直前の取手記念では
引退したばかりの平原康多の
トークショーが行われて
大盛況だったそうで…
かつての盟友・武田豊樹や
共に戦ってきた芦澤兄弟
教え子とも言える眞杉・吉田拓
佐々木悠・吉田有ら関東勢に
優勝の期待が集まりましたが
主役のひとりであった眞杉は
準決で、平原の代わりに追加で
参戦した岩津の徹底ブロックで
捲りを止められてまさかの9着
決勝には吉田拓・杉森の2名しか
上がることができずに
松井ー郡司ー佐々木眞ー和田健の
南関勢が本線となり4人結束
神奈川の記念みたいな感じのメンバー
雨の中で行われた決勝では
前受けした吉田拓が松井を突っ張り
そのまま死に駆け気味の先行して
再度踏み込んだ松井の捲りに合わせて
杉森が番手捲りを打つも…
外を強襲してきた郡司が1着で
成田ー杉森で入線
郡司は今年早くも5回目の記念優勝。
「記念では、まとまった成績が
残せていると思うのですが
GⅠ、GⅡになると一つ、二つと
レベルが上がるのを感じているので
そこでいかに勝負できるかが
後半戦に向かう中で課題だと思います。」
と語る郡司
自力でも勝ち負けできる脚力があり
層の厚い南関の自力選手を使い放題に
できる立場でもあり、今が選手としての
全盛期ではないかと思いますが
GⅠ・GⅡでは強い本線であるがゆえに
他ラインからマークされることも多く
ナショナルのスピードや古性の強盗に
どう対応するか、という課題もあり
そこを越えたら次のタイトルや
平塚GPが見えて来るんでしょう。
おめでとう!郡司!
そして、最終日開催の
チャレンジのレインボーカップは
全員が125期の単騎のレースで
大阪の久田朔クンが1着で
A級2班への特別昇班
う〜ん…顔はなかなかイケメンですが
ここまでチャレンジにいたってことは
S級までの道は遠そうな気が……
次に世間の話題に上がるのは
いつになるんでしょうかね。
★★★★★★★★★★★★★★★
さて…別府記念へ
九州地区の記念だしメンバーも
まずまず良かったんで
ちょうど土日が休みになったし
現地に行こうかな、と思ったんですが
ナイター開催で日帰りはキツイので
いろいろ考えた末に断念
準決と決勝は家でビール飲みながら
観戦することに。
一次予選ではまずまず固い決着が
多かったんですが、予選メインの
11Rに出場したチカヨリは
中島ー尾形の先行を捲れずに不発
チカヨリ=村田雅の2車単は
押し切りで2.5倍、差して2.2倍
圧倒的な人気に応えられずに
初日で飛んでお帰り…
昨年は特別でも大活躍で飛躍の1年に
なったチカヨリ、今年はさらなる
カクセイをキタイしたんですが…
まさか、「そういうこと」
じゃないよね?
