前回の更新で
「前橋寛仁親王牌までお休みします」
と書いておりましたが…
いくつか書きたい出来事があったのと
多忙な業務が一息ついて週末が連休になり
また、ドジャースは佐々木朗希の
謎の覚醒によって勝ち抜いちゃって
今週末には試合が無いみたいで
筆者の愛する、金に物を言わせて
勝利を手にするホークスは
大量の怪我人と不良在庫を抱えて
不安いっぱいのスタートでしたが
いつの間にか優勝してしまい
今週のクライマックスシリーズで決まる
挑戦者待ちの状況で、こちらも
松阪記念の準決・決勝はちゃんと
打てそうな感じになったんで
久しぶりに記念の更新です。
ただし、予想記事はかなり後半の方に
なっておりますので…ご容赦を。
★★★★★★★★★★★★★★★★
まず、藤井侑吾の栃木への移籍ですが
10月から苗字が杉浦になって
愛知→栃木に登録地が変更に
なるみたいですね。
中部では竹内雄作以来くらいの
徹底先行スタイルの選手で特別に出場
今年の名古屋ダービーでは選手代表で
敢闘宣言をした、地区を代表する自力が
突然の移籍宣言
結婚だったりご家庭の事情だったり、
という理由だと思いますんで、
まあそりゃ移籍も仕方ないかな…
という気もしますが
中部にいても使い捨てになるだけで
これ以上高目の人生が望めないとか
地区の他県を含めた選手との関係が
うまくいってなかったのかも…?
と、邪推してしまいますね。
地区のトップであるレフト先輩・浅井は
オールスターの平原とのコメント動画で
中部の若手について話をしていましたが
これから2ヶ月経たないうちに
こんな事態になるとは…ねぇ。
藤井クンが浅井に事情を話してないのか
すでに事情を聞いていたけど、さすがに
正式発表前に先バレしちゃいけないから
浅井が平原に「動画向けのコメント」を
したのか…どっちでしょうかね。
そして…このひと達との関係が
移籍に関連したのかも気になりますね。
以前にはタイトルホルダーだった深谷が
愛知→静岡に移籍したこともあり
その時も同じような推測がありましたら
中部って「そういう地区」でしょうかね。
いずれにしても、藤井あらため杉浦侑吾は
地区が変わると練習の環境とか
ラインの新しい人間関係の構築に
しばらく時間がかかるでしょうけど
記念や特別でまた活躍できるよう
新天地でのご健闘をお祈りいたします。
そして、もうひとつの話題
ドーピング問題で斡旋停止+出場自粛に
なっていた北井佑季が、南関地区の
地区プロ競技に出場したそうですね。
「今回の件(ドーピング違反)
に関しては、競輪で走る前に
改めてご説明させていただきたい。」
「これまで厳しい意見も多く
いただいてきた中で、
大きな声援が聞こえてきた。」
だそうですが…
SNSでの皆様のご意見も見ましたが
復帰して頑張って欲しい、みたいな
温かいコメントも多かったようですね。
筆者の意見としては、前に書きましたが
・出場する前にJKAの主催により
今回の経緯を説明する会見を開くべき。
重大な規則違反をした選手を競走に
復帰させるのであれば、JKAや
選手会も責任の一端を持つのが当然。
・北井は神奈川から他地区に移籍して
ノダゲンや伊藤信、ハラケンみたいに
「誰の後ろにも付かない」宣言を
するべき
(誰かが後ろにつくのは構わない)
あと、もう一つ付け加えるとすれば
・特別競輪(GⅡ・GⅠ・GP)への
永久斡旋停止
選手として復帰するのは別に構いませんが
南関ラインの選手、神奈川の選手にとって
今回の件で、今後に北井と連携するかどうか
難しい判断を求められると思いますし
選手それぞれで温度差があると思います。
まあ、A級からの再出発でしょうから
しばらくは記念・特別には出ないでしょうが
S級に昇格してしまったときに
南関・神奈川のトップである郡司を筆頭に
今までラインを組んで味方として戦った
選手たちがどんな判断を下すのか…が
不明瞭な状態なんですよね。
競輪というラインのあるバクチで
その判断を他の選手達に押し付ける、のは
いかがなものか…と思います。
グランプリという最高峰の舞台で
公正な競技を妨げ八百長を疑われる競走
ワッキーのカマシを無抵抗で出して
味方のはずの郡司をブロックした
あの行為はレースを壊すものでしたし
GP後の立川記念でのヤケクソみたいな
失格も精神状態がおかしいから、としか
思えないものでしたから…
JKAが認めれば復帰するのは構いませんが
北井の出るレースは買う気がしませんし
今後、特別競輪に出たら買わざるを得ない
かもしれないので…GⅡ以上には
永久斡旋停止を希望します。
読者の皆様には賛否両論あると思いますし
復帰する北井を応援したい、という
スタンスの方がいても良いとは思いますが
筆者個人としては、温かい対応は
まったく必要ない、という意見です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
さて…サボっていた間の
記念開催をプレイバック
いろいろ物議があった、福井共同通信社杯の
決勝から中4日での開催となった青森記念は
南関の大将・郡司が菊池岳の突っ張り先行を
バック3番手から捲り追い込んで
マークの南、5番手捲りの新山を抑えて
今年6回目となる記念優勝。
夏場は失格や勝ち上がりでの敗退が目立ち
調子落ちを懸念されていましたが
「自分で流れを崩してしまったところが
ありましたが、前回も今回の4日間も、
自力で立て直せているし、
もう少しよくなる感覚もあるので、
そこを取り戻しながら残り少ないレースを
しっかり走ります。」
3日制やSSが出ないなんちゃってGⅢを
除いた記念開催では、今年に複数回の優勝を
しているのは、深谷と清水の2回だけ
年間を通してコンディションを維持するのが
難しい中での記念6回優勝は凄い実績で
この記念優勝を中心に積み上げた賞金で
すでに年間賞金獲得額は1億円を超えて
年末の平塚GP出場をほぼ確定している
郡司ですが…
特別競輪での主役は近畿勢、そして
対抗勢力も若い自力選手が多い関東勢
脇役に甘んじている印象の南関ライン
そのトップとしては、地区全体を
盛り上げていく責任があるでしょうし
昨年、悔しい思いをしたグランプリ
地元開催に懸ける思いは強いでしょうから
残り2つの特別競輪で、どんな戦いを
見せてくれるでしょうか。
おめでとう!郡司!
