出て欲しかった男たち・福井共同通信社杯プロローグ | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

おめでとう、ビッグハート寺崎。

 

しばらくサボってすみません。
(恒例の挨拶)


さて…オールスター直後の開催になった
松戸記念は、地元の岩本俊介が
深谷のツッパリ先行を番手捲りし
SSになって初めての優勝を
地元記念で達成、滝澤正光氏と
めっちゃいい笑顔での記念撮影

 




「深谷(知広)君が、とんでもない
 気合いで、すごいペースでした。
 (中略)深谷君の気持ちを受け取って
 前に踏ませてもらいました。
 松戸のファンや競輪ファンの皆さんに
 感謝したいです。
 自力で獲った記念もありますが、
 前の自力選手の気持ちの入った
 レースのお陰で5回も優勝できました。」

相変わらず、異常に好感度の高い
岩本の笑顔のインタビューでしたが…


おめでとう!岩本!


そして、開催を盛り上げたのが
こちらも好感度の高い男
みんな大好き、ツルツル北津留翼



特選を制して3連勝で勝ち上がり
準決勝では、郡司を破って
小倉ラインで確定板を独占して
決勝でも深谷に突っ張られながら
中団に降りて再度捲りを仕掛け

 


後続の小川勇介、園田匠を
2・3着に導いて、競輪祭の出場権を
プレゼント


なお、車券の結果は…

買ってません。
オールスターの後半に打ちまくったので
反動で定期的に発症してしまう

 


「ウツノガムナシイショウコウグン」
の症状が出てしまいまして…
もともと相性が悪いバンクだったんで
松戸記念は全スルー


岩本の番手捲りと小川勇の好調を
SNSで推している方がいて
買おうかな…と思いつつもスルー


買っときゃ良かった…と
マンシュー獲り逃した気分でいっぱい



続く西武園記念は、来年から
「平原康多カップ」の冠開催に
なるそうで…

中野浩一、滝澤正光、神山雄一郎に
次ぐ4人目の個人名での記念開催に
「名誉なことなので、即答で
 お受けしました。」

と答えた平原
イベントでは相変わらずの大人気


で…決勝は同期の親友である
眞杉匠と森田優弥が別線を選択

そして3連勝のケンヤ、初連携となる
新山ー南の越境タッグも人気と
なりましたが…

レースは先輩4人を背負った森田が
新山を斬ったケンヤを叩いて先行
単騎の眞杉は5番手に入って
後続のケンヤと新山の動きを牽制し
捲り追い込みで地元勢を捉え
昨年に続く大会2連覇で優勝


眞杉にとって西武園バンクは
初めて特別競輪を制した思い出の地
この優勝の後、9月は斡旋停止で



「この後、1カ月レースが空きます。
 合宿の予定もいくつか入っているので
 しっかりこなし、10月の
 寛仁親王牌に備えます。」
だそうで…すでに賞金で年末の
平塚グランプリへの出場は決定して
いるとはいえ、タイトルを目指す眞杉の
姿勢はさすが関東のトップ


おめでとう!眞杉!


車券の結果は…
最終日だけ打ちましたが
「単騎の眞杉は買い」の格言通り
眞杉のアタマから買いながら
2着の宿口がなくてハズレ


 

 

そして、準決勝でのスタートしてから
半周くらいでの吉田拓矢の落車は
失格にはならなかったそうで…


 

 

 

落車警察に出動要請がされましたが
「あそこは、関東の人気選手は
 全部審議がセーフになるんで
 出動するだけムダです。」

との回答で、出動拒否されたそうです。



最後の前哨戦となった岐阜記念は
わりと手薄なメンバーの中、
きっちり決勝まで勝ち上がった
犬伏ー清水のSS連携が人気となり
逃された形になった纐纈ー志智を
犬伏が捲りきって清水がチョイ差し


 

 


 

