感じだったので位置取りが難しく
5番手からの捲りも焦って仕掛けた
感じだったのかもしれません。




そして…アカの他人で、今後の恩返しは
決して無いであろう荒井のために
打鐘カマシを打った松本貴は、たいへん
立派だったと思います。

今回は犬伏の番手を回った準決を除く
4走でライン先頭でしたが、すべて
バックを取ってラインの選手に貢献
復調途上の松浦に1着を獲らせた先行や
オグリューとの好連係で寺崎の捲りを
止めた二次予選、北津留の渾身の捲りを
ビタッと止めた準決勝と、称賛に値する
競走を続けていたんですが…


準決勝で、犬伏を残せていれば
優勝もあったと思いますんで…
寛仁親王牌に続いて、今回の決勝も
悔しい結果に終わりましたが、
筆者の心に残る競走をしていたのは
松本貴治でした。




そして…悔しい結果の
2・3着で終わってしまった二人


4角では獲ったか、と思われた
荒井は、ゴール前で阿部拓の
強襲を食らって悔しすぎる2着


「悔しい、ムカつく。これ以上無いよ。」
とのコメント



3着に終わった松井は


「取れた位置から一発を狙っていた。
 外を回されて前が遠かった。
 でも、やることはやったと思う」

だそうで…





ふたりとも悔しいでしょうけど、
またチャンスがあると思うので…














またチャンスがある…ッ?




















ゴラァ、パーマのデブッ!
他地区の松本貴が駆けてくれたのに
仕事せずにさっさと踏み込んで
しかも阿部拓に食われやがって
この恥さらし!


 

レースが終わった後も、
敢闘門に引き上げていくまでの間に
頑張ってくれた松本貴を称えるような
態度は一切なくて、コメントでも
「頑張って先行してくれた
 松本くんに申し訳なかった」

みたいなお詫びの一言もねぇのか、
だから山田英もお前の後ろに
付かないんだよ、この●●●●ッ!
礼儀知らずにも程があるだろッ!






それから、何回同じことを
やったら気が済むんだよ、
この●●●●の金髪チョビ髭ッ!
何のために郡司は準決勝で死に駆け
してやったんだよ、このサル!
 


準決が終わった後に浮かれて
ウキウキ踊ってんじゃねぇよ
そんなのは優勝してからにしろ!



 

てめぇみたいな泥舟に乗ったから
ユキノリはバック9番手になって
内に行くしかなくて落車しただろッ!



 

なにが、反省するフリの
「やることはやった」だッ!
何もやってねぇよ、勘違いすんな
郡司とユキノリに土下座で詫びろッ!


二人で反省会でもやってろや、
この恥さらしどもがッ!!

 

 









……あ、スイマセン。
久々にガチで取り乱しました。
お二人のファンの皆様には
気分の悪くなる文章をお見せして
たいへん申し訳ございません。



 

もちろん、松本貴とユキノリからの
車券を外してしまった筆者の
ただのグチ…でございます。
汚い言葉を使ってしまったこと、

お詫びします。


でも…たぶんスタンドにいたら
荒井に向かっては
「今年も帰ってドラクエすんのか?」
松井に向かっては
「また今年もウソ泣きすんのか?」
くらいはヤジったと思います。

まあ、この二人のお陰で
準決勝は獲ったんで、このくらいに
しておきますが…山田英明との和解で
一時的に空位になってしまった筆者の
「一番嫌いな、相性の悪い選手」
候補に急浮上しております。


最終日は前回ブログで書いた通り
スーパー銭湯に行って疲れを癒やし
たっぷり寝てから、夕方から飲みながら
ボチボチとレースを見ておりましたが…


画面の向こうで大熱狂している観客席を
眺めながら、昨日まであの中に自分も
いたのにな…と思いながら、なんか
不思議な気分になっておりました。


負け戦も少しだけ打ちましたが
獲ったのは11Rの眞杉が、決勝を
逃した悔しさでガチで近畿を粉砕する、
と見込んで眞杉ー吉澤ー流しで
安めの南の3着を5枚だけ
あとは嘉永応援車券を買いましたが
ヒモを間違えてアチャーとなり
もちろん決勝はカスリもしませんでした。



まあ、5日目のバカヅキの的中連発で
競輪祭のトータルの収支は、遠征費を
差し引いてもかなり浮きましたし
しばらくはライフを気にせずに
グランプリ辺りまで楽しめそうです。




今回は、ベッカム似さんの衝撃の
35万車券の的中から始まって
筆者も準決で2本当てましたので
読者の皆様にも

楽しんで頂けたと思います。
(珍しく自画自賛する養分)

開催中は多くの皆様にお越しいただき
コメントを頂きありがとうございました。
まあ、半分くらいはベッカム似さんの
お陰でしょうけど、決勝の記事は

当ブログの過去最高の閲覧数でした。


長かった6日間のお付き合い、
ありがとうございます。
お疲れ様でした。





さて…この後は悔しがってた
パーマ暴君が主役を務める佐世保記念
そして決勝の日が市長選の投票日の
伊東温泉記念、施設がリニューアルの
広島記念…と続き平塚グランプリで
今年のフィナーレなんですが




たぶん打つのは佐世保記念だけ
メンバー次第で準決・決勝の更新を
するかもしれません。
(信頼度・☆☆☆★★)


そして…そのあとはグランプリの更新
ガールズはベッカム似先生にお任せで
ヤンググランプリはあまり打つ気が
していなかったのですが、今開催で
世話になった西田優大クンが出るので
少しだけ遊ぼうかと思います。

で…グランプリメンバーが決定

脇本雄太(福井)96期
吉田拓矢(茨城)107期
寺崎浩平(福井)117期
嘉永泰斗(熊本)113期
阿部拓真(宮城)107期
古性優作(大阪)100期
眞杉 匠(栃木)113期
郡司浩平(神奈川)99期
南 修二(大阪)88期



南・寺崎・嘉永・阿部拓
初出場が4名いるんですね。
ワッキーの出場が微妙ですが
周回するだけで、大差のビリでも
800万円くらいもらえるはず
たぶん出るでしょう。

並びは近畿4名なのか微妙で
南を4番手にさせられないと
古性が判断すれば近畿別線
阿部拓は郡司の後ろも考えられる
ところですが、世話になったんで
眞杉ーヨシタクの3番手の選択も
ありそうで

眞杉ー吉田拓ー阿部拓
寺崎ー脇本
古性ー南
嘉永(単騎)
郡司(単騎)


この並びになると思いますが…
このあたりは前夜祭があるまで
いろいろ思いを巡らせましょう。

皆様、6日間お疲れ様でした。
またお越しください。