なお、車券は…
決勝は共同通信社杯で世話になった南の
アタマから買おうと思ったんですが
なんか気持ちが乗らずに…
開催全体を通じてノーベット
郡司ー新山ー南での決着は
買ってたらハズレてたと思いますんで
ケンして正解。
S級特進して初の9車立て開催が
地元記念だった125期の小堀敢太クンは
毎日、自力を出して23⑨2の結果
Aでは無双の強さだったみたいで
今後も期待できそうですね。
それに引き換え、山ちゃんの息子の
歩夢クンは…最終日に落車失格
ヤンググランプリの有力候補だと思って
いましたが…出場自体が怪しいのかも?
続く向日町記念in奈良では
SSで唯一出場の犬伏湧也が優勝
けっこう軽い決勝メンバーでしたが
豪快なジャンカマシを決めて
追走の佐々木豪を振り切って押し切り
四国ワンツーを決め、繰り上がりの
SSになってから初めての記念制覇
「グランプリを走っていない中で
S班になり、なった以上は
勝たないといけないレースが
多くあった。
結果がついてきていなかったので
少し遅いですが、優勝できて良かった。」
今年の犬伏のこれまでのコメントに
「S班としての責任」というフレーズが
何度も使われてまして…それだけ
生真面目に思い詰めるタイプなのかも
しれませんが…なんかその言葉で
自分を縛ってるような気もしますね。
レース自体は、解説の内林さんが
「もう、展開が犬伏に向くように
他のラインが走っちゃいましたね」
というもので、前受けの金子幸が
上昇してきた庸平を突っ張り、
赤板で三谷竜がカマシ先行をした
そのスピードを借りた感じで
「カマシの上をカマシ」
みたいな感じで、犬伏にとっては
得意パターンな展開
ゴール後に吠えた犬伏は
「GⅢは2着などが続いていて
優勝が無かったので、その気持で
ゴール後は声が出ました。
この後は残る二つのGⅠで
結果を出さないとグランプリ出場が
見えてこないし、来年のS班の継続も
ないので、今日のことは今日で締め、
また頑張っていきたいと思います。」
おめでとう!犬伏!
そして…この開催で目立ったのは
京都の125期、谷地健太クン。
A級からの特進でS級の初出走が
いきなり地元記念でしたが
一次予選・二次予選は堂々の逃げ切り
準決勝も果敢に先行して、練習仲間で
先輩の山田久に1着を取らせる
堂々のS級デビュー。
青森記念でブレイクした小堀敢太は
京都産業大学の同級生だそうで
小堀クンがモロ陽キャな感じなのに対し
見た目は大人しい印象の谷地クンですが
近畿の伝統を受け継ぐ徹底先行で
気合を感じるレーススタイル
次走以降にも期待します。
なお、車券は…調子良さそうだった
庸平から買おうかと思いましたが
いろいろ迷った末に買わず。
JKAから特殊な養分としての
認定を受けている筆者ですが
年に数回、どうしても気が乗らない
時期がございまして…危機回避
最後に、入場者多数で豪華メンバー
盛り上がった京王閣記念ですが…
残念なアクシデントがあり
ダービー王・吉田拓矢は
7月の3日制のGⅢのときに
優勝をプレゼントした同期の
鈴木竜士が、二次予選で前回りして
恩返しのはずが…仕掛け損なって
落車した鈴木竜士に巻き込まれて
前に痛めたはずの手首から落っこちる
なんとも残念な落車
地元の寺沼を思いっきり跳ね上げて
イエロー越えの失格、散々な復帰場所に。
そして迎えた決勝
前受けの眞杉が突っ張り気味に
仕掛けたところを、菅田ー新田が
打鐘で一気にカマして先行
眞杉は菅田の後ろに飛びついて
新田にキツイ一発を食らわして
2角で落車を避けて、バックでは
画面に映らないほどの後方にいた
ワッキーがもの凄い捲り追い込みで
ゴール前で番手捲りの眞杉を交わして
優勝、眞杉が失格で繰り上がった
マクルー和田健が2・3着
優勝したワッキーのコメントは
「アクシデントを避けるのに必死でした。
避けた後は、無我夢中で踏みました。
前が遠いのを必死に詰め、その勢いで
いければと思っていました。
気が付いたら外を伸びていた
感じはしていましたが、
前までの感覚はなかったです。」
だそうで…最高の仕上がりに見えた
福井共同通信社杯の時のデキからは
ちょっと割引だったんでしょうか。
ともあれ、おめでとう!ワッキー!