今年2回目のGⅢ優勝も
あまり笑顔はないままで、
優勝インタビューでは観客から
「もっと笑って!」と声がかかり
苦笑いみたいな感じになった清水


 

賞金でのグランプリ出場は
難しい位置になってしまっていますが


「現状、グランプリを意識して
 どうこうは考えていない。
 目の前の一戦一戦をしっかり走って
 どこかでGⅠを獲れるように
 頑張ります。」

だそうで…SSの常連なんですが
GⅠは一回だけの獲得、犬伏やカイヤの
番手が回れる現状はチャンスだと
思いますんで…ファンの皆様も期待する
「2つ目」が欲しいですよね。


頑張れ、清水。

なお、車券の結果は、

好調続く嘉永から流したものの…

犬伏よりも先に仕掛ける勇気が足りず
チョビ髭菅田に牽制され不発で終了。

 

 

 

 

 

3着の志智さんは、纐纈の先行から
切り替え自力気味に踏んで3着


なんか風貌が、間寛平師匠に似てきた
ような気がしますが…お達者ですねぇ。
 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

さて…

ようやく福井共同通信社杯へ

 

 

福井競輪場は、直線52.8mの
400バンクで、直線の長さも
カントも標準的で風も強くなく
夏はややバンクが軽くなるものの
逃げ・捲り・追い込みの決まり手が
同じくらいの割合で出現するので
「特徴がないのが特徴」
と呼ばれる走路



バンクには特徴が少ないのですが
共同通信社杯では例年
「自動番組」と「特選シードなし」
という大きな特徴がありまして

一次予選、二次予選は選考順位と
着順で自動的に番組が決定されて
同地区がごっそりまとめられたり

徹底先行の選手が単騎だったり
優遇される格上の追込選手がウマなし
だったり…と、やたらと偏った番組が
神様のイタズラで、できるわけですが
普段の特別では見られない番組を
楽しむのもまた良し


特注選手は…
やはり今年の特別競輪で2回優出
いつ獲ってもおかしくない脚力の
太田海也



オールスターの後は全日本トラックの
競技に出場、スプリントとケイリンで
優勝したそうで…

脚力だけならすでに日本一



そして、オールスターを優勝した
寺崎浩平は地元凱旋の開催ですが



 

GⅠでの大活躍がありながら
未だにGⅡ・GⅢは無冠、という
意外な戦績
ホームバンクの大声援を受けて
おそらく選手代表の敢闘宣言なども
することになるのでしょうが
凱旋優勝を果たすことができるか

 

同じく地元のワッキーは…

オールスターのあとは見ていなくて

 

 

ワッキーチャンネルは

ラーメンと麻雀の話題しか

ないみたいなんで…調子不明

 

 



そして…

前年度の宇都宮共同通信社杯の

覇者である眞杉匠は、失格により

斡旋停止期間中で欠場

SSに繰り上がった松浦も

落車の影響が長引いてるのか欠場

 

この二人の不在は、寂しいですね…。

 

 

地元のビッグを盛り上げるために

なんとか斡旋課がねじ込みたかった

 

市田龍生都は、いろいろあって

S級特進も予定より遅れてしまい

選考に間に合わず…しかもS級の

デビューの別府F1で落車して欠場中

 

そして…故人の話題を出すのは

いかがなものかとは思いますが

存命であれば、寺崎やワッキーと

連携していたであろう

故・野原雅也さんも

 

ここにいて欲しかった選手ですねぇ…

 

 

 

まあ、出ない選手のことばかりを

語っても仕方ありませんので

出場する選手たちが、福井の舞台で

どんなドラマを見せてくれるのか

本日の午後に発表される

自動番組を楽しみにしましょう。

 

 

きっと場内はエンターテイナーの

支部長・ワシコーこと鷲田幸司が

全力で盛り上げてくれるはず

 

 

皆様、4日間のご健闘をお祈りします。

初日の予想は、また別に更新します。