直前で犬伏と松浦が欠場になって
割り引きも、まずまず豪華な特選は
珍しく初手中団から打鐘前に先行態勢に
入った新山を、アフロ山崎が一気に
カマして出切るも…全く粘れずに
ただの第二誘導員になって終了
捲ってきた深谷に合わせて
新山が番手から踏み込んで
追走の菅田が差して東北ワンツー
人気だった深谷ー岩本の南関勢は
まあ…あの展開じゃ仕方ないでしょうね。
続いた二次予選では
地元・大分勢の頑張りが目立ち
6Rでは果敢に駆けた一丸が4着で
小岩が2着に入り共に準決に進出
7Rでは地元の甲斐が坂井の先行を
捲って追走の小林弘に1着を獲らせて
自身も4着に粘って準決進出
そして10Rではアフロ山崎の先行で
地元の阿部将が快勝して、51歳の
大ベテラン・牧さんがチギレながらも
直線で追い込んで3着に入る大健闘
大分のレジェンドである、あのお方も
弟子の甲斐の活躍に喜んでいるでしょう。
準決ではSSの新山に挑む甲斐俊祐クン
果たして「豊後の虎」の弟子として
爪痕を残す競走ができるでしょうか。
準決予想
天気は曇りで気温はこの時期では
平均くらいの予報
海沿いにあって強風が吹くことが
多い別府バンクですが、本日は
あまり風は強くならない様子
2日目は先行して2着に粘った寺崎
出入りの激しいレースながら
きっちり捲りきったアフロ山崎
両者の激突なんでしょうけど…
スタートが早い村上博、阿部拓も
前を取りに行くでしょうが、気合いで
九州が前を取りきって枠なりに
① 147/52/38/69
または近畿勢が前受けして
② 52/147/38/69
どっちかの初手になりそうですが
寺崎は脚を使わずに引いてからの
捲り一発で勝負したいところで
地元の2人を付けたアフロ山崎は
カマシよりも早めの打鐘先行を
狙っていきそうな感じなんで
上記の①よりは②になりそう
で…九州人の筆者としては
九州ワンツースリーを
買うべきなんでしょうけど
多少は中島が抵抗したり
寺崎が高速で捲ってきたり…で
阿部将も小岩も仕事させられて
本線とはいえラインで決めるには
厳しそうな展開
好調に見えた宇都宮記念の後に
首痛を発症したのが気になりますが
他のライン先頭がヨコの動きに
厳しく無いだけに、位置取れる
阿部拓が九州の後ろを獲って
捲ってくる寺崎の動きを見ながら
バック〜2センターの間に
捲り追い込みで勝負
直線がやや長めの別府なら
ゴール前で届くはずで軸に
相手は番手有利な阿部将、追走の櫻井
二次予選の動きが良かった村上博
3連単 3ー248ー124578
3連単 245ー3ー124578
押さえには阿部将から筋違いか
寺崎が脚を溜めての捲り一発の
どっちかを、オッズ見て購入
九州の3人は全員自力持ちですが
キャリアから考えると先頭の岩谷が
「そういうこと」なのかというと
ちょっと確信が持てず
まあ…強敵相手にラインから決勝に
進む選手を出す、となると
先行する気のない隅田と菅田を
味方につけて、深谷を後方に置いて
7対2みたいな感じにして
岩谷が早めの先行、番手から一丸が
バックで自動発進っていうのが
確実な気もしますが…コメントからは
「先行」と明言はしてないんですよね。
普通に深谷=岩本で決まるような
気もしておりますが、2車ゆえに
九州勢の抵抗をそれなりに受けそう
人気になったら買いたくないんですが
近況の充実と、南関と九州に
人気が集まりそうな気がするんで
チョビ髭・菅田から
相手は番手の友和、岩谷が駆けた場合は
抜け出す一丸、深谷の番手から追い込む
岩本で
3連単 7=239ー12359
深谷=岩本で激安決着したときには
諦めましょう。
近畿の2人がどこにつけるかと
思ったら…新山ー守澤の後ろで
4車ラインになりましたか。
前受けして初手の位置が
東北近畿ー九州ー菊池松谷
になって新山が突っ張り先行なら
菊池や甲斐が少々抵抗しても
そのまま押し切れそうで
ダッシュ戦だとクチが開きがちな
守澤も、突っ張り先行なら追走に
問題はないので…村田までの
3人で決まってしまいそう
悪魔の一手は、菊池が新山の突っ張りに
抵抗してペースが上がってしまい
菊池が引いた瞬間に甲斐がダッシュで
ペースに入れようとした新山を
叩いてしまう展開ですが…
それでも4車の新山ラインに
アクシデント以外で別線が勝てる
姿は思い浮かばないんで…ケンですね。
準決勝に9人勝ち上がった九州勢ですが
果たして決勝に何人上がるでしょうか。
せめて3人くらいは…お願いします。
先日引退した平原は、取手記念に続いて
別府でもトークショーにゲストとして
登場したそうで…