まあ…巻き込まれた大川龍は
けっこう可哀想でしたが、ここ最近
目に余るようなインモグラーを
繰り返していた演説王・新田には
たいして同情の余地はありませんね。
車券の結果は…最終日だけ買いましたが
京王閣がとにかく得意で7月GⅢを制覇
ドル箱バンクにしている和田健を軸にして
1・2着で買っていた本線はハズレで
押さえに買ったワッキー・新田から和田健を
3着固定した車券がかろうじて的中
ワッキーが来なければ、マクル=和田健から
流した車券が的中で、3着オグリューは
2万車券だったのに…
かろうじて当てたけど、負け戦でヤラれ
トータルではマイナスでした。
眞杉も新田も消えているのに
2番人気の36倍とは…
(怒りを隠せない養分)
★★★★★★★★★★★★★★★★★
さて…ようやく松阪記念へ
台風23号の影響が心配されてましたが
そんなに心配無いようで
犬伏の突然の欠場は残念でしたが
メンバーはまずまず豪華で
初日はけっこう荒れてましたが
2日目は固いレースが連発され
実力者が順当に準決に
新山にウマとして小堀を付けてあげる
松阪の番組屋の忖度が感じられるメンバー
ジカ競りに行く別線のライン先頭は
もしかしたら末木が…くらいで
平和主義者の皿屋、脚落ちからようやく
多少戻った渡辺雄はヨコは無さそう
普通に小堀の先行で4番手の取り合い、
みたいなレースになりそうですが
小堀はまずまずの先行力があるので
決勝ならいざ知らず準決勝であっさりと
番手捲りを打つ展開にはならずに
新山がヘタクソな番手の動きで
なんとか小堀を残そうとするのを希望
展開上、新山はやむなしですが
直線長い松阪ではコースを探して
突っ込んでくる追い込み屋がいるので
村田と武藤が中や内のコースで突っ込む
スジ決着にならない展開を希望
3連単 2ー37=34567
37ー237ー23567
すんなり小堀クンが死に駆けして
番組屋
「二次予選と一緒で皿屋の番手か
古性、郡司、新山もご希望によって
用意できますが、誰にしますか?」
レフト先輩
と、いうわけで地元忖度番組
櫻井が駆けてヒデノスケとハラケンが
相手なら楽々に3番手がキープできる
郡司が軽く捲って浅井とワンツー
さすがにココでは波乱なし…で
近況好調のゴリライモ山形や
こういうバンクは得意なはずの
ジャック園田の追い込みがあっても
3着までかな…という気がするので
さすがに安すぎて購買意欲なし
ここも古性に岸田を付ける忖度番組ですが
2車ラインで別線は動きのいい松本貴に
気が強い吉澤、3車ラインの酒井雄で
10Rの新山に比べると、古性はそんなに
優遇されていないような…?
初手で枠なりに並ぶと
91/428/73/56
そこから吉澤が斬って松本貴が斬って
酒井雄の先行…を、強引に岸田が
打鐘あたりからカマシに行く展開
酒井雄のヤル気次第ではありますが
早めにペースが上がったところで
岸田がカマシに行ったら出切れないかも…
ってことで、ある程度の踏み合いがあれば
中団で脚を溜めてる松本貴の捲り一発
古性も前回失格しているだけに
ここで厳しい牽制や突っ込みをして
万一のアクシデントがあれば長期の
斡旋停止もあるので…ってことで
新車をお試ししていることもあり
展開上はやや割引き
軸は松本貴、相手には番手の桑原に
好調だと思うユキノリ、やむなく古性
3連単 7=123ー12358
あとは宗教上の理由で、ユキノリから
少々流して買う予定です。
2車単2=9が出ると松阪牛をプレゼント、
の肉キャンペーンで有名な松阪ですが
初日は2本出てますが2日目は0本
準決もメンバーを見る限りは
11Rの郡司、12Rの古性が1枠に
入ってしまってますので多少厳しく
10Rの②新山=⑨末木あたりが
なんとか可能性のあるところ…でしょうが
果たしてどうでしょうかね。
皆様のご健闘をお祈りします。